■印刷をたのしむ

図書印刷，オーディオブック配信に新作ビジネス書を追加

図書印刷は5月31日，AI音声合成オーディオブック配信サービス「ビジガク」で，東洋経済新報社の新作ビジネス書2点の配信を始めた。配信タイトルは『イノベーションの競争戦略　優れたイノベーターは０→１か？横取りか？』『「人的ネットワーク」づくりの教科書』。

グラフィック社，デザインのひきだし46刊行

グラフィック社はこの度，『デザインのひきだし46』を発行した。特集は，さまざまな版を使った箔押しから四方金，箔転写，箔文具まで掲載。1枚からできるデジタル箔加工や，個人で楽しむ箔文具など紹介している。B5判160ページ。箔押し・箔加工サンプルBOOK＋デザインフォイル（三方金ノート）など付録。2420円。

吉田印刷所，ポケット付きシステム手帳用紙を発売

吉田印刷所（新潟県五泉市）は5月18日，システム手帳用の用紙にポチ袋を付加した「ポケット付き手帳リフィル」を発売した。用紙が袋状になっており，上部の切れ込みからレシートやメモなどを入れることができるほか，ミシン目で切り離すとポチ袋としても使える。20枚入り330円。

友野印刷，半透明の紙製クリアファイル印刷を開始

友野印刷（岡山市）は6月1日，脱プラ，SDGsの取り組みとして「半透明紙製クリアファイル」の受注を始めた。通常の用紙に特殊な加工をすることで狙った部分を半透明にでき，利便性と価格面を両立した。100枚片面カラーで1万3200円から。

エコリカ，インクカートリッジ購入でコンビニクーポンをプレゼント

エコリカは，9月25日まで同社の互換インクカートリッジの購入レシートを撮影し応募すると，コンビニエンスストアで使える200円相当のクーポンがもらえるキャンペーンを行っている。
https://www.ecorica.jp/promotion/2022_summer/

大日本印刷，二次創作促進実験を8月まで実施

大日本印刷はエイベックス・テクノロジーズ，GMOペパボと，個人クリエイターを主な対象とし，第三者の著作物であるアート作品の画像データを素材に新しいコンテンツを創作する「二次創作」に関する実証実験を，8月31日まで行っている。ブロックチェーン技術を活用してコンテンツ利用に関する正規の許諾を証明することで，二次創作の促進につながることを実証するもの。

EIZO，液晶モニター2機種を発売

EIZOは6月24日，23.8型フルHD（1920×1080ピクセル）液晶モニター「FlexScan EV2490」を発売する。USB Type-Cケーブル1本で接続でき，マルチモニター環境やLAN，給電，USBハブ機能をを持つ。標準価格，5万9950円。
また7月8日，27型WQHD（2560×1440ピクセル）液晶モニター「FlexScan EV2781」を発売する。USB Type-Cケーブル1本で接続できるほか，2台のPC画面を横並びに表示する機能を搭載する。参考価格，7万9970円。

■プロの世界

TBM，80μm粘着ラベル用基材サンプリング開始

TBMは5月30日，石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet」80μmを粘着ラベル用の基材として改良し，サンプリングを始めたと発表した。宮城県多賀城工場の量産品として2022年夏頃の販売を目指す。

コニカミノルタ，デジタルラベル印刷機の上位機種来年発売

コニカミノルタは，デジタルラベル印刷機「AccurioLabel 400」を2023年春に発売する。従来機のハイエンド機で，3000mの連続印刷長，ラベル機用自動品質最適化ユニットによる自動化，白色トナー，毎分39.9mの速さながらオフセット印刷に類似する出力品質，などが特長。

エプソン販売，大判プリンター業務効率化サービス開始

エプソン販売は大判プリンターを活用するためのクラウドサービスプラットフォーム「Epson Cloud Solution PORT」で，サイン・ディスプレイ業をはじめデザインに関わる業務において他拠点印刷の効率化や色合わせの課題解決を有償で始めた。

モリサワ，パラ陸上とオフィシャルスポンサー契約

モリサワは6月1日，日本パラ陸上競技連盟とオフィシャルスポンサー契約を結んだ。同社は機械メーカーとして写真植字機を製造していた頃から，障がいのある人それぞれに合わせた写真植字機をカスタマイズし，障がい者が写植オペレーターとして社会参画できるようサポートしてきた。

レディバードクラブ，9～11月に各地区大会

SCREENグループの印刷ユーザーを中心に組織するレディバードクラブは次の日程で大会を予定している。全国大会・東京関東甲信越静地区合同大会：11月24日，ホテルオークラ東京。中部・北陸地区大会：9月1日，名古屋観光ホテル。中国・四国地区大会：9月16日，ホテルグランヴィア岡山，東北地区大会：9月21日，ホテルメトロポリタン仙台。九州地区大会：10月5日，ホテル日航福岡。近畿地区大会：11月1日，ザ・リッツ・カールトン大阪。

GCJ，事務所移転

日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会（GCJ），東京グラフィックコミュニケーションズ工業組合は5月8日に次の住所に移転した。新住所：〒162-0821東京都新宿区津久戸町4-7 OSビル601，電話03-5228-5005。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

6月9・10日，大阪で建築材料・住宅設備総合展

「建築材料・住宅設備総合展 KENTEN2022」が6月9・10日，南港のインテックス大阪で開かれる。入場無料。
https://www.ken-ten.jp/

6月30日まで，ツクル・ワーク新宿で桜田千尋イラスト展

キンコーズ・ジャパンは6月30日まで，東京のツクル・ワーク新宿センタービル店で「満月珈琲展2：小さな夏まつり」を開いている。桜田千尋氏による夏まつりをテーマにしたイラストを展示するほか，屋台をモチーフにしたフォトスポットや製本ワークショップも行う。入場無料。
https://www.kinkos.co.jp/corporate/archives/news/20220530

8月27日まで，アドミュージアム東京で世界の広告展

東京・汐留のアドミュージアム東京は8月27日まで，「ほほ笑みをとりもどす世界の広告：Good Ideas for GoodⅢ」展を開いている。社会課題に向き合う広告を集めた国内外の広告約50作品を紹介している。入場無料。
https://www.admt.jp/exhibition/program/

9月30日まで，MARUZEN＆ジュンク堂書店が子どもの本総選挙

MARUZEN＆ジュンク堂書店は9月30日まで，「BOOK FUN LETTER with 小学生がえらぶ！“こどもの本”総選挙：好きな誰かに，好きな本のこと，手紙を書いて伝えよう」を行っている。2月に投票結果が発表された「小学生がえらぶ！第3回“こどもの本”総選挙」のコラボレーション企画として，同選挙には選ばれなかった本を書店が8冊ノミネートし，おすすめしたい相手への手紙の形で，同店内のポストへ投票する。
https://honto.jp/cp/hybrid/campaign/bfl-kodomo.html

6月8・9日，名古屋でデジタル変革専門イベント

様々な業種のDXを網羅したデジタル変革専門イベント「デジタルイノベーション2022」が6月8・9日，名古屋市吹上ホールで開かれる。主催は日経BP。事前登録制，入場無料。
https://expo.nikkeibp.co.jp/dinv/ngy/

6月9日，日経が付加価値のある意匠デザイン技術展

日経ものづくりは6月9日，東京・浜松町の産業貿易センターで「付加価値ある意匠デザインを実現するものづくり技術2022」を開く。事前登録制，入場無料。
https://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NXT/22/id2022/

6月10日，エックスライト社が分光測色計と濃度計セミナー

エックスライト社は6月10日，「グラフィックス系分光測色計および濃度計関連セミナー」をオンラインで開く。長く使い続けている測色計の測定値は本当に正確なのか，自身で精度をチェックし，最適化する方法を紹介する。定員50人。参加無料。
https://www.xrite.co.jp/event/online-seminar/1080-spectro-densito-webinar.html

6月17・18日，金沢で北陸印刷機材展

シンクグローホールディングスは6月17・18日，金沢市の石川県産業展館で「2022北陸印刷機材展」を開く。
http://www.i-taishodo.co.jp/img/exhibition_seminar/poster2022.pdf

6月18日～9月4日，福島のCCGAで銅版画展

福島・須賀川のCCGA現代グラフィックアートセンターは6月18日～9月4日，「ピュシス銅版画展：写すものと映されるもの」を開く。東北芸術工科大学出身のグループ展を基に，銅版画家に焦点を当てる。入館料は一般300円，学生200円。
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ccga/jp/00000790

6月24・25日，ミヤコシが大阪で小型オフセットラベル印刷機見学会

ミヤコシは6月24・25日，大阪機械卸業団地協同組合の共同展示場で小型オフセットラベル印刷機「MLP10i」の実機見学会を開く。
https://miyakoshi.co.jp/news/20220523-event/

6月29日，モリサワが人に伝わるコミュニケーションのオンラインイベント

モリサワは，「伝わる」をテーマにオンラインイベント「フォントメーカーのモリサワが企画する もっと伝わるスイッチPROJECT」を6月29日に催す。作家・演出家の鴻上尚史氏が，より良いコミュニケーションの秘訣について話す。本イベントは11月まで全13回を予定している。参加無料。
https://go.morisawa.co.jp/l/896081/2022-05-25/cwgl2

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2022年6月号【 特集：高品質とアイデアで勝ち取れ】（5月20日発行）

品質に注力するのは当たり前として，顧客や消費者のためになるように、またビジネスとして進めていくためには、これも当たり前ですが、知識と知恵、アイデアが必要です。情報過多と言われる現在、どんなに情報に接していても、また知識を豊富に持っていても、アクションを起こすアイデアがなければ、宝の持ち腐れです。
今月号は、特殊色のトナーを活かすためのアクション、高品質を売りにしてきた事業の挑戦、売る商品としての偽造防止技術、従来技術を軸にした事業の展開、紙からアクリルへの舵切りなどの取り組みを紹介いたします。

2022年6月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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