■印刷をたのしむ

キヤノン，世界の街並みのペーパークラフトを公開

キヤノンは9月16日，同社の無料印刷素材サイト「クリエイティブパーク」に，世界の街並みが広がるジオラマや，旅行ごっこができるペーパークラフトを公開したと発表した。
https://creativepark.canon/jp/special/new/index.html

フォントワークス，画像の印象からフォントを選ぶサービス開始

フォントワークスは9月15日，画像の印象に近いフォントをAIが抽出するアプリ「人工知能6号（β版）」を定額制フォントサービス「新LETS」で始めた。画像ファイルからマッチ度合いが高いフォントから順に表示される。

キヤノン，オフィスと家庭用プリンター対応のクラウド印刷サービス開始

キヤノンは9月20日，オフィス向け複合機や家庭用インクジェットプリンターに対応したクラウド印刷サービス「Hybrid Work Print Standard」を発売した。クラウド経由でセキュリティを確保した在宅印刷を，印刷ログの収集や管理機能とともに実現し，在宅勤務とオフィス出社を合わせた印刷状況を可視化できる。

奥田セロファン，開口部が横に付いたファイルシートを発売

奥田セロファンは9月21日，書類の入れ口が横に付いたファイルシート「オリフタファイル」を発売した。リングファイルなどに綴じて利用する既存のファイルシートは開口部が上辺にあるのに対し，広い横辺を開口部にすることで，書類を入れやすくした。また開口部に付いた折り返しでフタをすることで中身が落ちないようになっている。10枚715円から。

■プロの世界

ボイス，定額制デザインサブスク開始

ボイスは9月15日，定額制のデザインサービス「ボイスグラフィックデザインサブスクリプション」を始めたと発表した。Zoomや電話など希望に合わせた形態で，デザイナーのが営業担当が対応する。1ヶ月6時間までのプランが5万円，毎月10時間までの3ヶ月契約が8万円など。

東京紙器，卵の殻を再利用した2023年版カレンダー発売

東京紙器は卵の殻を紙として再利用した「CaMISHELL」を使った2023年版の卓上カレンダーを9月20日に発売した。廃棄される卵の殻を使用することで，通常の紙より18％以上のCO2排出量を削減した。また留め具のプラスチックリングを撤廃し，完全なリングレスとなっているほか，封入する袋には生分解性がある防湿セロファンを使っている。

京セラ，複合機10機種がセキュリティー認証シール取得

京セラドキュメントソリューションズは9月20日，A3複合機10機種がキーポイントインテリジェンス社の「Device Penetrationセキュリティー認証シール」を取得したと発表した。

J.D.パワージャパン，カラーの複合機とカラーレーザープリンター満足度調査発表

J.D.パワージャパンは9月15日，2022年カラー複合機およびカラーレーザープリンター顧客満足度調査の結果を発表した。カラー複合機は，従業員数が30名未満の部門と30人以上の部門それぞれで，富士フイルムビジネスイノベーションが1位，カラーレーザープリンターでリコーが1位となった。

エプソン，エコタンク搭載プリンターの一部機種を価格改定

エプソンは11月1日から，原材料費の高騰などにより，プリンターのエコタンク搭載モデル一部機種の出荷価格改定をする。対象はA3ノビ複合機の「EW-M973A3T」やA4複合機の「EW-M873T」ほか全7機種。

ミヤコシ，TOKYO PACKでオフ・フレキソ・デジタルの事例紹介

東京国際包装展TOKYO PACKが10月12～14日，有明の東京ビッグサイトで開かれるが，ミヤコシは，軟包装用カラー水性インクジェット印刷機，軟包装用低臭LED-UVオフセット印刷機，水性CIフレキソ印刷機（開発中），レーザー加工機用給紙集積装置，製袋機用自動集積・結束装置などのサンプルや事例，パネル展示などを行う。

日本包装技術協会，11月に札幌で大会

日本包装技術協会は11月17・18日，ニューオータニイン札幌で「第60回全日本包装技術研究大会」を開く。38件の部会発表などを行う。

第一印刷所，堀一社長死去

（株）第一印刷所 代表取締役社長の堀一（ほり・はじめ）氏が9月19日，死去した。73歳。新潟県印刷工業組合理事長，全日本印刷工業組合連合会 理事。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

10月1日～12月4日，印刷博物館P&Pギャラリーで「現代日本のパッケージ2022」展

凸版印刷が運営する印刷博物館P&Pギャラリーは10月1日～12月4日，「現代日本のパッケージ2022」展を開く。パッケージの現場で重ねられた取り組みの成果を知る機会の一つとして，日本で開催されているパッケージコンクールの受賞作を中心に紹介する。入場無料。
https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20221001.php

10月1日～12月24日，銀座の4ギャラリーがスタンプラリー

銀座で文化活動を続けているギンザ・グラフィック・ギャラリー，クリエイションギャラリーG8，ガーディアン・ガーデン，資生堂ギャラリーは10月1日～12月24日，銀座の4つのギャラリーをめぐるスタンプラリー「銀クリ」を行う。スタンプの数により各種プレゼントがある。
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/news/detail.cgi?seq=0000785&type=1&t=1

10月3日，大日本印刷が大阪・関西万博に向けた第9回ミーティング開催

大日本印刷と2025年日本国際博覧会協会，大阪商工会議所は10月3日，共創パートナー同士の交流や共創の促進を目的とした，第9回「Hello！TEAM EXPO 2025 Meeting」を開く。共創パートナーのオカムラが開く配信イベントとのコラボレーション企画などを通して大阪・関西万博を盛り上げる。参加無料。
https://www.dnp.co.jp/news/detail/20167638_1587.html

10月4日，ONE COMPATHが店舗価値向上のセミナー

凸版印刷の子会社のONE COMPATHは10月4日，「“顧客の声”日常買い物客100人の声を聴き，店舗価値の高め方を探る」をテーマにオンラインセミナーを開く。生活者100人の声を聞き出し，小売，流通業界に精通した有識者と店舗価値の高め方を探る。参加無料。
https://onecompath.com/seminar/20221004/

10月4日，モトヤがM&A活用セミナー

モトヤは10月4日，「M&Aによる成長戦略について：買収側の秘訣」をテーマにオンラインセミナーを開く。社会から求められる企業となる，成長戦略としてのM&Aを成功させる買収側の秘訣について事例を通して紹介する。定員50人。参加無料。
https://www.motoya.co.jp/seminar_ma/

10月5～7日，大阪で製造業DX展

製造業の業務デジタル化やDXを推進するIT製品やサービスの「関西 製造業DX展」が10月5～7日，南港のインテックス大阪で開かれる。入場料5000円，事前登録等で無料。
https://www.manufacturing-world.jp/kansai/ja-jp/about/mdx.html

10月6日，クラウドサーカスが営業のセミナー

クラウドサーカスは10月6日，「営業のプロが語る トップセールスの共通点」をテーマにオンラインセミナーを開く。営業の大会「S1グランプリ」代表の古瀬貴大氏と大会審査員のアタックス・セールス・アソシエイツ代表の横山信弘氏が，今まで見てきたトップセールスの共通点について語る。参加無料。
https://cloudcircus.jp/marketing_circus_day/20221006/

10月18日，日本印刷技術協会がポストプレスのセミナー

日本印刷技術協会は10月18日，「ポストプレスのデジタル印刷対応の動向」をテーマにオンラインセミナーを開く。デジタル印刷機をより活かすためのポストプレスの動向を紹介するとともに，市場の変化や導入のポイントを討論する。参加費は，会員1万1000円，一般1万5400円，印刷総合研究会メンバー無料。
https://www.jagat.or.jp/archives/103251

10月19日，日本印刷技術協会がWeb営業のセミナー

日本印刷技術協会は10月19日，「ゼロから始めるWebを受注するための営業術」をテーマにオンラインセミナーを開く。Web受注につなげるための営業のノウハウをワークショップを交えて解説する。参加費は，会員1万4300円，一般1万9800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/82058

10月19～21日，ビッグサイトでスマートファクトリー展

情報管理や製造設備，生産工場に関する技術，製品の「スマートファクトリーJapan2022」が10月19～21日，有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催は日刊工業新聞社。入場料1000円（事前登録で無料）。また，10月12～28日にオンライン展を開く。
https://biz.nikkan.co.jp/eve/smart-factory/

10月21日，日本印刷技術協会が大阪でWeb制作コーディング体験講座

日本印刷技術協会は10月21日，「Web制作コーディング体験講座」をオンラインと，都島区の大阪印刷会館で開く。普段コードを書く業務に携わっていない営業やデザイナーにも，コーディング業務の負荷，仕事量を把握できる。参加費は，会員2万2000円，一般2万7500円。
https://www.jagat.or.jp/archives/102523

10月26～28日，幕張メッセでNexTech Week展

「NexTech Week 2022 秋」が10月26～28日，千葉の幕張メッセで開かれる。人工知能，ブロックチェーン，量子コンピュータ，デジタル人材の育成支援などの関連展示会で構成。主催はRX Japan。入場料5000円，事前登録等で無料。
https://www.nextech-week.jp/autumn/ja-jp.html

11月7日～12月27日，竹尾見本帖本店で「10年後の紙とくらし」展

東京・竹橋の竹尾見本帖本店は11月7日～12月27日，「10年後の紙とくらし」展を開く。日用品，化粧品，テクノロジー，衣料品，食品の分野から，各メーカーのデザイナーが，10年後の紙と人の関係を各々の視点から考察，具体的に提案する。入場無料。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20221107.html

11月30～12月2日，芝浦でプロモーションの展示会

日本プロモーショナル・マーケティング協会は11月30～12月2日，竹芝の東京都立産業貿易センターで，プロモーションの現在と未来をプレゼンテーションする「日本プロモーショナル・マーケティング協会展（JPM SHOW）」を開く。
https://jpm-show.jp/

2023年6月28～30日，ビッグサイトでコンテンツ東京展

広告クリエイティブ・マーケティングEXPO，クリエイターEXPO，ライセンシング ジャパンなどで構成する「コンテンツ東京2023」が2023年6月28～30日，有明の東京ビッグサイト東展示棟で開かれる。主催はRX Japan。
https://www.content-tokyo.jp/

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2022年10月号【 特集：色管理の手法「G7」】（9月20日発行）

G7はアメリカ発のグレーを管理して色再現していく手法です。
食品や生活雑貨のパッケージをどの国で印刷しても同じ色になるように、G7に則って印刷したら了承を得られるというものです。本特集では、日本で認証を行うエキスパートの方々に執筆をいただきました。

2022年10月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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