週刊「印刷雑誌」

14巻 12号 2023年3月27日
Japan Printer weekly vol.14, no.12

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

林製紙,選挙の参加を呼び掛けるトイレットペーパー発売

林製紙は,投票を促す言葉などの情報をトイレットペーパー本体に印刷した「選挙トイレットぺーパー」を3月に発売した。地元選挙管理委員会の協力のもと,イラストと共に“あなたの一票を大切に”などの言葉や,期日前投票,投票所入場券を紛失した際の対処法など選挙に役立つ情報が印刷されている。1ケース100個入,1個あたり143円。

フォントワークス,高齢者・視覚障がい者(弱視)向けフォント発表

フォントワークスは3月22日,高齢者,視覚障害(弱視)にとって可読性,判読性が高いフォント「インクルーシブデザインフォント」(IDフォント)を発表した。美しく読みやすい,長文などに最適な「UD 角ゴ スモールB」をベースに,漢字は横画を従来のものより太く調整している。定額制フォントサービス「LETS」「mojimo」への提供はない。

キヤノン,国宝の高精細複製品展示会を福島市と共催

キヤノンは福島市と共催で4月26日~5月28日,福島市の花の写真館で「国宝が福島にやってくる!?」展を開く。国宝の屏風5作品を高精細複製とプロシェクションマッピングで再現し,ガラスケースなしの鑑賞や世界に入り込むような体験ができる。オリジナルが一部が消失した作品に関してはガラス乾板の画像をもとに消失部分を復元した。

アドビ社,クリエイティブ出力AIを発表

アドビ社は3月21日,画像生成機能およびテキスト効果を中心とした,新しいクリエイティブなアウトプットを図るAIモ デ ル「Adobe Firefly」 を発表した。将来的にはAdobe Creative Cloud,Adobe Document Cloud,Adobe Experience Cloud,Adobe Expressのワークフローに直接搭載され,コンテンツの作成・修正作業にさらなる精度,パワー,スピード,手軽さをもたらす。ベータ版の提供を始めた。

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会が業種限定で『印刷雑誌』特集記事を無償提供

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会は特設Webページで『印刷雑誌』2023年3月号「消費者にわかりやすい印刷物」特集の1記事を無償提供している。掲載された6社の記事の中から希望する1社の記事についてPDFで提供する。提供の対象者は,保険,金融,メーカーなど情報の送り手となる企業・団体。または,印刷会社やデザイン会社など情報の作り手となる企業・団体。申込みは4月17日まで。
https://ucda.jp/insatsu_zasshi_202303.html

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UCDの取り組み記事を含む,全ての記事をご覧になりたい方はこちら(有料)
『印刷雑誌』2023年3月号
https://www.japanprinter.co.jp/monthly_magazine/202303/

出版メディアパル,本の未来を考える集いを開催

出版メディアパルは4月22日,東京・千代田区の出版クラブビルで,出版メディアパル「20周年+1」記念行事「本の未来を考える:本の誕生を祝う会」を開く。韓国ハンギル出版社の金彦鎬氏の記念講演や懇親会を行う。参加費5000円。

■プロの世界

印刷工業会,4月19日に人材育成のセミナー

印刷工業会は4月19日,東京・元赤坂の明治記念館でセミナーと懇談会を開く。「師匠が語る藤井聡太という才能:優秀な人材との接し方,伸ばし方」をテーマに棋士の杉本昌隆氏が講演する。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

5月31日まで,東洋紡がオンライン展示会

東洋紡は5月31日まで,環境配慮型のパッケージングフィルムを紹介するオンライン展示会「東洋紡 Eco Film for the Earth展」を開いている。閲覧無料。
https://001.webexpo.jp/exhibition/toyobo_film_package_eco-film2023

3月28日,小松総合印刷がオンラインでマーケティングオートメーション活用セミナー

小松総合印刷は3月28日,紙媒体と連動したマーケティングオートメーションの活用事例に関するオンラインセミナーを開く。
https://media-mx.jp/230328onlineseminar/

3月31日~4月28日,gggでTDC2023展

東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは3月31日~4月28日,「TDC2023」展を開く。文字の視覚表現を軸にしたグラフィックデザインの国際賞「東京TDC賞2023」受賞作をはじめとした,世界先鋭のグラフィック約130作品を展示する。入場無料。
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000816

4月18日,ラベル新聞社がオンラインで製造技術セミナー

ラベル新聞社は4月18日,「ラベル製造技術進化論」をテーマにオンラインセミナーを開く。製造現場にスポットを当て,定量的な市場データや課題,将来展望を解説する。参加費は,ラベル新聞購読者は無料,非購読者は3000円。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/7316793022530/WN_7DsKhpFtSN2Qy7o8-c1_Bg

4月19・20・26日,日本包装技術協会がオンラインで環境配慮や梱包技術情報のセミナー

日本包装技術協会は4月,「JPI WEBフォーラム」をオンラインで開く。テーマは4月19日「包装に関わる標準化の動向と改定JIS Z 0200のポイント」。4月20日「製造DXセミナー PLC情報活用による生産性向上:データの活用ポイント」,4月26日「粘着ラベル素材の環境配慮:リンテックの脱プラ・減プラ・資源循環への取り組み」。定員各回300人。参加費は会員無料,一般各回1万1000円。
https://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/kenkyukai/2023/pdf/0419.pdf

4月21日,モリサワがオンラインで文字組版のセミナー

モリサワ4月21日,「文字組版の教室」をオンラインで開く。文字の基礎知識や日本語組版ルールの基礎を解説する。参加費8800円。
https://morisawa.eventcreate.net/event/5747

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和文を中心に文字,書体に焦点をあて,印刷媒体やデジタル機器の表示までの文字の基本,デザインへの応用までをカラ―図版で解説。『印刷技術基本ポイント 文字・書体編』

組版とページ割りの基本知識をカラ―図版とわかりやすい説明でまとめた,初歩的な知識がすぐに身につく基本テキスト。『印刷技術 基本ポイント組版・ページネーション編』

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2023年4月号【 特集:グリーンプリンティング 】(3月20日発行)

日本印刷産業連合会では、環境対応の印刷発注に理解を示す、印刷会社から見れば顧客にあたる組織にも「GP(グリーンプリンティング)環境大賞」として焦点を当てています。今は、印刷産業界の外を考えなくてはいけない時代になりました。今月号は印刷を発注する企業・団体として東京都,東武鉄道様からも取り組みを解説いただきました。

2023年4月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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