週刊「印刷雑誌」

14巻 11号 2023年3月20日
Japan Printer weekly vol.14, no.11

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

大和グラビヤ,グラビア印刷技術を活かしたアート雑貨を発売

大和グラビヤは3月16日,フィルムにグラビア印刷で名画を再現し,アート雑貨に加工した商品「MOSHA-COLLE」の販売を始めた。絵画をグラビア印刷で模写するプロジェクト「MOSHA-PRO」から派生し,日々の暮らしの中に気軽に取り入れられるよう,フィルムを加工した木製パネルやアートパネルとして商品化した。雪舟,モネ,北斎の作品をラインアップする。
https://moshacolle.theshop.jp/

WEBLING,チラシ0円クーポンを配布

WEBLINGは4月2日まで,ネット印刷サービス「オープリント」でクーポンを配布している。クーポンの利用でチラシを無料で制作することができるほか,その他の広報物印刷が30%OFFとなる。

グラフィック,建築模型造形の3D印刷を開始

グラフィックは3月13日,3Dプリントサービスに「建築模型造形」を追加したと発表した。フルカラー着色で1注文20パーツまで作成できる。素材はPA樹脂。125立方センチメートル,10日納期で4860円から。

日本HP,大容量インクタンクプリンター発売

日本HPは3月9日,大容量インクタンク搭載A4プリンター「HP Smart Tank 5105/5106」を発売した。1本でA4モノクロが約6000枚印刷可能な黒インクが2本,カラーが約6000枚印刷可能なカラーインク各色1本を同梱する。接続不具合の検出・自動修復や,スマートフォンでのセットアップ,印刷音の軽減機能などが特長。プリンター本体3万400円。

エプソン,インクカートリッジの一部仕様を変更

エプソンは3月16日,電子部品の入手困難のため,インクカートリッジの一部仕様を変更すると発表した。型番・形状・インク残量の表示などが変更されるが,印刷品質や印刷可能枚数は従来通りとなる。一部のプリンターで使えなくなるカートリッジは,対応商品を同社Webショップで販売する。

パイ インターナショナル,『パスクール パスで描く文字デザインの学校』発行

パイ インターナショナルは,グラフィックツールで描く線(パス)を扱えるようになるために,パスの学校に入学したキャラクターたちと一緒にIllustratorを使用して,パスの基礎からそれを応用した文字デザインまで学べる『パスクール パスで描く文字デザインの学校』を3月24日に発行する。村石光貴,吉田大成,清水皓介著。イラスト:nano。B5判,ソフトカバー,170ページカラー。2420円。

Nebraska,トーハンと協業で無人書店の実証実験開始

小売店向けDXソリューションを開発するNebraskaは,書店取次のトーハングループと協業し3月20日~7月31日,東京の山下書店世田谷店で,有人・無人を組み合わせた24時間営業書店の実証実験を行う。QRコードによる店舗ドアの解錠と,セルフレジ・キャッシュレス決済の組み合わせで無人の店舗営業をする。また日中の有人時間帯ではセルフレジによる業務効率化の支援や,働きやすさに配慮した柔軟な店舗運営形態を研究する。

■プロの世界

富士フイルムビジネスイノベーション,カラーデジタル印刷機新製品発表

富士フイルムビジネスイノベーションは,カラーデジタル印刷機「Revoria Press EC1100」(1692万9000円)と「Revoria Press SC180 / SC170」(714万7800円,633万2700円)の2機種3モデルを4月3日から発売する。印刷業のほか企業内印刷におけるカタログやマニュアル,販促物などの出力ニーズに適する。EC1100は印刷速度が毎分100 ページ,SC180 / SC170は毎分80ページと毎分70ページ。用紙厚は52~400g/m2,サイズは98×148~330×1200mmの長尺用紙まで対応。

コニカミノルタジャパン,新型のデジタルラベル印刷機発売

コニカミノルタジャパンは,デジタルラベル印刷機「AccurioLabel 400」の販売を3月7日から始めた。毎分39.9mの出力,連続印刷長が3000mに拡大,自動品質最適化ユニット,オプションで白色トナーを用意などの特長がある。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

7月14日まで,DNPメディア・アートの表現工房で写真展

DNPメディア・アートは7月14日まで,東京・市谷のDNPプラザ内「表現工房」で,上田優紀氏の写真展「エベレスト ~宇宙にいちばん近い景色~」を開く。出版社の玄光社とのコラボレーションによって,大サイズ(B2変形判)の写真集と大判(1×2m)のパノラマ写真で展示するほか,上田氏が現地で使用している装備品なども展示する。入場無料。
https://dnp-plaza.jp/CGI/event/reservation/detail.cgi?seq=0001229

4月3日~6月1日,ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会がUCDAアワード作品募集

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)はわかりやすい印刷物などに取り組んでいる企業を表彰する「UCDAアワード2023」の受付を4月3日~6月1日に行う。新設された「パッケージ」のほか「コミュニケーションデザイン」「印刷物」「デジタル」のカテゴリで応募できる。応募料金は1エントリー38万5000円から(UCDA認証取得済み割引あり)。
https://ucda.jp/awards_cat/award2023/

4月5~7日,ビッグサイトでJapanマーケティングWeek

第6回「Japan マーケティングWeek 春」が4月5~7日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。販促EXPO,Web・SNS活用EXPOなどで構成。入場料5000円,事前登録等で無料。
https://www.marketing-week.jp/spring/ja-jp.html

4月10日,大日本印刷がオンラインで資源循環経済システムのセミナー

大日本印刷は4月10日,「資源循環×DX:サーキュラーエコノミーの実現に向けて」をテーマにオンラインセミナーを開く。官民連携で実施した「プラスチック資源循環の見える化」の実証実験について紹介する。定員300人。参加無料。
https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/seminar/20168943_1595.html

4月13日,ミリアドがオンラインでDX支援ツールのセミナー

ミリアドは4月13日,「原価高騰時代に利益が増大した手法とは:御用聞き営業が提案営業に変わるためのDX支援」をテーマにオンラインセミナーを開く。3ヶ月で会社をDX化させた手法について,実例を交えながら解説する。参加無料。
https://qlear.cloud/s_sample/230413_musashi

2024年1月31日~2月2日,コンバーティングテクノロジー総合展

コンバーティング展,新機能性材料展,グリーンマテリアル,3Dマテリアル展,3DECOtech展,ウェルビーイングテクノロジー展で構成する「コンバーティングテクノロジー総合展2024」が2024年1月31日~2月2日に有明の東京ビッグサイトで開かれる。
https://www.convertechexpo.com/

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2023年4月号【 特集:グリーンプリンティング 】(3月20日発行)

日本印刷産業連合会では、環境対応の印刷発注に理解を示す、印刷会社から見れば顧客にあたる組織にも「GP(グリーンプリンティング)環境大賞」として焦点を当てています。今は、印刷産業界の外を考えなくてはいけない時代になりました。今月号は印刷を発注する企業・団体として東京都,東武鉄道様からも取り組みを解説いただきました。

2023年4月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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