週刊「印刷雑誌」
14巻
25号
2023年7月3日
Japan Printer weekly
vol.14,
no.25
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。
■印刷をたのしむ
エプソン,7月26日~9月1日に東京で体験型展覧会開催
エプソンは7月26日~9月1日,東京・丸の内のエプサイトギャラリーで「なつやすみはアートであそぼう!:出張美術館・深掘り!?美楽(びがく)展」を開く。美術館所蔵作品をデジタル・アーカイブ化し,作品の持つ魅力や制作技法の体験を通じて学ぶことができる。入場無料。
https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/exhibitions/2023/0726/
大日本印刷,図書館流通センターと学習動画を電子図書館向けに販売
大日本印刷と図書館流通センターは6月27日,電子図書館向けに動画化した学習マンガや絵本の販売を始めた。動画の作成には大日本印刷が開発した,アニメーション制作支援サービス「ライトアニメ」を使用した。第一弾として「週刊マンガ日本史 改訂版」シリーズ6タイトルを発売する。
WEBLING,名刺の特殊加工サービス開始
WEBLINGは6月26日,ネット印刷サービス「オープリントミー」で,箔押し・型押し・スポットグロスの名刺加工オプションを追加したと発表した。箔押しの色は8種類から選べる。最小注文ロットの50枚で,箔押し2076円,型押し2316円,スポットグロス1596円から。
文林堂,福岡の活版印刷所内に文具店を開店
文林堂は6月22日,福岡・城南区の同社で,文具・雑貨メーカーのハイタイドが運営する文具店「HIGHTIDE STORE BUNRINDO」を開店した。両社は活版印刷の技術,文化の継承や新たな表現やコミュニケーションを生み出すことを目的に,今年1月に業務提携した。活字や印刷機が並ぶ空間をそのまま活かした店内で文具・手帳などを販売するほか,オーダーノートサービスや活版印刷が体験できるワークショップも行う。
■プロの世界
日本印刷技術協会,『DTPエキスパート受験サポートガイド(10 版)』発刊
日本印刷技術協会は7月1日,『DTPエキスパート受験サポートガイド(10 版)』を刊行した。DTPエキスパート認証試験の最新カリキュラムに対応・改訂した受験参考書。B5判,カラー,168ページ。2970円。
凸版印刷,軽量・フレキシブルなミリ波反射シート開発
凸版印刷は6月27日,軽量・フレキシブルなミリ波反射シートを開発したと発表した。第5世代移動通信システム(5G)で使用する波長1~10mmの電波を所望の方向に反射できるほか,木目調や大理石調など反射シートの表面への意匠性の付与に優れている。
エックスライト社,測色計の精度を最適化ソフト発表
X-Rite(エックスライト社)は6月20日,測色計の精度を最適化するソフトウェアNetProfilerの最新版「NetProfiler Online」を発表した。クラウド型プラットフォームを使用した最新版は,Webブラウザから測色計の状態確認と最適化をできるようになり,複数機器間の器差を最小化する。積分球分光測色計の「Ci6x」シリーズと「Ci7000」シリーズへの対応は,2023年後半に予定。
Too,自動組版レイアウトソフトの割引キャンペーン
Tooは,自動組版レイアウトソフト「Ge-DALe(ジェダール)」発売15周年記念の割引キャンペーンを12月末まで行っている。1ライセンスの通常価格80万円が57%,3ライセンスで62%,5ライセンスで69%割引するほか,初年度の保守料金も割引する。
京セラ,文書保管・印刷ソリューションを発表
京セラドキュメントソリューションズジャパンは7月13・14日,DXやセキュリティに関する,オンラインイベント「BoxWorksDigital Tokyo 2023」に出展する。クラウドストレージサービスと連携し文書保管や印刷ができる機能を搭載した複合機と,それらを組み合わせたソリューションを発表する。参加無料。
https://boxworks.jp/
日本フォーム印刷工業連合会,8月24日に椿山荘で夏季講演会
日本フォーム印刷工業連合会は8月24日,目白のホテル椿山荘東京で夏季講演会を催す。「イノベーションを創出する“ダイバーシティ時代のリーダーシップ”」と題し,人材育成や人材開発プロジェクトで活躍する(株)AND CREATEの清水久三子社長が講演する。
■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内
9月15日まで,千修がイラストコンテスト作品募集
千修は第20回「千修イラストレーションコンテスト」の作品を9月15日まで募集している。テーマはイラスト部門が「ロハス」,写真部門が「明日への一歩」。未発表作品で,プロ・アマ問わず16歳以上が応募できる。最優秀賞は賞金20万円。受賞作品は2024年1月下旬~2月上旬に作品展で展示される。
https://www.senshu-g.co.jp/lifework/lohas
7月4日,東京都印刷工業組合が事業継承のセミナー
東京都印刷工業組合は7月4日,オンラインと東京・新富の日本印刷会館で「今考える事業承継,M&Aセミナー」を開く。今後の事業成長・事業継続を見据え,今考えるべき事業承継やM&Aについて解説する。参加無料。
https://kyousou-network.net/notice/3156
7月6日,国際ユニヴァーサルデザイン協議会がオンラインで国際デザイン賞のセミナー
国際ユニヴァーサルデザイン協議会は7月6日,オンラインで「IAUD国際デザイン賞応募と受賞の経緯」をテーマに定例セミナーを開く。過去の賞受賞者から受賞内容や開発までの経緯,審査委員から応募へのアドバイスなどを聞く。参加費は,会員無料,一般1万2000円,法人12万0000円(10人まで)。
https://www.iaud.net/activity/21299/
7月7日,ダイナコムウェアがTwitterでトークディスカッション開催
ダイナコムウェアは7月7日,「文字の夜会 第1夜“フォントにあったライセンスの話”」をテーマにTwitterの音声機能でトークディスカッションを開く。クリエイターのアジャラカ氏,太田垣沙也子氏,山中慶氏の3氏が日頃感じているフォントに関するライセンスの悩みや疑問点などを語る。
https://www.dynacw.co.jp/news/event_detail.aspx?s=1040
7月12・13日,岡崎でものづくり商談イベント
岡崎商工会議所は7月12・13日,愛知・岡崎中央総合公園総合体育館で岡崎市内を中心としたものづくり企業の商談イベント「第8回ものづくり岡崎フェア2023」を開く。入場無料(要申込)。
https://www.okamono.com/fair2023.php
7月18日,日本印刷技術協会がオンラインでデザイン・レイアウトの基本セミナー
日本印刷技術協会は7月18日,「デザイン・レイアウトの基本知識」をテーマにオンラインセミナーを開く。デザインの視点でページの基本構成やレイアウトパターン,組版の考え方を解説する。定員20人。参加費は,会員1万4300円,一般1万9800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/90355
7月20日,日本印刷技術協会がオンラインでフリーペーパー動向のセミナー
日本印刷技術協会は7月20日,「フリーペーパーの最新動向と事例2023:広告と発行体制,“前橋新聞めぶく”の創刊事例から」をテーマにオンラインセミナーを開く。フリーペーパーの持続性や地域社会に果たす役割の変化を考える。参加費は,会員1万1000円,一般1万5400円。
https://www.jagat.or.jp/pri230720
7月20日,カワッタデザインがオンラインでデザインの基礎講座
(株)カワッタデザインは7月20日,「非デザイナーのための“デザインの基礎”講座」をオンラインで開く。ソフトもセンスも関係ない,ほんの少しの知識,工夫で仕事に役立つデザインの基礎,法則を解説する。参加費2800円。
https://www.street-academy.com/myclass/45268
7月20・21日,大阪でリテールテック展
生産性向上や流通DXに関する「リテールテック大阪2023」が7月20・21日,南港のインテックス大阪で開かれる。主催は日本経済新聞社とテレビ大阪。共同開催でフランチャイズ・ショー,JAPAN SHOP,SECURITY SHOWの3展示会も同日同所で開かれる。
https://messe.nikkei.co.jp/rs/
7月25・27日,日本機械学会がオンラインで柔軟媒体ハンドリングのセミナー
日本機械学会は7月25・27日,「柔軟媒体ハンドリング技術の理論と応用:若手からベテランまで1から学べる!フィルム・用紙の搬出/搬送から巻取技術」をテーマにオンラインセミナーを開く。書籍『柔軟媒体ハンドリング技術の理論と応用』の著者や技術者が,書籍内容のポイントを解説するほか,参加者の質問に答える。参加費は,学生員3万円,一般学生4万円,正員5万円,一般7万円。
https://www.jsme.or.jp/event/23-26/
7月28日,加工技術研究会がコーティングの展示会
加工技術研究会は7月28日,オンラインと丸の内の東京国際フォーラムでコンバーティングに関する展示会「CONVERTING FESTA Vol.1」を開く。第1回目の今回はコーティングをテーマに,最新技術,装置の展示のほか,セミナーで水分離膜(水素取出技術)や,ペロブスカイト太陽電池,初心者向け技術解説をする。入場料3000円,オンライン4000円(交流会付き4500円),会場とオンラインのセット7000円。
https://www.ctiweb.co.jp/festa/2023?acq=89lznpzmfz41z1zzzz0
8月2・3日,大日本印刷がオンラインでインテリアスタイルのセミナー
大日本印刷は8月2・3日,インテリアスタイルのトレンドや家具,キッチンの色や素材,仕上げの最新動向などについて紹介するセミナー「Global Interior Trend 2023」をオンラインで開く。イタリア・ミラノで開かれたデザインイベントのレポートやコーディネートのトレンドなどを紹介する。参加費4000円。
https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/seminar/20169393_1595.html
9月20日,日本包装技術協会がオンラインで循環型包装の講習会
日本包装技術協会は9月20日,オンライン講習会「循環型包装コース」を開く。パッケージにおける循環型ポリマー利用と紙利用軟包装の現状や最新技術の情報,事例を解説する。定員300人。参加費は,会員9900円,一般2万2000円。
https://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/2023/pdf/0920.pdf
◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2023年7月号【 特集:スクリーン印刷の可能性 】(6月20日発行)
今回は、グラフィック系を主軸にシルクスクリーン印刷を特集しました。デザイナーとのコラボや地域貢献、小ロット対応のビジネスなど、各社の持ち味を活かした取り組みを、基礎知識や印刷機・インキの最新技術解説を交え紹介します。
週刊「印刷雑誌」
編集 古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所 株式会社印刷学会出版部
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