週刊『印刷雑誌』

週刊『印刷雑誌』1巻32号 2010年12月6日
Japan Printer weekly vol.1, no.32
毎週月曜日10時発行(発行日が祝祭日のときは翌日発行)

週刊『印刷雑誌』は,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

暁印刷と豊国印刷,電子書籍制作ラインの構築で岩見沢市と協働
 暁印刷と豊国印刷は11月30日,電子書籍の大量制作ライン「e-Book Digital Factory」の事業において北海道の岩見沢市と協働することで合意した。同事業にすでに参画していたhon.jpとポルタルトに加え,はまなすインフォメーション,フロックデバイス,ソーシャル・エイド・リサーチ,あかり家が参画し,はまなすインフォメーションの電子文書入力センターを拠点とした電子書籍制作業務ラインを構築する。e-Book Digital Factoryでは電子書籍制作に必要な教育や環境整備支援,受注活動を行い,岩見沢市が地域産業の振興と雇用促進の観点から事業を支援する。

石田製本,PDF書籍製本サービスを提供
 石田製本は12月1日から,オンデマンドの製本サービス「SmartBook」を始めた。WebサイトよりPDFファイルを送るだけで,印刷,製本し,指定先に納品する。送料は無料で,1冊10ページ980円〜,判型はA6,A4判など5種を用意。納期は注文後2営業日で発送対応する。また,注文書籍のePub形式への無料変換サービスも合わせて行う。

DNP,画像データ貸出サービスとオリジナルラベル
 大日本印刷の子会社のDNPアートコミュニケーションズは,東京富士美術館収蔵作品のデジタル画像データ貸出サービスを11月30日から始めた。画像はモネやルノワールなどのルネサンスから近代の西洋絵画や,桃山時代から現代の日本絵画の名品を中心に約100点で,Webサイト「Image Archives」よりダウンロードできる。出版物や新聞,ビデオ映像,電子書籍などに利用可能で用途により価格が異なる。
 また,DNPアートコミュニケーションズは,一般酒類小売業免許を取得し,フランス産のワインやシャンパンにフランスのアート作品を組み合わせたオリジナル商品の販売を12月3日より始めた。ワインまたはシャンパンとアート作品画像を使用したオリジナルグッズのセットのほか,アート作品画像を印刷したオリジナルラベルを添付したワインを用意し,メッセージカードを添えることができる。

廣済堂,出版社の電子出版事業を支援
 廣済堂は来春より,電子出版事業を総合的に支援するクラウド・サービスの提供を出版社向けに始める。電子出版のコンテンツ,売上,印税支払いの管理システムを,クラウドコンピューティング形式で月額数万円程度の価格で提供する。
 なお同社は同サービスの提供にあたり,日本アイ・ビー・エムのパブリック・クラウド・サービス基盤を国内で初めて活用する。同基盤はメモリーやCPU,ディスクなどのIT資源をWeb経由で提供する。また,仮想サーバーを簡単に割り振れるため即座にサービス提供が可能。アクセス制限や定期的なウイルスチェックなど,セキュリティ機能も充実を図った。

博報堂アイ・スタジオ,著名人と年賀状交換できるサービス
 博報堂アイ・スタジオは,ヤフーと連携してインターネット上で紙の年賀状の作成,購入,投函が可能なサービス「ネットで年賀状」で各種年賀状印刷の提供を2011年1月15日まで行っている。12月1日より,俳優やタレントなど著名人と年賀状を交換できるサービスや利用料を0円(1人5枚まで)にした年賀状印刷サービスも追加した。

コベック,課金機能搭載の電子書籍ストア開設システムを発売
 コベックは12月1日,iPadとiPhone端末向けに電子書籍ストア開設システム「Wisebook2 for iPhone/iPad BookShelf」の販売を始めた。アプリケーションの配信サーバーと端末上で動作する本棚アプリケーションをまとめており,短時間・低コストで電子書籍ストアを開設できる。1つのアプリケーション内で複数のコンテンツを有料で提供して課金する機能も搭載し,電子書籍の登録や管理業務の効率化を図った。

プラスワンインターナショナル,デザインコンペのコミュニティサイト開設
 プラスワンインターナショナルは12月1日,デザイナーの投稿と顧客の依頼により,Web上でデザインのコンペティションを行うコミュニティサイト「デザインミープラス」を開設した。Web上で不特定多数の個人にデザインを依頼し,気に入った作品に対して報酬を支払う仕組み。SNSの機能を採用しているため,デザイナー同士の情報交換や,投稿作品を互いに評価することもできる。同サイトではすでに通天閣観光と提携した公式デザインコンペティションが決まっており,プロデザイナーからフリーランス,学生までが対象。

プリントミックス,試し読み用の電子書籍を公開
 NPO法人プリントミックスは,同法人が発行した書籍『DTPの出力トラブルはなぜ起きるのか?』(古殿竜夫著)の本文10数ページを電子書籍化し,試し読み用にWeb上で公開した。Windows XPおよびMacOSX10.4以降のAdobeFlashPlayerがインストールされているPCで閲覧できるほか,iPadとiPhoneとiPod touchでも配信している。

大川印刷,食材表示で食のユニバーサルデザインを目指す
 神奈川・横浜の大川印刷は,食のユニバーサルデザインを目的とした「食材ピクトグラム」を推進している。同ピクトグラムは同社が横浜市やNPO法人インターナショクナルと共同で開発したもので,11月に横浜で催されたAPEC国際首脳会議において関連する主要6ホテルで試験運用が行われた。主要食材およびアレルギー成分表示義務がある14品目を誰にでもわかるピクトグラム(絵文字)で表示することで,宗教上の理由を持つ人やアレルギー保持者が安全に料理を選ぶことができる。
 また,11月30日にはパンパシフィック横浜で勉強会を開き,同ピクトグラムの紹介や,2011年4月を目処に社団法人を立ち上げ,同ピクトグラムの認知や普及を図っていくことを説明した。(詳細は月刊「印刷雑誌」2月号掲載)

富士ゼロックス,オフィスプリンタ新製品と国外販売
 富士ゼロックスは,電子写真方式のA3判モノクロプリンタ「DocuPrint 3100」(毎分32枚出力)と「同3000」(毎分29枚出力)を2011年1月17日から発売する。スリープモード中の消費電力低下やセキュリティ機能の強化を図った。それぞれ12万8000円と9万9800円。
 また同社は,海外の中小規模事業所向けに販売している「DocuPrintシリーズ」に,デジタル複合機に採用していた高解像度LEDプリントヘッドを搭載した機種を新たに追加し,販売を始めた。1200dpiの自己走査型発光素子と独自のLED露光制御技術の採用で1200×2400dpi(カラー機)の出力ができる。トナーは低温定着を図った「EA-Ecoトナー」と,モノクロ機には新開発の低光沢黒トナー「Eco-LGK」を搭載し,モノクロ画像の再現性向上も図った。

日本HP,屋外印刷物に3年の品質保証を提供
 日本ヒューレット・パッカードは11月30日,住友スリーエムの提供する「3M MCS保証プログラム」に対応する専用インク「HP 3M LX600 Specialty Ink」を発表した。同インクを対象プリンタに取り付け,保証対象の原反と組み合わせて使用することで最終印刷物の品質を最長3年間住友スリーエムが保証する。同インクは12月9日より受注開始,2011年1月より順次出荷予定。

コニカミノルタ,環境負荷低減のモノクロ複合機
 コニカミノルタビジネステクノロジーズは,製品ライフサイクルでCO2排出量を58%低減したデジタルモノクロ複合機「bizhub 750RM」(A4判横で毎分75枚出力)と「同600RM」(同毎分60枚出力)を12月中旬に発売する。同機は回収された使用済み製品(bizhub 750/600)を分解して必要な部品交換や調整を行い再生製品としたもので,新品同様の品質保証を行ったもの。バイオマス原料を使用した独自の重合法トナーを高速複合機として初めて採用し,環境への対応を図った。

凸版印刷,最速クラスのカードプリンタを開発
 凸版印刷は,身分証や学生証,入館証などのIDカードを発行するカードプリンタ「CP500」を開発し,2011年8月からの販売を目指す。従来機と同様の顔料インキを使用し耐久性やセキュリティ性を維持したまま,発行速度を約2倍の毎時125枚(片面印刷)とした。また体積が3分の2,重量は半分と小型・軽量化も図った。

トッパン・コスモ,住宅内装用の環境配慮型塩ビ壁紙を発売
 トッパン・コスモは12月1日より,従来の塩ビ壁紙と比較してVOC放散量を約95%低減した住宅内装用「環境配慮型塩ビ壁紙」を開発し,販売を始めた。従来品の性能のまま防火性能は不燃,準不燃を用意した。今回開発した製品は材料の改良により,製造工程での燃焼処理が不要なため,材料調達および製造工程の二酸化炭素総排出量を従来比7.0%削減した。

VPJ,フォトブックビジネス支援ソフトの新バージョンを発表
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは12月1日,フォトブックビジネス支援ソフトウェアDigilabs(デジラボ)の新バージョンを発表した。独自ブランドの編集,制作アプリケーションを発注者に配布でき,発注者が制作したデータはロックされ,アプリケーションを配布した企業でのみ印刷できるなどの機能がある。追加された機能は,対応フォトブック製品の追加のほか,複数のブランドの一括管理やWebや店舗で受注したジョブの統合管理機能などで,導入企業の負担を軽減する。

年賀状作成調査,「気に入るデザインがない」に不満
 凸版印刷が運営するデジタル写真の補正,加工サイト「いい色」は11月に,年賀状作成に関するWeb調査を行った。6歳未満の子供を持つ全国の20〜30歳代の主婦を対象とし,作成する年賀状の種類や作成時期,デジタルカメラの撮影画像の活用について質問した。写真画像は79.1%が年賀状に活用しており,94.1%が子供の写真付き年賀状を送付した経験がある。作成方法はネットや店舗を利用する派とPC不使用を含む自作派がおり,前者は価格が,後者は手間や印刷の失敗が課題だと回答した。また,両者とも気に入るデザインがないと不満も持っている。

タブレット端末の授業利用に関する調査,課題は費用
 デジタル・ナレッジは11月,全国の小中高,大学の教員100名を対象に「タブレット端末の授業利用に関する」Web調査を行った。端末に求める機能として,「生徒の理解度を可視化する機能やWebサイト閲覧機能を求める声が高く,チャット機能は67%が不要と答えた。また,導入の課題は端末費用で,80%以上が2万円未満なら検討可能と回答した。

大東コーポレートS,障害者雇用で印刷工場
 大東建託の子会社で障害者の雇用を目的に破棄文書の処理や名刺作成,印刷を行う大東コーポレートサービスは10月に千葉・浦安の障害者支援施設「浦安市ワークステーション」内で印刷工場として業務を始めた。12月3日,同所で開設披露会を行い,また「障害者雇用の新展開」として先駆的な取り組みへの期待に関し,埼玉県立大学の朝日雅也教授の講演会も催した。
 同工場では21人のスタッフが,DTPからAGFA製ケミカルレスCTP「アズーラ」,UVインクジェットプリンタ「アナプルナ」,マンローランド製菊全判5色オフセット印刷機,ミノグループ製シルクスクリーン印刷機,正栄機械・渡辺通商製中綴じ機,キヤノンマーケティングジャパン製POD機などを稼働させていく。

ねこのしっぽ,菊半裁判枚葉オフセット印刷機を導入
 同人誌印刷を得意とする,ねこのしっぽは11月14日に,同社玉川工場に小森コーポレーション製菊半裁判枚葉オフセット印刷機「ENTHRONE 26」を導入した。240線での印刷と将来的にはFMスクリーンでの印刷も目指す。同機は国内1号機。

三菱重工,厚紙用のLED-UVとオゾンレスUVの実演会開催
 三菱重工印刷紙工機械は12月2日,広島県三原市の同社でUV印刷に関する2件の内覧会を行った。菊全判コーター付き6色枚葉オフセット印刷機「DIAMOND V3000LX-6-ecoUV」はオゾン発生防止と省力型のUV印刷機。2色→DU(ecoUV照射ユニット)→4色→コーター→DU→コーター→ロングデリバリ(ecoUV)の構成で,ユポなどへの印刷を実演した。
 菊全判コーター付き6色枚葉オフセット印刷機「DIAMOND V3000LX-6-LED-UV」は4色→DU(LED-UV照射ユニット)→2色→DU→コーター→DUの構成で,厚紙でも可能な吸着シリンダを使っての厚紙印刷などを実演した。同機は今年中に長崎の昭和堂に納入予定。昭和堂はページもの中心の印刷会社だが,協力企業に依頼していたパッケージ系の印刷から同機を稼働させていく。

マンローランドとオセが戦略的な提携を発表
 マンローランドは12月2日,オセプリンティングシステムズ社と提携し,2011年より全世界的にグラフィックアーツ業界に向けた総合デジタル印刷ソリューションを提供していくと発表した。

大日本印刷,商印分野で国内初のCFPマークの使用許諾を取得
 大日本印刷は12月3日,ポスターやパンフレットなどを対象とする宣伝用および業務用印刷物において,国内初となる「カーボンフットプリントマーク」の使用許諾を取得したと発表した。これにより,製品ライフサイクル全体での二酸化炭素排出量を製品に表示できる。同社では,12月9日〜11日に東京ビッグサイトで開かれる「エコプロダクツ」展で同マークを表示したパンフレット2点を配布する予定。

凸版印刷,メセナアワードの「印刷文化振興賞」を受賞
 凸版印刷は,企業メセナ協議会と全国メセナネットワークが主催する「メセナアワード2010」でメセナ大賞部門「印刷文化振興賞」を受賞し,12月3日に丸の内の東京商工会議所で贈呈式が行われた。同アワードは企業や団体の芸術文化支援の活動を顕彰するもので,今回は全国から126件の応募があった。凸版印刷は印刷博物館の運営において,古今東西の印刷に関する技術や資料の収集・保存活動の社会的意義や,印刷文化の一般への普及活動などを評価された。

不二印刷,アジアン・プリント・アワードで銀賞
 不二印刷は,第8回アジアン・プリント・アワード2010のデジタル印刷部門で銀賞を受賞した。同催事は,カレンダー,ポスター,カタログなど19の分野で印刷品質が競われ,授賞式は11月24日にマカオで行われた。

情報知識学会,電子書籍のフォーラム開催
 情報知識学会は12月4日,東京・三田の慶応義塾大学で「多様化する電子書籍端末と学術情報流通」をテーマにフォーラムを催した。筑波大学の杉本重雄教授による「書籍電子化がもたらすもの:素朴な疑問と素朴な期待」,東京電機大学出版局の植村八潮局長による「電子書籍交換フォーマットの現状と標準化」,凸版印刷の秋元良仁氏による「EPUBの多国語対応に向けた取組と事例報告」,慶応義塾大学の原田隆史准教授による「電子書籍フォーマットの研究動向と学術情報流通への課題」の各講演があり,原田氏を司会に討論会も行った。

日本印刷産業連合会,印刷産業関連データを発表
 日本印刷産業連合会は,印刷産業の市場調査結果をまとめた『印刷産業関連データNo.171』を発行した。印刷業(従業員100人以上)の生産金額は6月より連続で減少しており,332億9600万円で前年同月比1.3%減となった。商業印刷,出版印刷,事務用印刷は減少が続くが,包装印刷は4月より連続して増加している。

本日,印刷図書館が講演会
 印刷図書館は12月6日14時から東京・新富の日本印刷会館で講演会を催す。「江戸に学ぶ出版文化」をテーマに江戸東京博物館の竹内誠館長が出版活動を支えた印刷業の重要性などを話す。参加費5000円。
http://www.print-lib.or.jp/info_news_0004.html

ggg,人の興味を誘う仕掛けの展示会
 東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは12月25日まで,「EUPHRATES展:研究から表現へ」を開いている。EUPHRATES(ユーフラテス)は慶應義塾大学の佐藤雅彦研究室の卒業生から構成される集団で,研究によって得られた知識を活かし,映像,アニメーション,展示,グラフィックなどの表現を発表している。会場では,NHK番組「ピタゴラスイッチ」や福音館書店の『かがくのとも』などこれまで発表された作品とその作品の元となった考え方や定理なども紹介された。12月10日,17日に作品制作の過程や研究テーマなどにも触れるギャラリートークが開かれる。
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html

日本産業デザイン振興会,グッドデザイン賞の審査講評会を開催
 日本産業デザイン振興会は,12月8日,10日,13日,15日,21日に東京六本木のデザインハブで,今年度のグッドデザイン賞審査講評会を開く。各分野の審査委員が出席し,講評のほか複数分野にわたってデザインの傾向や特徴,今後に向けた提言などを討論する。参加無料,要申込。
http://www.g-mark.org/archive/2010/generalreview2010b.html

12月8日から全国カタログ・ポスター展
 全国カタログ・ポスター展が12月8日〜10日,東京都立産業貿易センター浜松町館で開かれる。主催は日本印刷産業連合会で,応募全作品を一堂に公開する。3月上旬に大阪でも公開予定。また授賞式が12月8日,東京・海岸のベイサイドホテル「アジュール竹芝」で行われる。

12月9日からエコプロダクツ
 12月9日〜11日,東京ビッグサイトで環境展示会「エコプロダクツ2010」が開催される。主催は産業環境管理協会と日本経済新聞社。入場無料。
http://eco-pro.com

12月14日,メディア事業開発会議がメディアの未来のセミナー
 メディア事業開発会議は12月14日,渋谷区の東京ウィメンズプラザでセミナーを開く。「2011年,既存メディアはFacebookで儲かるか?それとも崩壊か!?」をテーマに,技術・経営・デザイン等の観点から,次世代(具体的には約10年後)のメディアはいかに設計されていくべきかを探る。参加無料,要申込。
http://www.mediverse.jp/

12月15日,印刷OEM研究会が定例会
 印刷OEM研究会は12月15日,東京・鵜の木の金羊社で定例会を開く。100回目となる今回,印刷OEM関係構築の模擬取引の実証実験について,経過やアンケート報告を行うほか,リモートプルーフのインクジェット方式色校正キャリブレーションについて検討する。
http://www.insatsuoem.com/

エプソン,写真愛好家向けイベント開催
 エプソン販売は,写真愛好家を対象としたイベント「エプソンニューフォトフォーラム」を2011年2月26日から順次全国5会場(札幌,大阪,名古屋,東京,福岡)で催す。写真作品作りにおけるプリンタ機種間の性能差やプリント画質,用紙の違いなどの展示のほか,セミナーも行う。参加無料。
http://www.epson.jp/photoforum7th/

日本印刷学会,2011年3月に紙メディアシンポジウム開催
 日本印刷学会紙メディア研究委員会は2011年3月4日,東京・新富町の日本印刷会館で「紙メディアシンポジウム:歴史と文化をになってきた紙のこれから」を開く。中国の紙メディアの現状や出版流通における電子メディアとのハイブリッド化など4講演を予定。
http://www.jspst.org/event/110304.html

教育ITソリューションEXPOにeラーニング専門ブース設置
 2011年7月7日〜10日に有明の東京ビッグサイトで「東京国際ブックフェア」が開催されるが,それに合わせ7月7日〜9日に「教育ITソリューションEXPO」が開催される。eラーニングに関する専門ブースが設置され,携帯情報端末の普及により変化している教育,研修システムのニーズに応える情報提供を行う。主催はリードエグジビションジャパン。なお,同日,同会場では国際電子出版EXPOも開催される。
http://www.edix-expo.jp/

2011年3月に上海で国際贅沢品包装展
 国際贅沢品包装展LuxePackが2011年3月29日・30日に中国・上海で催される。同展はモナコ国際贅沢品包装展およびニューヨーク国際贅沢品包装展の影響を受けて2007年からアジア地域における贅沢品包装の情報・技術交流を目指して始まった。2010年12月現在,すでに7割近くの展示ブースが埋まっており,化粧品容器デザインや製作分野で先進する米国Fusion Packaging社や環境と高級紙市場のNeenah Paper社,包装資材の製造・販売を得意とする東京アートの中国法人の中山泰星紙袋制品のほか,日本からも国際的に有名なブランドが新規出展を予定している。
 2010年10月に開催されたモナコ国際贅沢品包装展で初企画となった「贅沢品包装独創性フォーラム」も今回専門エリアを設け,最新技術や最新包装案の展示を予定している。
http://www.luxepackshanghai.com/accueil.php

2011年4月にドイツで国際デジタルパブリッシング展
 2011年4月7日〜9日にドイツのデュッセルドルフで,デジタルパブリッシング展「digi:media」が開催される。
http://www.digimedia.de

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週刊『印刷雑誌』1巻32号
2010年12月6日発行
編集長兼発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

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