週刊『印刷雑誌』


週刊『印刷雑誌』 9巻16号 2018年4月23日
Japan Printer weekly Vol.9, no.16
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』(税抜1400円)と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

■プロの世界

SO-KEN,フラッシュ撮影で隠れた絵柄が浮かび上がる印刷サービス
 SO-KENは4月19日,フラッシュ撮影すると,肉眼で見えない隠れた絵柄が浮かび上がる印刷物を提供する「フラッシュプリント」サービスを始めた。再帰反射印刷技術を応用しており,特許出願中。フラッシュ撮影時に浮かび上がる絵柄はフルカラーが可能で,シールタイプのため平面だけでなく立体物にも貼ることができる。例えば,同サービスを使用したフォトブースを2万8000円/平米〜で製作する。BtoBに向けて専用メディアも販売する予定。東京リスマチックをはじめとする日本創発グループ傘下のグループ会社と共同で行っている。

OTAS,アクリルに写真プリント
 OTAS(オータス)は4月18日,写真データをメールで送ると厚さ5cmのアクリルに直接プリントしたフォトスタンドができる「アクリルフォトプリント 10×10×5cm」の販売を楽天市場内「OTASダイレクト」,Yahooショッピング内「PrintPlus」のショップで始めた。料金は税込1万2960円。オプションで文字入れも可能(税抜500円)。

ジェー・ビー・エフ,印刷通販の新規会員登録キャンペーン
 ジェー・ビー・エフは,同社が運営するWebサイト「印刷通販JBF」において,新規会員登録すると5000円分が割引になるポイントをプレゼントするキャンペーンを行っている。

キヤノン,ビジネス向けA4モノクロレーザー複合機を発売
 キヤノンとキヤノンマーケティングジャパンは4月26日,ビジネス向けA4判モノクロレーザー複合機「Satera MF521dw」を発売する。出力速度はA4判片面で毎分43枚,スキャン速度は新たに両面同時読み取り機能および自動原稿送り装置を搭載したことによりモノクロ300dpiで毎分70ページを可能にした。最大2660枚の給紙に対応したほか,A4・A5・A6判のサイズ,色の異なる用紙を各カセットから給紙できる多段給紙にも対応したことにより,複数の用紙を扱う医療機関や調剤薬局などでの業務の効率化も図る。

富士フイルム,写真向け小型インクジェットプリンタ発売
 富士フイルムは4月16日,小型インクジェットプリンタ「Frontier(フロンティア) DE100」を写真店などに向けて発売した。新開発した4色インク「ViViDiA D-photo」や1200×1200dpiのインクジェットヘッド,専用インクジェット用紙,画像処理技術「Image Intelligence」の組み合わせにより高画質を図った。最小幅89×送り長50mmの小サイズから,最大幅210×送り長1000mmの長尺まで幅広い出力サイズに対応するほか,仕上がりの雰囲気が異なるグロッシー(光沢),ラスター(半光沢)の2種類の面種に対応する。本体寸法は横490×奥行430×高さ354mm,約26.5kg。

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 日本を代表する雑誌「アンアン」「クロワッサン」「エル・ジャポン」などで鋭感覚のレイアウトをプロデュースしてきた著者が,理論と技法を多数の実例でわかりやすく展開する。『写真を活かすレイアウト』

DGSHAPE,半導体レーザー箔転写機を発売
 ローランド ディー.ジー.の子会社のDGSHAPEは5月1日,化粧品や文房具などプラスチック製品の加飾に向く半導体レーザー箔転写機「LD-80」を発売する。プラスチック製品への箔による加飾を,半導体レーザー技術を活用することで可能にした小型卓上箔転写機で,金型を用いる従来の箔押し方法より安価でオンデマンドな加飾が可能となる。対応する材料の大きさは,最大で幅100×奥行200×高さ20mm,または200×100×20mm。転写領域は幅80×奥行80mm。オープン価格。

大日本印刷,Pontaポイントとdポイントを導入
 大日本印刷と丸善ジュンク堂書店は4月16日,共同で従来からのhonto(ホント)ポイントのサービスに加え,ロイヤリティマーケティングの「Pontaポイント」とNTTドコモの「dポイント」を導入したことを発表した。一度の購入で新旧のサービスの両方のポイントをためることができ,購入金額200円(税抜)につき1ポイントがたまる。

大日本印刷,スマホから届出印をオンラインで提出するサービス
 大日本印刷は4月17日,銀行口座を保有している利用者がサービス変更や追加サービス申込時に求められる届出印を,スマートフォンの専用アプリを通じて金融機関に提出できるサービスを開発したと発表した。4月より「みずほビジネスデビット」の申込手続きにおいて利用されている。

凸版印刷,指紋認証対応カードを製造・販売
 凸版印刷は4月中旬,フランスのIDEMIA社が開発した,クレジットカード本体に搭載した指紋認証機能で決済時にPINコードの入力が不要となるICカード「F-CODE(エフコード)」の日本国内での製造・販売を始めた。同カードは発売に先駆けて,ジェーシービーが「JCB Biometrics Card」としておもに社員向けに発行し,利便性や実用性の実証実験を行っている。

モリサワ,多言語ユニバーサルデザイン書体の可読性実験
 モリサワは4月18日,多言語フォントのユニバーサルデザイン書体「UD新ゴ ハングル,UD新ゴ 簡体字,UD新ゴ 繁体字」の可読性に関する比較研究報告を公開した。簡体字と繁体字の比較研究実験により,各言語を同じ条件で多重分析したもので,一連の実験はソウル,上海,台北で各言語を母国語とする被験者を対象に実施した。ソウル,台北では教育機関や当事者団体の協力を得て,現地在住の弱視者実験も行った。これによ「UD新ゴ ハングル,UD新ゴ 簡体字,UD新ゴ 繁体字」は比較した書体中,さまざまな視機能の被験者にとって最も読みやすい,という結果となった。

電子書店5社が「日本電子書店連合」を発足
 アムタス,イーブックイニシアティブジャパン,エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ,パピレス,ビーグリーは4月16日,連携して発起人となり「日本電子書店連合」を設立した。電子書籍市場の成長にともない起こっている,海賊版サイトをはじめとしたさまざまな問題の解決と,読者に対する正規版購入への理解と正しい知識を知ってもらう取組みを行う。

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 出版デジタル機構 元会長の植村八潮氏(専修大学教授)が,現在の電子書籍ブームへの軌跡を10年以上にわたり追い続けた記録を一冊に集約。『電子出版の構図』
 本の歴史とICT技術の発展の双方を見つめ続けてきた著者が,「本」と印刷,そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。『電子書籍は本の夢を見るか–本の未来と印刷の行方–』

全日本印刷工業組合連合会・全日本印刷産業政治連盟,理事会・総会
 全日本印刷工業組合連合会は4月27日,東京・新富の日本印刷会館で理事会を,全日本印刷産業政治連盟は総会を開く。

BSクリエイト,夏に横浜でポスター印刷専門店を開設
 BSクリエイトは今夏,同社が運営するポスター印刷専門店「ポスターラボ」の3号店を横浜地域に開設する。今後は神戸,名古屋,福岡,広島,宮城,北海道にも出店を計画している。

共同印刷,守谷第一工場に軟包装の専用工場が完成
 共同印刷は,軟包装事業の拡大のため2017年4月より建設を進めていた,生活・産業資材部門の主力工場である守谷第一工場(茨城)の軟包装専用棟が3月末に完成し,4月18日に竣工式を行った。この新棟では「FSSC22000」認証取得を視野に入れた生産環境を構築するとともに,物流効率の向上や省エネルギーを推進する。6月より順次,本生産を始める。

紅屋オフセット,5月7日に本社移転
 紅屋オフセットは5月7日,本社を移転し営業を始める。新住所は〒112-0012東京都文京区大塚3-20-1紅屋茗荷谷ビル。電話03-6902-9132。

大日本印刷,包装事業部を移転
 大日本印刷は5月7日,包装事業部の事務所を移転する。新住所は,〒277-0871千葉県柏市若柴250-1,電話04-7134-0538,FAX04-7134-0545。

読書人元社長の植田康夫氏が逝去
 読書人元社長で上智大学名誉教授の植田康夫氏が,4月8日に逝去された。享年78歳。日本出版学会の会長,大宅壮一文庫の副理事長などを務めた。5月下旬ころに大宅壮一文庫,読書人,日本出版学会などの共催でお別れの会を開く。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

5月13日まで,大日本印刷がアニメ「プリティーシリーズ」展
 大日本印刷は5月13日まで,市谷の「東京アニメセンター in DNPプラザ」で女の子に人気のアニメ「プリティーシリーズ」の企画展「“劇場版プリパラ&キラッとプリ☆チャン〜きらきらメモリアルライブ〜”プリティーミュージアム」を開いている。映像上映や資料展示,キャラクターの衣装の展示などがある。オリジナルグッズの販売もある。入場料は中学生以上1000円,3歳〜小学生以下500円。火曜休館。
https://animecenter.jp/plan/07_p-museum.html

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 音楽ジャケット制作エピソード徹底解剖!デザイナーがこだわり抜いた音楽パッケージのデザインクリエイティブと製造技術,それらに関わる人々のエピソードを豊富な写真とインタビューで紹介。『ミュージック・ジャケット・ストーリーズ-見て楽しむ特殊パッケージの世界-』

4月25日〜7月1日,凸版印刷と東博が伊能忠敬の偉業をVR上演
 凸版印刷と東京国立博物館は4月25日〜7月1日,上野の同博物館で,伊能忠敬没後200年を記念してバーチャルリアリティ(VR)作品「伊能忠敬の日本図」を上演する。同博物館所蔵の「日本沿海輿地全図(伊能図)」の高精細VR映像を鑑賞しながら日本各地を巡る内容で,同地図の絵画的な美しさや伊能忠敬が日本地図をどのように作ったのかをバーチャル空間の中で学べる。上演終了後,スクリーンの映像を背景に記念撮影もできる。鑑賞料は高校生以上500円,中・小学生300円。
http://www.toppan-vr.jp/mt/showing/upcoming.html

5月9〜11日,大阪でマテリアルズ・インフォマティクス技術セミナー
 リードエグジビションジャパンは5月9〜11日,インテックス大阪で開かれる「関西 高機能素材Week」において「マテリアルズ・インフォマティクス専門技術セミナー」を併催する。素材の強度や導電性といったデータを大量に集め,スーパーコンピューターやAIなどを使って材料の比較や組み合わせ方を高速計算する技術の導入事例を紹介する。参加無料。要申込。
https://reed-speaker.jp/Conference/201805/material/top/?id=MI

5月10日,印刷会社向けにストーンペーパーのセミナー
 ディップは5月10日,東京・新宿の同社で印刷会社向けに,TBMが提供しているストーンペーパー「LIMEX(ライメックス)」のセミナーを開く。参加無料。要申込,定員20人。
https://www.limex.dip-net.co.jp/seminar0510

5月16〜18日,東京ビッグサイトで「教育ITソリューションEXPO」
 学校向けIT専門展「教育ITソリューションEXPO」が5月16〜18日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。業務支援システムやICT機器,デジタル教材,eラーニング,各種学校向けサービスなどが展示される。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円(招待券持参で無料)。
http://www.edix-expo.jp/

5月16日〜6月11日,日本デザインコミッティーが活版印刷の句集展
 日本デザインコミッティーは5月16日〜6月11日,東京の松屋銀座にあるデザインギャラリー1953で「図即地,地即図。方眼子句集の活字組版を視る読む。」展を開く。デザイナーの山口信博氏が自身の俳句をまとめ,活版印刷によって制作した句集『かなかなの七七四十九日かな』をテーマに,活版印刷の技法や同氏のデザイン理論を紹介する。展覧会の監修は小泉誠氏。入場無料。5月19・20・26・27日に,東京・銀座の日本デザインセンターでトークショーもある。参加無料。要申込,定員は各回100人。
http://designcommittee.jp/2018/04/20180516.html

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 嘉瑞工房創立者である井上嘉瑞氏の著述と組版作品を2分冊で復刻。戦前から前後にかけて井上氏が著した活版印刷,とくに欧文組版におけるタイポグラフィについての思想と実作品を通して,現在の組版意識の高揚を図る。『「井上嘉瑞と活版印刷」作品編』『「井上嘉瑞と活版印刷」著述編』
 天正遣欧少年使節の従者として活版印刷術を西洋に学び,初めて日本に伝えたにもかかわらず,歴史から葬り去られた日本最初の活版印刷人コンスタンチノ・ドラードの物語。『活版印刷人ドラードの生涯 リスボン→長崎 天正遣欧使節の活版印刷』(オンデマンド新装版)

2019年4月3〜5日,東京ビッグサイトで「コンテンツEXPO」
 本分野の見本市「コンテンツEXPO東京」が2019年4月3〜5日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。コンテンツの制作会社や,分析・AIを用いたツール,アドテクノロジーなどのソリューションを提供する企業が一堂に出展する。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円(招待券持参で無料)。
http://www.content-tokyo.jp/

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2018年5月号【特集:印刷企業の差別化戦略】(好評発売中)
 最近,中小印刷会社による地域活性化ビジネスの事例が見られます。地域誌や,観光,インバウンドなど様々な取り組みがあるようです。『印刷雑誌』5月号では地域活性化の一つのモデルを紹介しますが,それに加えタウン情報誌,ストーンペーパーへの印刷やUVによる隆起印刷の事例を紹介します。そのほか高線数・高濃度印刷,デザインに凝った名刺,品質検査による顧客の信頼など,印刷会社の差別化戦略を取り上げました。

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2018年4月23日発行
編集:末包愛,古性基樹
編集・発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

 

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