週刊「印刷雑誌」

13巻 16号 2022年4月25日
Japan Printer weekly vol.13, no.16

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。

 

■印刷をたのしむ

NTT印刷,感情を豊かにする50の言葉を学ぶ絵本を発売

NTT印刷は4月13日,一人ひとりの子どもの成長にあわせて内容が変更できる「パーソナルちいくえほん」のラインアップとして『たくさんのきもち』を発売した。幼児がよく使う50の気持ちの言葉(感情語)をもとに,子どもとのコミュニケーションを通して,気持ちを上手に表現する力を育む。子どもの名前や誕生日などに合わせて内容や表紙がカスタマイズされる。判型16×16㎝,64ページ。2970円。

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月刊『印刷雑誌』
2020年12月号「特集:絵本の世界
2021年12月号「特集:絵本のリアルな世界
絵本制作に関わる方,絵本好きな方におすすめいたします。

藤沢製本,端材色紙を子供へプレゼント

「大学入試の赤本」をメインとする藤沢製本(滋賀)は,大津市の公立幼稚園・保育園44園全園に製本過程で出る端材の色紙「紙様」(紙出)を無償配布し,子供に使ってもらう試みを4月に始めた。地元大津市育ち,在住の高校生インターンと市の小学校・幼稚園に通う子供を持つ同社の社長が中心となり進めている。

ボイジャー,電子書籍サブスクの運営サポート開始

ボイジャーは4月19日,出版社をはじめとした企業,法人向けに「読み放題サイト パッケージプラン」の提供を始めたと発表した。サブスクリプションサイトの基本デザイン,電子書籍リーダー,課金,ユーザー管理システムを備えており,企業は自社サイトとして電子書籍,電子雑誌のサブスクサービスを実装することができる。価格は要件定義からサイト構築までを含め660万円から。

ビズクルー,定額デザインサービスのデータ納品プランが1ヶ月無料

ビズクルーは4月19日,月額1万円台のデザイン定額サービスで,デザインデータの納品が可能な新プラン「助太刀丸plus+」を開始したと発表した。5月31日まで同プランの新規申し込みで1ヶ月無料のキャンペーンを行っている。

■プロの世界

エプソン販売,大判プリンタークラウドサービス

エプソン販売は3月に発表した大判インクジェットプリンターのクラウドサービス「Epson Cloud Solution PORT」の新サービス「エラーお知らせサービス」の提供を「SC-T7750D」,同「P8550D」の2機種を対象に4月18日から始めた。エラー発生時に,同社から直接電話でエラーの発生を知らせ,エラーの対処法案内や必要に応じて修理も手配する。本クラウドサービスも今回のお知らせサービスも無償。

DICグラフィックス,オフセット⽤印刷インキの価格改定

DICグラフィックスは,次のインキの価格を6月1日出荷分より改定する。1kg当たり,商業オフ輪インキ40円以上,油性枚葉インキ60円以上,UVインキ100円以上,新聞インキ60円以上。⾦銀インキ,特別対応品,特殊品(特殊容器を含む)などの⼀部製品についてはこの改定幅と異なる。

小森コーポレーション,資材の価格改定

小森コーポレーションは5月15日販売分より,同社が扱う資材「K-Supply」の価格を改定する。ゴムロール8%,ケミカル製品,洗浄布,ブランケット10%,インキ100~150円/kg。

日本包装技術協会,11月に札幌で技術研究大会

日本包装技術協会は11月17・18日,ニューオータニイン札幌で「第60回全日本包装技術研究大会」を開く。40件の発表を予定。申込締切8月19日で発表を募集している。
https://www.jpi.or.jp/saiji/taikai.html

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

5月25日締切,日本包装技術協会がパッケージングコンテスト作品募集

日本包装技術協会は包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでの優秀さを競う「2022日本パッケージングコンテスト」の出展を募集している。締切は5月25日。出品料は1点の場合,会員1万7500円,一般2万3100円,など。
https://www.jpi.or.jp/saiji/jpc/jpc_index.html

4月29日,印刷業界が東京・末広町で一般向けイベント

印刷業界の活動団体PrintNext2022は4月29日,東京・末広町の3331 Arts Chiyodaで日本各地のモノ・コトを紹介する「ココカラ市場」を開く。参加無料。
その中で中部ブロック運営委員会は,SDGs活動のPRとアーティストの支援を目的に,日用品演奏ユニットkajiiとの共創による,印刷廃材楽器の展示よびkajiiによる無料ライブを行う。
https://kokokara-ichiba.jp/

5月11日,Tooが動画制作セミナー

Tooは5月11日,「セールス&グラフィックデザイナー向け動画制作セミナー」をオンラインで開く。チラシやカタログのデザインをメインにしているグラフィックデザイナーなどに,動画制作に取り組むメリットとポイントを紹介する。参加無料。
https://www.too.com/event/2022/mac05/

5月11日~8月18日大阪で,6月3日~9月30日市谷でモノクロ写真展

DNPメディア・アートは,ライカカメラジャパンとの共創で,写真家の大門美奈氏が「新ばし芸者」の佇まいや所作を写し取った撮りおろしのモノクロ写真展「新ばし」を開く。同社のプリプレスやメディア制作技術を活かしての表現手法を見せる。
5月11日~8月18日「ライカGINZA SIX」で,6月3日~9月30日に市谷の「DNPプラザ」で,夏ごろ「ライカ大丸心斎橋店」で予定。
https://store.leica-camera.jp/event/ginzasix_minadaimon

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銀塩時代の手法を踏襲していたり,デジタルデータの処理に時間を取られていませんか?今よりも「早く・楽に・良い写真」を作るための考え方を解説。『誰も教えてくれなかった デジタル時代の写真づくり

5月13~29日,クルツジャパンがパッケージの可能性を探るエキシビション開催

クルツジャパンは5月13~29日,東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchiで,デザイナーとの共創プロジェクトによる新しいパッケージ価値の提案「パッケージング・インクルージョンvol.1 つながる」を開く。4人のグラフィックデザイナーと共に「つながる」をテーマに,新たなパッケージを提案する。
https://packaging-inclusion.com/

12月7~9日,ビッグサイトでSDGs Week EXPO展

日本経済新聞社,日経BP,インフラメンテナンス国民会議は12月7~9日,有明の東京ビッグサイトで「社会インフラテック」「カーボンニュートラルテック」などで構成する「SDGs Week EXPO 2022」を開く。入場無料(事前登録制)。
https://messe.nikkei.co.jp/sweb/

2023年2月1~3日,ビッグサイトで国際ナノテクノロジー総合展

第22回「国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 nano tech」が2023年2月1~3日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。事務局はJTBコミュニケーションデザイン内。入場無料(事前WEB登録制)。
https://www.nanotechexpo.jp/main/

2023年4月5~7日,ビッグサイトでJapan IT Week展

第32回「Japan IT Week 春」が2023年4月5~7日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。入場料5000円,事前登録等で無料。
https://www.japan-it-spring.jp/

 

 

次週5月2日の週刊「印刷雑誌」はお休みします。
次号は5月9日(月)の発行になります。

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2022年5月号【 特集:地方創生4 ―地域に役立つビジネス展開― 】(4月20日発行)

宣伝・広報方法はじめ,さまざまな工夫を凝らし,地域の特徴を活かした商品開発。「本」を軸にしたPODを活かしての生産や,地域を活かしての販売。地域の課題から動画配信というビジネスに展開していった取り組み。日本全国どこでも必要な抗ウイルス商材を自分たちの事業エリアから広げていく展開。手帳製本のノウハウを活かし,地域社会の基盤構築に向けた,柔軟性のある取り組みなどを紹介いたします。

2022年5月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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