週刊「印刷雑誌」

16巻 8号 2025年2月25日
Japan Printer weekly vol.16, no.8

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
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◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。

 

■印刷をたのしむ

サムライソード,コンビニでも印刷できる名刺発注サービス開始

サムライソードは3月,名刺発注管理DXサービス「マイ名刺biz」を始める。従来型の名刺発注のほか,コンビニエンスストアのマルチ複合機で,A4光沢紙とハガキ用紙で名刺プリントができる。また,コンビニ店頭での支払が不要で,利用者の所属する企業に名刺発注の代金と合算して一括請求される。

キンコーズ・ジャパン,アニメブルーロックのコラボイベント

キンコーズ・ジャパンは2月28日まで,渋谷サクラステージ店,栄店,梅田店でアニメ「ブルーロック」とのコラボイベントを行っている。店頭の装飾をはじめ,アニメの限定グッズ販売を行う。名古屋と大阪の2店舗では地域に合わせたキャラクターの限定ポスターを販売する。

グラフィック,フルカラータオル印刷開始

グラフィックは2月17日,1枚から作成できる「フルカラータオル印刷」を始めたと発表した。タオルの端まで全面フルカラープリントでき,RGBデータ対応で鮮やかな色表現も可能。フェイスタオルのサイズと,細身のマフラータオルのサイズが選べる。フェイスタオルが15日納期,100枚の注文で,1枚あたり1338.1円。

高速オフセット,バナナペーパーガイドブック公開

高速オフセットは2月18日,サステナブル推進担当向けに「バナナペーパー One Planet Paperガイドブック」を制作,公開したと発表した。バナナペーパーとSDGs17項目への関連性や,日本におけるバナナペーパーの認知度,ネイチャーポジティブ/クライメートポジティブへの関連性,バナナペーパー事業を続ける上でのザンビア現地への貢献事例などの情報を掲載している。
https://www.kousoku-offset.co.jp/documents/bananapaper-guidebook-special/

大日本印刷,GIGAスクール端末の予備機運用を開始

大日本印刷は4月1日,レノボ・ジャパン合同会社と協業し,GIGAスクール構想第二期に対応した情報端末の予備機を保管・運用管理する取り組みを始める。小・中・高等学校などに,高速通信ネットワークと1人1台の端末を整備する文部科学省推進のGIGAスクールにおいて,同社は端末予備機の整備,バッテリー劣化防止のための定期的な充電,予備機発送の受付と配送,故障機の保存と管理を行う。

■プロの世界

ユポ・コーポレーション,投票用紙を再生した名刺作成用シート発売

ユポ・コーポレーションは2月19日,選挙管理システム研究会,ムサシと共同で,使用済み投票用紙から再生した樹脂を25%配合した名刺作成用シート「投票用紙リサイクルR-25名刺」を発売した。

日本印刷産業連合会,グリーンプリンティング認定制度がグリーン購入法基準値1に

この度,環境省の定める「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)に基づく「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」が見直され,より高い環境性能を示す「基準値1」の要件に,日本印刷産業連合会のグリーンプリンティング(GP)認定制度が明記された。合わせて全日本印刷工業組合連合会および東京都印刷工業組合が運営する「環境推進工場認定制度」も要件となった。4月1日施行。

EIZO,21.5型タッチパネルモニターを発売

EIZOは3月3日,専用のスタイラスを付属した21.5型タッチパネル装着カラー液晶モニター「DuraVision FDF2182WT-AS」を発売する。4096段階の筆圧感知で追従性に優れた詳細な書き込みができるほか,指での10点マルチタッチに対応する。参考価格10万9780円。当初予定していた2月3日の発売日は製品の最終調整のため延期されていた。

EIZO,24.1型カラーマネージメントモニター発売

EIZOは4月17日,映像制作向けのHDR表示に対応した24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG2400S」を発売する。コンパクトなサイズでの対応のニーズに応え,24.1型,1920×1200解像度で初めてHDR表示に対応し,映画や放送の国際規格に準じる専用カラーモードを標準搭載した。USB Type-Cケーブル1本で,画面表示,USB信号の伝送,ノートPCへの70Wの給電ができる。外装には再生プラスチック材を85%使用している。参考価格19万5800円。

研文社,2月27日からのイーコマースフェアに出展

研文社は,2月27~28日に有明の東京ビッグサイトで開かれる「イーコマースフェア東京」に出展する。マーケティングデータ(情報資産)を活用したプリントDXソリューションとして,商品のデータ,情報管理と印刷物を連携したプリントDXサービスを紹介する。
https://www.ecfair.jp/

昌栄印刷,3月4日からのリテールテックJAPAN展に出展

昌栄印刷は,3月4~7日に有明の東京ビッグサイトで開かれるリテールテックJAPAN展のAI・データ活用ゾーンに出展する。屋内における人の行動データを取得・分析・可視化するツールや,業員の動きを定量化するアプリを紹介する。
https://messe.nikkei.co.jp/

日本印刷技術協会,4月2~4日に大阪で新入社員養成講座

日本印刷技術協会は4月2~4日,大阪で「新入社員養成講座」を開く。4月2・3日は都島区の大阪印刷会館で印刷ビジネス,社会人の心構えとビジネスマナー,印刷物製作・DTP制作の基礎知識を学ぶ。4月4日は大阪市・水走の作道印刷で見学と印刷研修を行う。参加費は,会員4万4000円,一般5万5000円。
https://www.jagat.or.jp/archives/81406

日本印刷技術協会,4月2~7日に新入社員セミナー

日本印刷技術協会は4月2~7日,新入社員・中途社員を対象にした「新入社員セミナー2025 学び放題サービス」を東京・杉並区の同協会で行う。全4講座で新入社員の疑問を解決し,印刷業の基礎知識,社会人としての基本と心得を解説する。また,4月2日~5月23日にオンデマンド配信による繰り返し視聴もできる。参加費は,会員5万5000円,一般8万5800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/483142

日本印刷技術協会,4月8日に大阪で印刷営業の心得と基本実務のセミナー

日本印刷技術協会は4月8日,オンラインと都島区の大阪印刷会館で「印刷営業の心得と基本実務」をテーマにセミナーを開く。営業のあるべき姿や,コミュニケーションの基本,営業の準備力などを解説する。参加費は,会員1万6500円,一般1万9800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/484580

メディア・ユニバーサル・デザイン協会,5月23・24日にディレクター検定

メディア・ユニバーサル・デザイン協会は5月23・24日,東京・新富の日本印刷会館で「MUDディレクター検定」を行う。1日目は「色覚」,2日目は「デザインレイアウト」の科目で講習と検定試験を行う。受験資格はMUDアドバイザー検定の合格者。定員12人。受験料6万500円。
https://www.media-ud.org/assay/

日本プリンティングアカデミー,卒業生4人

日本プリンティングアカデミーは3月14日,東京・小石川の同校で卒業式を予定している。今年は4人の学生が卒業予定。2025年度の入学式は4月2日に行われる。

星光PMC,社名変更

星光PMCは4月1日に社名を「CHEMIPAZ株式会社」に変更する。

誠伸商事,福田七衛会長お別れの会

誠伸商事株式会社は,2024年12月に逝去した同社の福田七衛会長のお別れの会を次のとおり開く。3月11日,献花 午前11時〜午後1時,東京會舘(千代田区丸の内)。問合せは,同社(電話03-5751-3011)。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

3月13・14日,大阪でノベルティ・販促ツール展

3月13・14日,南港のインテックス大阪で開かれる「営業・マーケDXPO大阪」内で「ノベルティ・販促ツール展」が開かれる。主催はブティックス。入場料5000円(事前登録で無料)。
https://dxpo.jp/real/fox/osaka/sales/ex-prtool.html

3月13日~5月6日,東京ミッドタウン・デザインハブで「はじめの一歩から ひろがるデザイン展」

六本木の東京ミッドタウン・デザインハブは3月13日~5月6日,「はじめの一歩から ひろがるデザイン展:グッドデザイン賞2024フォーカス・イシュー」を開く。グッドデザイン賞では審査で探求すべきテーマを「イシュー」として設定し,審査後に提言として発表している。本展は2024年度のテーマ「はじめの一歩から ひろがるデザイン」に焦点を当て,6つの提言とそれぞれの事例としてあげられた受賞デザインを中心に展示する。入場無料。
https://www.designhub.jp/exhibitions/fi2024

3月14日,富沢印刷が浅草で出版発表会

富沢印刷は3月14日,東京・浅草の台東区民会館で「出版発表会:台東区愛で本作ってみた」を開く。同社の富澤隆久社長が執筆した吉原のガイドブックについて,執筆の経緯などを解説するほか,オリジナルグッズの販売も行う。参加無料。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfkVmnylXmtwA6yP0_R1Q7DXdSkLPBrgRc9rRDZKIGUsamsQw/viewform

3月22日,3beatが印刷業界のシニア働き方説明会

人材マッチングの(株)3beatは3月22日,東京・錦糸町のすみだ産業会館で「“印刷業界のシニアの新しい働き方”説明会」を開く。60歳以降の副業を印刷業界で考えているシニア層や,印刷業界での経験を活かしたい定年退職(予定)者,シニア以外の印刷会社を退職または予定で次の仕事を探している人を対象に,同社のサービスの説明や個別相談を行う。参加無料。
https://sites.google.com/3beat.jp/event01/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

2026年1月21~23日,大阪でIT・DXの総合展

2026年1月21~23日,南港のインテックス大阪で「Japan IT Week」「Japan DX Week」「営業デジタルマーケティングWeel」「EC・店舗Week」展が開かれる。主催はRX Japan。入場無料(要事前登録)。
https://www.japan-it.jp/osaka/ja-jp.html

2026年1月28~30日,ビッグサイトでTCT JAPAN展

3DプリンティングとAM技術の「TCT Japan 2026」展が2026年1月28~30日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はJTBコミュニケーションデザイン。
https://www.tctjapan.jp/

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2025年3月号【 特集:インクジェット最前線 】(2月20日発行)
インクジェットインクとマーキング市場や、溶剤系インクと水性レジンインクの双方の利点を兼ね備えたレジンインク、軟包装用インクジェットの市場性と技術、入門的なインクジェットヘッドの原理、用紙の蛇行補正技術、インクジェット印刷という出力側の前工程としてプリプレス側の話などを解説いたします。

2025年3月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

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