■印刷をたのしむ

大日本印刷，デジタル庁のオンライン体験イベントでワークショップ開催

各府省庁等が連携して開催する「こども霞が関見学デー」が8月2・3日に開かれる。その中で大日本印刷はデジタル庁のワークショップ企画に協力企業として参加する。秋田の世界文化遺産「伊勢堂岱（いせどうたい）遺跡」の出土品や縄文文化を，同社の開発したコンテンツインタラクティブシステムで学ぶことができる。
https://isedoutai-iseki.peatix.com/

大日本印刷，京都のメタバース空間でTikTokとの連動プロモーション

大日本印刷は7月21日，メタバース空間「京都館PLUS X」と動画型SNSのTikTokを連動させたプロモーションを始めた。京都市の観光名所を舞台にしたショート動画をメタバース空間とTikTokそれぞれで公開し，地方活性化に向けた課題である若い世代へのアプローチや，地域の認知度向上を図る。
https://shibuya-miyashitapark.parallel-city.jp/project/kyotokan/

グラフィック，包装紙印刷に5種類の用紙を追加

グラフィックは7月25日，「包装紙印刷」で選べる用紙に，コート紙・マットコート紙・上質紙・淡クリームキンマリ・奉書紙を追加したと発表した。この追加で10種類の用紙が利用可能になった。コート紙が2万部の注文で1枚あたり4.7円から。

新日本印刷，オンラインイベントでセールやキャンペーン

新日本印刷（名古屋）は8月31日まで，オンラインイベント「新日本オンライン夏祭り」を開いている。360°VR撮影技術の最大50%OFFセールや，CG制作のお試しキャンペーン，参加者にギフトカードのプレゼントを行っている。

■プロの世界

エプソン販売，ガーメントプリンターの新製品発売

エプソン販売は，Direct to Filmにも対応し，Tシャツやトートバッグなどの布製品に直接プリントが可能なガーメントプリンター「SC-F2250/SC-F22H5」を7月26日に発売した。従来より，印字品質と使いやすさと作業効率を向上させた。本体171万6000円，保守5年モデル217万8000円。

カンター・ジャパン，ブランド効果測定調査の対応メディア増強

市場調査やブランドマネジメントを行うカンター・ジャパンは7月21日，消費者の視聴態度や広告への受容性がもたらす効果への違いを把握できるブランド効果調査において，AmazonやYouTubeなどの調査対象メディアを強化したと発表した。同社はこの調査を介し，メディアとの相性を考えたうえで消費者の心に本来の製品やサービスの価値を訴求することができるとしている。

デジタル総合印刷，図面から3Dのデータを作成するサービス開始

デジタル総合印刷は7月25日，2D図面や現物から3DCADのデータを作成するサービス「2Dto3D」を始めたと発表した。作成した3Dモデルから工程手順書やパーツリスト，カタログの作成，PV，ARなどの二次展開も可能。

全日本印刷工業組合連合会，CSR認定新規2社発表

全日本印刷工業組合連合会は7月20日，第41回「全印工連CSR認定」の結果を発表した。ワンスター認定・新規は，山越（金沢）と赤木印刷（大阪）。同認定更新は26社。ツースター認定更新は4社，スリースター認定更新は6社。CSR認定企業は計143社。10月31日まで，第43期ワンスター認定を募集している。

中小企業からニッポンを元気にプロジェクト，日本中小企業大賞の応募受付開始

（一社）中小企業からニッポンを元気にプロジェクトは，経済の潮流を踏まえた中小企業のチャレンジを評価する「日本中小企業大賞2023」の応募を9月22日まで受付けている。審査テーマは「“中小企業ならでは”を活かした機動力や発想力」。応募カテゴリーは「ベストプランニング賞」「新規チャレンジ賞」「スゴイ社員賞」「働き方改革賞」「SDGs賞」。エントリー料無料。
https://nippon-smes-project.or.jp/award/

ミマキエンジニアリング，沖縄営業所開設

ミマキエンジニアリングは那覇に沖縄営業所を開設した。営業開始日は7月31日。住所は，〒900-0004沖縄県那覇市銘苅1-2-22，電話098-975-9749。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

8月20日まで，日本新聞博物館で多様性とメディアの企画展

横浜の日本新聞博物館は8月20日まで，企画展「多様性　メディアが変えたもの　メディアを変えたもの」を開いている。メディアと多様性の関係を300点の展示資料とともに振り返る。入館料は一般400円，大学生300円，高校生200円，中学生以下無料。
https://newspark.jp/exhibition/ex000318.html

8月1～25日，印刷博物館で印刷・製本のワークショップ

東京・水道の印刷博物館は8月1～25日，「夏休み体験教室」を開く。活版印刷，中綴じ製本，製本加工，平版印刷のワークショップで，ポストカードやノート作りなどの体験ができる。入場料は，一般400円，学生200円，高校生100円，中学生以下無料。要事前予約。
https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/p20230801.php

8月2日，電通プロモーションプラスがオンラインでCRMのセミナー

電通プロモーションプラスは8月2日，「今さら聞けないCRMの基本を電通グループのデータマーケターが解説！ LINEで始める，継続的な顧客育成の第一歩とは？」をテーマにオンラインセミナーを開く。CRMの基本から実践までを60分で解説し，成功・失敗ケースを紐解きながら，スモールステップで始められるLINE施策を紹介する。参加無料。
https://v2.nex-pro.com/campaign/57868/apply

8月3日，大阪でパッケージ展

大阪・中央区の大阪産業創造館は8月3日，「パッケージ展2023」を開く。消費財のパッケージに課題，関心のある中小企業が対象で，1日3部制の各回定員300人。参加無料。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=40756

8月10日，日本印刷技術協会がオンラインでコンペに勝つプレゼンセミナー

日本印刷技術協会は8月10日，「コンペで勝つ！企画提案の3つの極意：勝率70％現役プレゼンターが教える」をテーマにオンラインセミナーを開く。コンペに勝つための情報収集，企画，プレゼンテーションの方法について，経験豊富な現役プレゼンターが解説する。参加費は，会員1万4300円，一般1万9800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/82045

8月30日～10月23日，gggでステファン・サグマイスターの個展

東京のギンザ・グラフィック・ギャラリーは8月30日～10月23日，「ステファン・サグマイスター　ナウ・イズ・ベター」展を開く。悲劇に満ちているように感じられる世の中も，100年単位で見てみると明らかに生活は良くなっている。そのような視野から眺めた世の中の変化を，古典的絵画の改造やレンチキュラーの効果を活用しながら，デザインの実践として視覚化していく。入場無料。
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000823

9月6～8日，ビッグサイトでギフトショー

「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋」が9月6～8日，有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.giftshow.co.jp/tigs/96tigs/

9月14・15日，大阪でギフトショー

第65回「大阪インターナショナル・ギフト・ショー2023」が9月15・16日，中央区のOMM（大阪マーチャンダイズ・マート）で開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.giftshow.co.jp/osakagiftshow/65oigs/

10月13～22日，竹尾が神田錦町でペーパーショウ

竹尾は10月13～22日，東京・神田錦町のKANDA SQUARE HALLで竹尾ペーパーショウ2023を開く。原研哉氏と日本デザインセンター原デザイン研究所が企画・構成し「機能と笑い」をテーマに，パッケージという営みを異なる二つの視点から見つめ直す。入場無料（事前予約制）。
https://www.takeopapershow.com/

10月13日～11月3日，京都・建仁寺で名宝屏風の高精細複製展

キヤノンと京都文化協会は10月13日～11月3日，京都市の大本山建仁寺で「スミソニアン国立アジア美術館の名宝 ～高精細複製品による里帰り～」展を開く。門外不出のスミソニアン国立アジア美術館所蔵作品から，「紅葉に流水・山景図屏風」ほか名宝と呼ばれる屏風の高精細複製15点を展示する。入場無料（参拝料600円が必要）。
https://global.canon/ja/tsuzuri/smithsonian.html

2024年1月24・25日，光文堂が名古屋で機材展

光文堂は「Print Doors 2024 第60回光文堂新春機材展」を2024年1月24・25日，ポートメッセなごやで開催する。 10月31日まで出展申込を受け付けている。
https://www.kobundo.co.jp/event/printdoors2024%E7%AC%AC60%E5%9B%9E%E6%96%B0%E6%98%A5%E6%A9%9F%E6%9D%90%E5%B1%95%E3%80%80%E5%87%BA%E5%B1%95%E7%A4%BE%E5%8B%9F%E9%9B%86/

 

 

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2023年8月号【 特集：デジタル印刷のインクとトナー 】（7月20日発行）
今月号の特集は、インクジェット印刷機のインクと、電子写真方式印刷機のトナーに焦点を当てました。
油性インク、トナーの基本と品質、圧着トナーなどの観点から解説いたします。

2023年8月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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