週刊「印刷雑誌」

17巻 32号 2026年8月31日
Japan Printer weekly vol.17, no.32

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。

 

■印刷に興味ある方々へ

長崎歴史文化博物館,10月3日~11月8日に国宝・名宝の複製展

長崎歴史文化博物館は10月3日~11月8日,「文化財未来継承プロジェクト 綴 TSUZURI -高精細複製品が語る美の世界-」を開く。本展の高精細複製品は,キヤノンと京都文化協会の共同プロジェクトの技術を用いて制作され,オリジナルの文化財では難しいガラスケース無しの展示で,写真撮影も可能。「南蛮屏風」に加え,狩野永徳,俵屋宗達,伊藤若冲など日本美術の巨匠が描いた国内外の国宝・名宝の高精細複製品を,前期・後期合わせて23作品展示する。

キンコーズ・ジャパン,8月31日まで上野店で「吉田山田」とコラボ

キンコーズ・ジャパンは8月31日まで,東京の上野店で音楽ユニット「吉田山田」のコラボレーション企画を行っている。同企画は8月23日に上野水上野外音楽堂で行われた吉田山田のライブに合わせて開かれ,窓の装飾やフォトスポットを設置しているほか,ライブ会場で撮影したメンバーとの集合写真をポストカードにしてプレゼントしている。

高速オフセット,中身が動くアクリルキーホルダー印刷開始

高速オフセット(大阪)は8月20日,法人向けに「アクリル製シャカシャカキーホルダー」の印刷サービスを始めたと発表した。アクリル板のキーホルダーの中に小さなパーツが入っており,振るとパーツが動き,シャカシャカ音が鳴る。印刷デザインや外の形状,中のパーツ,カットラインを含めオリジナルで製造可能。Illustrator形式のフォーマットも利用可能。

コッカ,デザイナーとコラボしたテキスタイルの布を発売

コッカ(大阪)は8月25日,紙雑貨やペーパーアイテムの専門店「Paper message」のデザイナー,大久保淳子氏とコラボレーションした布を発売すると発表した。植物や動物,人々の姿などを描いた大久保氏のイラストをコッカが布地に印刷した。受注期間は9月30日まで,加工上がりは2027年1月下旬,価格2640円。

イメージ・マジック,写真からつくるデフォルメフィギュアサービス開始

イメージ・マジックは9月1日,全身写真1枚から手のひらサイズのフィギュアを制作する「写真からつくる デフォルメフィギュア」サービスを始めた。写真をアップロードするだけで,服装や持ち物などの特徴を生かしたデフォルメ造形で制作できる。フィギアの表情やポーズが選択できるほか,2人が寄り添う姿を収めたペアフィギュアの制作も可能。

大同至高,オンラインショップ開設

大同至高は8月26日,「大同至高公式オンラインショップ」を開設したと発表した。凹凸のあるぷっくりシール,紫外線で色が変わるミニうちわ,温度で絵柄が変わるトランプやマグカップカバーなど,文房具や生活雑貨を中心にした商品を1個から購入できる。

北海道磁気印刷,オリジナルデザインギフト専門店開設

北海道磁気印刷は8月26日,1つから作れるオリジナルデザインギフト「gifme+」のオンラインショップを開設した。最短2営業日出荷,発注前のデザインプレビュー機能,金箔・銀箔のデザイン,クレジットカード決済,人による入稿データ確認と出荷前の品質チェックが特徴。現在はQUOカードを軸としたギフトを中心にしており,今後は他のグッズ商品への展開に加え,カテゴリ・業種ごとのユーザーに合わせたビジネス特化製品の取り扱いも予定している。

ブックフロント,個人向け販売機能を拡充

ブックフロントは8月25日,印刷・製本・配送までを一括で行う製本サービス「製本直送.com」の個人向け販売機能「どこでも出版」のサービスを拡充したと発表した。特定の人だけに商品を届ける販売ページの検索除外設定,一時的な販売停止や期間限定販売ができるページ公開・非公開の切り替え,注文・発送メールに独自のメッセージを追記できるメール文面のカスタマイズの機能を追加した。

グラフィックネットプリント,ビジネス販促支援の特集サイト開設と応援ハリセン拡充

グラフィックネットプリントは8月24日,「ビジネス販促支援」特集サイトを開設したと発表した。名刺やチラシ,オリジナルグッズなどの印刷商品の中から,ビジネス用途で頻繁に利用する商品やサービスを紹介し,利用の多いサイズや用紙の価格ページに素早くアクセスでき,カテゴリ検索も可能。よくある悩みに応えるコラムも掲載している。
また8月27日,スポーツ観戦などで活用できる「応援ハリセン」に,特大サイズと中サイズを追加したと発表した。特大サイズが7日納期,1000部の注文で,1部あたり163.1円。

■プロフェッショナルの世界

全日本印刷工業組合連合会,9月11日に東京で印刷取引契約書ガイドブック説明会

全日本印刷工業組合連合会は9月11日,東京・池袋のサンシャインシティで「適正な印刷取引の実現に向けた契約書(ひな型)ガイドブック説明会」を開く。法律的な視点から印刷物製造請負に係る契約実務のポイントについて解説する。参加費は,ガイドブック付き1万円,ガイドブック持参者3000円。
https://kyousou-network.net/notice/8554

全日本印刷工業組合連合会,9月15日にセキュリティ対策評価制度のセミナー

全日本印刷工業組合連合会は9月15日,オンラインと東京・飯田橋の大塚商会で,経済産業省のセキュリティ対策評価制度の対策に関するセミナーを開く。印刷業界向けの制度概要と,認定取得に向けた具体的な対応方法を解説する。定員は現地会場50人,オンライン200人。参加費1000円。
https://www.aj-pia.or.jp/wp-content/uploads/2026/08/SecurityWebinars.pdf

セミ・ジャパン,9月15日に東京でAI半導体企業のオンラインセミナー

セミ・ジャパンは9月15日,オンラインで「半導体は設計する時代へ:チャレンジする日本企業」をテーマにセミナーを開く。なぜ今,半導体設計が重要なのかを紐解き,新製品開発を背景に独自設計へ挑戦する企業や,AI半導体に挑むスタートアップの取り組みを紹介する。参加費5500円(会員は無料)。
https://www.semi.org/jp/events/semi-business-update-20260915

シリウスビジョン,9月16日にパッケージ表示印刷のオンラインセミナー

シリウスビジョンは9月16日,オンラインで「激変するパッケージ表示印刷:その懸念点と対応策,差別化は?」をテーマにセミナーを開く。パッケージ表示印刷の最新動向や,現場が直面する懸念点とその具体的な対応策を解説する。定員300人。参加無料。
https://siriusvision.co.jp/event/260916/

小森会,10月27日に東京で開催

小森コーポレーションの得意先で構成する小森会は10月27日,江東区のホテルイースト21東京で,東京小森会・関東甲信越静小森会を開く。経済学者の高橋洋一氏が「日本経済の現状とこれから」をテーマに講演する。

全日本印刷工業組合連合会,10月28日~11月11日に全5回の印刷営業講座

全日本印刷工業組合連合会は,オンラインで印刷営業講座を,10月28日,11月4日・12日・5日・11日の全5回で開く。厚生労働大臣認定の「印刷営業士」取得に適した,営業活動に必要とされる基礎的なマーケティングや印刷技術,関係法規などの専門知識を修得できる。定員30人。受講料は組合員2万900円,一般3万8500円。
https://www.aj-pia.or.jp/wp-content/uploads/2026/08/2026.11eigyoukouza.pdf

日本印刷学会,11月6日に印刷エレクトロニクスのシンポジウム

日本印刷学会は11月6日,オンラインで「印刷技術で創る次世代エレクトロニクス」をテーマにシンポジウムを開く。印刷技術を基盤とした次世代エレクトロニクスについて,企業や研究機関,大学による最新の技術動向や応用事例などを紹介する。定員200人。参加費は,会員・賛助会員・協賛団体会員5000円,非会員8000円,教職員・学生1000円。
https://www.jspst.org/event/261106.html

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印刷プロセスの持つ優位性と有用性を活かし,生産の効率化,コスト削減などにつなげるための知識『次世代プリンテッドエレクトロニクスへ―印刷による付加型生産技術への転換―』

TOPPAN,社会人eスポーツリーグ参加企業の募集開始

TOPPANは8月27日,社会人eスポーツプレイヤーを対象としたオンラインのゲーム大会「AFTER 6 LEAGUE」season7の参加企業の募集を始めた。大会は10月から2027年3月まで,タイトルごとに異なる実施時期で行う。期間中に企業間交流や社会人同士の交流を目的としたリアルイベントも開かれる。

日本HP,3D映像のコミュニケーションソリューションを提供開始

日本HPは10月から,AIを活用した等身大に近い3D映像によるビデオコミュニケーションソリューション「HP Dimension with Google Beam」の提供を始める。6台のカメラとAIでその場にいるような3D映像を生成し,専用ディスプレイに現実に近い大きさや奥行きで表示する。上位機種が754万6000円。

富士フイルムビジネスイノベーション,デザイン賞「IDEA」ファイナリストに選定

富士フイルムビジネスイノベーションは8月21日,アメリカ・インダストリアル・デザイナー協会が主催するデザイン賞「IDEA」のファイナリストに,プロダクションカラープリンター「Revoria Press PC2120」が選定されたと発表した。同プリンターは,視認性に配慮したユーザーインターフェイスやプリントサーバーと統一感のあるデザイン,シンプルなフォルムでモノトーン配色されおり,AIによる画質設定の提案や画像補正,2色の特殊トナー使用によるRGBデータの色彩に近い出力ができる。

大阪シーリング印刷,フランスのサステナビリティ評価でブロンズメダル獲得

大阪シーリング印刷は8月26日,フランスのEcoVadis社によるサステナビリティ評価で,全世界評価対象の上位35%に与えられる,ブロンズメダルを2年連続で獲得したと発表した。EcoVadisは環境・労働と人権・倫理・持続可能な資材調達の4分野で総合的に企業を評価している。大阪シーリング印刷は今回,環境分野で特に高く評価された。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

8月31日~9月3日,丸昇が原宿で展示会

丸昇(愛知県蟹江町)は8月31日~9月3日,東京の原宿デザインフェスタギャラリーで展示会を開く。アパレル商品を中心に,新作サンプルや特殊加工など,企画に役立つアイデアを紹介する。事前予約入場制。
https://designfestagallery.com/gallery-detail/?id=39643
https://www.marusho369.com/2026-8-31-9-4/

9月3日,クリーク・アンド・リバー社がオンラインで色彩心理セミナー

クリーク・アンド・リバー社は9月3日,オンラインセミナー「クリエイターのための色彩心理Vol.1 配色の“裏側”を読む:オーバーネガティブ/アンダーネガティブという視点」を開く。すべての色で「強すぎる」「弱すぎる」ことで新たなネガティブが生まれる,という視点で配色が与える印象を多面的に捉える方法を解説する。定員60人。参加無料。
https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/178667/

9月9~11日,幕張メッセでファクトリーイノベーションWeek展

製造業向けAIやロボット,省エネなどの「ファクトリーイノベーションWeek」が9月9~11日,千葉の幕張メッセで開かれる。主催はRX Japan。入場無料(要事前登録)。
https://www.fiweek.jp/autumn/ja-jp.html

9月16日~10月11日,日本デザイン振興会が東京で地域に根ざしたデザイン活動展

日本デザイン振興会は9月16日~10月11日,東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchiで「山水郷のデザイン6 – Crafting Futures」を開く。日本各地で,その土地ならではの仕事と暮らしを愉しみながら,仲間と共に創る生き方をするデザイナーたちの取り組みを紹介する。今回は,山梨県富士吉田市,兵庫県西脇市,全国の伝統工芸産地で活動する3組の展示を行う。入場無料。また,9月22日に東京・六本木のインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターで出展3組によるオープニングトークを行う。定員50人。参加無料。
https://sansuigo6talk.peatix.com/

10月7~9日,ビッグサイトでファッションワールド東京展

サステナブルファッションや,素材,副資材の展示会「ファッションワールド東京」が10月7~9日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。入場無料(要事前登録)。
https://www.fashion-tokyo.jp/hub/ja-jp/lp-vis/faw.html

11月6日,Tooが東京でデザインスキルとキャリアのセミナー

Tooは11月6日,東京・芝のベルサール芝公園で,design surf seminar 2026「デザインの向こう側にあるもの」を開く。全7セッションで「越境」をキーワードに,スキルを掛け合わせ,役割の枠を越え,活躍の場を広げてきたデザイナーたちが試行錯誤と選択のプロセスを語る。参加無料。
https://www.too.com/dsurf/y2026/

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2026年9月号【 特集:インキの節約 】(8月20日発行)

インキ缶に残って捨てているインキを蘇らせるシステム、網点やドット形状の工夫により使用インキ量を減らせるソフトウェア、インキ量を削減しつつ印刷を最適化できるソフト、資材の管理を見直して無駄な発注を減らす提案などを紹介します。

2026年9月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

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