週刊「印刷雑誌」

14巻 49号 2023年12月25日
Japan Printer weekly vol.14, no.49

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

木野瀬印刷社員の映画「フィリピンパブ嬢の社会学」

木野瀬印刷(愛知県春日井市)のPOD課の社員,中島弘象氏の原作による映画『フィリピンパブ嬢の社会学』(白羽弥仁監督)が愛知県で先行上映され,2024年2月17日より東京・新宿のK’s cinemaで上映が決まった。作者が中部大学の修士論文でフィリピンパブで働く女性をテーマとしたことが発端。内容はほのぼのとした実話の純愛物語。書籍は新潮社刊。

高速オフセット,画像を選べるポストカードとアクリルジオラマを発売

高速オフセットは12月15日,アニメ「五等分の花嫁∽」の画像と用紙を選べるポストカードを発売した。画像は10種類ある7枚1セットのイラストパターン群の中から,用紙はパール紙,ヴァンヌーボ,耐水紙の3種類から選べる。Amazonと楽天市場で販売し,耐水紙・ヴァンヌーボが1980円,パール紙が2200円。
また,高速オフセットは12月21日,アニメ「五等分の花嫁∽」の期間限定Webグッズショップで,好きな画像を選びカスタマイズできるアクリルジオラマを発売した。キャラクター全身の1パーツと,ジオラマの背景3パーツを自由に選ぶことができる。4950円。

■プロの世界

小森,ホリゾン,ワークフロー連携進む

小森コーポレーションとホリゾン・インターナショナルは12月7日,両社のワークフローを連携することにより印刷から加工までの工程の見える化・自動化に向けた運用を,セントラルプロフィックス千葉工場で始めたと発表した。工程管理システム「KP-コネクトPro」とポストプレスマネージメントシステム「iCE LiNK」を連携させることにより,印刷加工会社の生産管理システムから接続機器での作業に至るまで,一元管理されたジョブスケジュールによる運用を図る。国内外において両社のワークフロー連携による運用開始は初めて。

全日本印刷工業組合連合会,CSR認定新規3社発表

全日本印刷工業組合連合会は12月20日,第43回「全印工連CSR認定」の結果を発表した。ワンスター認定・新規は,ザ・デジタルソリューションズ(東京),更新が10社。ツースター認定・新規は,ソウブン・ドットコム(東京), ニシキプリント(広島),更新が1社。スリースター更新は2社。CSR認定企業は計142社。2024年1月31日まで,第44期ワンスター認定を募集している。

日本印刷産業連合会,グリーンプリンティング工場交流会開催

日本印刷産業連合会は2024年1月30日,第56回「GP工場交流会」をオンラインで開く。サステナブル・デザインの西原弘社長がGP制度を活用したSDGsの実現に関して講演する。参加無料。
https://www.jfpi.or.jp/edit5/id=135

リョービMHIグラフィックテクノロジー,2024年2月に王子で新春ショー

リョービMHIグラフィックテクノロジーは恒例の新春ショーを2024年2月21・22日,東京・王子の同社東日本支社で開く。

日本印刷技術協会,2024年4月に新入社員セミナー

日本印刷技術協会は,新入社員・中途社員を対象にした「新入社員セミナー2024 学び放題サービス」を2024年4月2~5日,東京・杉並区の同協会で行う。全4講座で新入社員の疑問を解決し,印刷業の基礎知識,社会人としての基本と心得を解説する。また,5月24日まで繰り返し視聴できるオンデマンド配信も行う。参加費は,会員5万5000円,一般8万5800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/472166

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

2024年1月22日~2月15日,千修がイラストコンテスト展示

(株)千修はプロアマ問わず広い年代から応募されるイラストレーションコンテストを行っている。2023年はイラスト,写真の2部門合わせ1100点の応募があった。受賞作品を2024年1月22~24日に東京・後楽園の文京シビックセンター,1月26日~2月15日に市ケ谷駅プロムナードギャラリー(都営地下鉄新宿線市ケ谷駅 駅長事務室前)で展示する。
https://xn--senshu-g-dx9m.co.jp/archives/1199

2024年1月23日,モリサワが新春セミナー

モリサワは2024年1月23日,恒例の新春セミナー「MORISAWA FAIR」をオンラインと大阪・浪速区の同社で開く。テーマは「DXと事業創造の印刷ビジネス」「Adobe Firefly 生成AIの最新活用術」「Morisawa Fonts 移行方法と新書体のご紹介」。大阪会場では,写植機のガイドツアーや,ショールーム見学,Morisawa Fonts・アドビ製品相談も行う。定員は,オンライン450人,大阪会場50人。参加無料。
https://go.morisawa.co.jp/morisawafair_2024

2024年1月26日~4月30日,大日本印刷が市谷で再生プラスチックのデザイン展

大日本印刷は2024年1月26日~4月30日,東京・市谷のDNPプラザで「Recycling Meets Design展」を開く。再生プラスチックの社会実装に向けて,ハンガーをテーマに技術的なトライアル結果やマテリアルリサイクルに関する学び,デザインアイデアから活用ストーリーなどを紹介する。入場無料。
https://www.dnp.co.jp/news/detail/20171236_1587.html

2024年2月8日,日本出版学会がオンラインで出版指標統計のセミナー

日本出版学会は2024年2月8日,「“出版指標”の統計と現在の出版業界」をテーマにオンラインセミナーを開く。出版科学研究所による「出版指標」の編集方法の解説,その課題などから今日の出版,未来の出版を考える。定員100人。参加無料。
https://www.shuppan.jp/event/2023/12/21/2918/

2024年3月4・5日,岡山大学で日本画像学会と日本機械学会がオーガナイズセッション

日本画像学会と日本機械学会は2024年3月4・5日,岡山大学で開かれる「IIP2024(情報・知能・精密機器部門講演会)」で,一般セッションの枠には収まらないテーマについて深い議論を行う,オーガナイズセッションを合同で行う。テーマはプリンタブル・ウェアラブルデバイスの基盤技術と応用,フレキシブル体のハンドリングと高機能化技術。

https://www.iip-conference.org/iip2024

 

 

次号は2024年1月9日(火)の発行になります。
本年もご愛読いただき,ありがとうございました。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2024年1月号【 特集:印刷の未来を俯瞰する 】(12月20日発行)
製本企業が行う製本以外の展開や、印刷工場の閉鎖からDTPに特化した事業変遷、プラスチック印刷から新たな植物由来シート材料への挑戦、印刷経営者として考えておくべきことについて紹介します。

2024年1月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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