週刊「印刷雑誌」

14巻 48号 2023年12月18日
Japan Printer weekly vol.14, no.48

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

グラフィック,絵馬印刷をリニューアル

グラフィックは12月11日,「絵馬印刷」の印刷素材に,低発泡塩ビとコート360kgを追加したと発表した。軽量で耐久性が高い低発泡塩ビはオンデマンド印刷で1個からの作成も可能。厚紙タイプのコート360kgは大部数印刷に対応。片面カラー,1000個の注文で,低発泡塩ビが1個あたり294.6円。コート360kgが1個あたり27.4円。

エーリンクサービス,グッズへの特殊印刷に特化したECサイト開設

販促用バッグのネット販売業のエーリンクサービスは12月12日,特殊印刷の請負加工に特化したサイト「特殊印刷工房」を開設したと発表した。ペンやマグカップなどの名入れ用商材を選び,数量・印刷内容などを入力すると料金・納期がすぐに表示され,そのまま発注できる。タンブラーやポーチ,PC周辺グッズなど多様な商材が選択でき,掲載がない商材でもサイト上で依頼申請することができる。

高速オフセット,子ども向けSDGs教育資料を無料公開

高速オフセットは12月13日,様々な素材から作られる紙を紹介した教育資料「紙から学ぼうSDGs 紙図鑑」の無料公開を同社Webサイトで始めた。いろいろな手触りのある身近な紙から,SDGsを考えることができる。
https://www.kousoku-offset.co.jp/documents/paper-book/

グラフィック社,『ポケット特殊印刷図鑑』発行

グラフィック社は12月,100種類以上の特殊印刷・加工を図版と実例写真で紹介した『ポケット特殊印刷図鑑』を発行する。「キラキラな」「鮮やかな」「透明・半透明にする」「凸凹させる」「手触り感に特徴のある」「見え方が変わる!」などの印刷加工や「紙の加工」のように見た目や手触りなど,特殊印刷加工の効果別に章分けして掲載。B6判並製,248ページ。2,640円。

パイ インターナショナル,世界の店を紹介した書籍発行

パイインターナショナルは書籍『ここだけにしかない魅力をつくり出す 世界のショップブランディング』を11月22日に刊行した。オーナーが独自の目線で作り上げた,個性的な店を世界中から集めて紹介。B5判変型(234×190mm),ソフトカバー,256ページカラー。4389円。

■プロの世界

リコー,B2枚葉インクジェット機発売

リコーは,商用印刷市場向けにB2判枚葉インクジェット印刷機「RICOH Pro Z75」を12月19日に発売する。片面最大4500枚/時,1200×1200dpi出力の性能。新開発の水性顔料インクを採用。少ない量で液滴を形成できるため,ランニングコストを抑えた。また,水性顔料インクで発生するひじわを低減させる新開発の乾燥システムを搭載し両面印刷でも高品質を図った。

SCREEN,8ページサーマルCTPの新製品発売

SCREENグラフィックソリューションズは11月,8ページサイズのサーマルCTPにおけるクラス最高の生産性のPlateRite HD 8900Nシリーズのリニューアルモデル「PlateRite HD 8900NⅡシリーズ」の販売を始めた。従来シリーズと同様,ニーズに合わせてZ,S,Eの3種類のモデルをラインアップ。プレート出力は,1024ch露光ヘッドを搭載したハイエンドのZモデルは1時間当たり70版出力。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

12月27日,ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会がオンラインでUCD改善効果セミナー

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会は12月27日,「UCDのメリットとは?実例から見る“改善効果”」をテーマにオンラインセミナーを開く。金融機関の記入帳票や食品メーカーのラベル,行政のDMを取り上げ,改善に至ったコミュニケーションの課題と背景,評価手法や改善による具体的な効果とメリット解説する。参加無料。
https://ucda.jp/pms_u_katsu_form.html?sid=205

2024年1月7~30日,日本デザイン振興会が東京丸の内でグッドデザイン大賞候補紹介展

日本デザイン振興会は2024年1月7~30日,東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchiで,グッドデザイン大賞候補を紹介する「踏み出すデザインのちからグッドデザイン賞 2023ファイナリスト展」を開く。大賞候補となった5件のデザインから見える,デザインの力を伝える。入場無料。
https://www.jidp.or.jp/ja/2023/12/13/finalist2023

2024年1月17~19日,ビッグサイトで化粧品開発展

「化粧品開発展2024 東京」が2024年1月17~19日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。入場無料(要事前登録)。その中で太成二葉産業は,香りを届けることができる販売促進ツールや,環境負荷が少ないパッケージなどを出展する。
https://www.cosme-week.jp/tokyo/ja-jp/about/ci.html

2024年1月17~19日,大阪でJapan IT Week

IoTやAI,情報セキュリティに関する9つの展示会で構成する「第8回 Japan IT Week 関西」が2024年1月17~19日,南港のインテックス大阪で開かれる。主催はRX Japan。入場無料(要事前登録)。
https://www.japan-it.jp/osaka/ja-jp.html

2024年2月2日,日本画像学会が環境対応の研究会

日本画像学会は2024年2月2日,オンラインと神奈川・相模大野のユニコムプラザさがみはらで「環境負荷低減に貢献する電子写真技術・プリンティング事業」をテーマに研究会を開く。環境負荷低減に対する電子写真・プリンティングの可能性についてディスカッションを行う。参加費は会員7000円,非会員11000円,学生2000円。
https://www.imaging-society-japan.org/www/jp/event_menu/techreserch/2023_smr_158/

2024年2月7日,日本グラフィックサービス工業会がサスティナブル経営セミナー

日本グラフィックサービス工業会は,2024年2月7日,オンラインと東京・小伝馬町のジャグラ本部で「地域と共に生きるビジネスモデル」をテーマにセミナーを開く。小規模で実現するサスティナブル経営について事例とともに解説する。参加無料。問合せは同工業会(電話03-3667-2271)。

2024年6月12~14日,日本画像学会がオンラインと東京工業大学で年次大会

日本画像学会は2024年6月12~14日,オンラインと東京工業大学すずかけ台キャンパス で第133回「日本画像学会年次大会:Imaging Conference JAPAN 2024」を開く。
https://www.imaging-society-japan.org/conference/ICJ2024S/

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2024年1月号【 特集:印刷の未来を俯瞰する 】(12月20日発行)
製本企業が行う製本以外の展開や、印刷工場の閉鎖からDTPに特化した事業変遷、プラスチック印刷から新たな植物由来シート材料への挑戦、印刷経営者として考えておくべきことについて紹介します。

2024年1月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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