週刊「印刷雑誌」

14巻 22号 2023年6月12日
Japan Printer weekly vol.14, no.22

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

パイ インターナショナル,『おみやげに選びたい! ときめくローカルパッケージデザイン』発行

パイ インターナショナルは6月14日に書籍 『おみやげに選びたい! ときめくローカルパッケージデザイン』を刊行する。北海道から沖縄まで,47都道府県のおみやげやご当地商品を地域別に紹介する。A5判,ソフトカバー,384ページ,4389円。

産経新聞社,『CALENDAR DESIGN 2023』発刊

産経新聞社は5月15日,『CALENDAR DESIGN 2023』を刊行した。2022年末に審査が行われた「第74回全国カレンダー展」(日本印刷産業連合会,産経新聞社主催)の入賞作82点を収録した作品集。各作品をカラー2ページで紹介し,入賞作品の製作上のポイントの解説を掲載。同カレンダー展に出品された応募作品の傾向を分析したデータファイルも収録。A4判,228ページ。1万1000円。

グラフィック,卓上カレンダー封入用の封筒印刷を開始

グラフィックは6月5日,「卓上カレンダー用封筒印刷」を始めたと発表した。卓上カレンダーの封入に適した210×200mmサイズで,Mサイズ(リングタイプの卓上カレンダー)やMプラスサイズが収まる。封筒の紙面全体にフルカラー,特色でデザインが可能。片面カラー,2000部,5日納期で1部あたり26.1円。

DMM,3DプリントサービスでHPのソリューションを導入

DMMは6月6日,3Dプリントサービスで白色パーツの製造が可能な産業用3Dプリンティングソリューション「HP Jet Fusion 5420W 3Dプリンティングソリューション」を導入したと発表した。白色パーツは造形後の仕上げや着色が容易などの特長があり,多様化するニーズと需要の拡大に応える。

エーディエフ,4枚で絵柄が揃う名刺を作成

アルミ製品の製造販売を行うエーディエフは6月1日,4パターンの名刺を集めると絵柄が揃う「コンプリート名刺」を作成した発表した。名刺の一部にアルミフレームの断面を模した画像の一部を掲載し,全てのパターンを揃えると,ARで社長が商品開発秘話を解説する動画を見ることができる。

大日本印刷,メタバースで職業体験するワークショップを開催

大日本印刷は5月10~11日,東京・渋谷のみらい図書館でワークショップ「メタバース職業体験プログラム」を開き,小学生15人が参加した。オリジナルの店舗デザインや陳列する商品を制作し,メタバース空間の店舗に什器や商品を陳列,子どもたち同士が店員役と顧客役を決めて,接客の体験を行った。

フォントワークス,ヘルスケア・医療機器開発展に出展

フォントワークスは6月21~23日に東京ビッグサイトで開かれる「ヘルスケア・医療機器開発展」に出展する。高齢者・視覚障がい者(弱視)向けフォントや医療シーン別にフォントの視認性等をWeb上で確認できるシミュレーターなどを紹介する。

■プロの世界

グラフィック社,『デザインのひきだし49』発行

グラフィック社はこの度,『デザインのひきだし49』を発行した。特集は「つくりたいを叶える! グッズ大全」。紙,ファッション,文具,アクリル,食べもの,器など,こだわりのあるグッズ65種の作り方情報を紹介。表紙も付録もグッズ実物サンプルがある。シモジマの文字の秘密,「グラフィックトライアル2023」,祖父江慎の製紙工場見学なども掲載。B5判,並製160ページ。2420円。

エプソン,レシートプリンター2機種発売

エプソンは,サーマルレシートプリンターの新機種を6月14日に発売する。小型で凹凸が少なく清掃がしやすいデザインで,外装に抗菌素材を採用。印刷速度は従来機を高速化したモデル「TM-m30Ⅲ-H」が,300mm/秒,セルフ機に特化したモデル「TM-m55」が450mm/秒。オープン価格。

キヤノン,映像とAI活用の労災防止ソリューションに工場・オフィスビル分野を対応

キヤノンは映像技術とAIを使い,現場の課題解決を支援する「映像DXシリーズ」に,工場・オフィスビル分野のソリューションを拡充し,6月中旬から提供を始める。侵入検知・危険行動検知・入退顔認証のサービスが含まれる。

キヤノン,「四条河原図屏風」の高精細複製品を国立文化財機構へ寄贈

キヤノンは6月5日,京都文化協会と共同で,ボストン美術館所蔵「四条河原図屏風」の高精細複製品を制作し,国立文化財機構へ寄贈したと発表した。フルサイズミラーレスカメラでオリジナルを撮影し,カラーマッチングを行った上で,12色の顔料を搭載した大判インクジェットプリンターで出力した。さらに京都の伝統工芸士が金加工を施し,オリジナルの文化財を忠実に再現した。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

8月27日まで,東京国立博物館で「四条河原図屏風」の高精細複製品を展示

東京国立博物館の体験型展示スペース「日本美術のとびら」で8月27日まで,「四条河原図屏風」の高精細複製品を展示している。複製作品はキヤノンが撮影と出力を手がけた。入館料は一般1000円,大学生500円。
https://www.tnm.jp/

6月16日,印刷技術懇談会が理想科学工業の見学会

印刷技術懇談会は6月16日,茨城県つくば市で「油性インクジェットの現在地」をテーマに理想科学工業開発センターの見学会を行う。参加費1000円。
https://ingikon513.peatix.com/event/3610417/view

6月16日,日本印刷技術協会がオンラインで動画受注のセミナー

日本印刷技術協会は6月16日,「“ゼロから始める”動画受注の基礎知識」をテーマにオンラインセミナーを開く。動画受注における基本知識として,取り巻く環境やメディアに上げるしくみについても触れながら,顧客対応に必要な知識とコツを解説する。参加費は,会員1万4300円,一般1万9800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/96956

6月20日,ミマキエンジニアリングが大崎でインクジェットプリンタ上位機種の体験会

ミマキエンジニアリングは6月20日,東京・大崎の同社でエコソルベントインクジェットプリンタのフラグシップモデル「JV330シリーズ」の体験会を開く。問い合わせは電話03-5420-8680。

6月21・22日,モトヤが東京で新商材のフェア

モトヤは6月21・22日,東京・八丁堀の同社で「新商材発掘フェア」を開く。3Dスキャナーを使用した実物フィギュアやDTFプリントビジネスの製作実演などを行うほか,新事業をテーマにしたセミナーを行う。要事前予約。
https://www.motoya.co.jp/event/exhibition/pod_20230621_tk.html

6月23日,大阪でWeb販促&デジタル活用展

大阪産業創造館は6月23日,大阪市本町の同館で「Web販促&デジタル活用展2023」を開く。中小企業のWeb・デジタル活用の困りごとを解決できる企業40社以上が出展する。入場無料(事前申込制)。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=40187

6月23日,ビジュアル・プロセッシング・ジャパンがオンラインで編集システムのセミナー

ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは6月23日,「オンライン編集システム“WoodWing Studio”セミナー」をオンラインで開く。誌面共同編集と複数メディアへの配信ができる同システムや導入事例を紹介する。定員500人。参加無料。
https://www.vpj.co.jp/news/vpjseminar/detail.html?id=9

6月28日,凸版印刷がオンラインでメタバース活用セミナーを再配信

凸版印刷は6月28日,「事例から紐解く,メタバースを使う意味」をテーマにオンラインセミナーを開く。メタバースの基本や事例,問題や課題解決へのメタバース活用を解説する。3月に開かれたセミナーの再配信となる。参加無料。
https://solution.toppan.co.jp/seminar/detail/ds230628.html

6月28~30日,ビッグサイトでコンテンツ東京展

広告クリエイティブ・マーケティングEXPO,クリエイターEXPO,ライセンシング ジャパンなどで構成する「第13回コンテンツ東京2023」が6月28~30日,有明の東京ビッグサイト東展示棟で開かれる。主催はRX Japan。入場料5000円(事前申込で無料)。
https://www.content-tokyo.jp/

6月28~30日,ビッグサイトでスマートシティ推進EXPO

デジタル技術で都市の問題解決,新価値創造を目指す「第3回スマートシティ推進EXPO」が6月28~30日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。その中で大日本印刷は,マイナンバーカードを活用し複数のサービスを連動させるプラットフォームやSNSと連動して地域のリアルタイムな情報を表示するデジタルマップなどを紹介する。入場料5000円(事前申込で無料)。
https://www.publicweek.jp/ja-jp/lp/23/vis/sce.html

6月30日,日本リテンション・マーケティング協会がマーケティングの未来を考えるセミナー

日本リテンション・マーケティング協会は6月30日,オンラインと東京のウィン第2五反田ビルで「海外視察から見えたマーケティングの未来を考える」をテーマにセミナーを開く。「“デジタル×プリンティング”が変えるコミュニケーションの“質”」と題し,goofの岡本幸憲社長も講演する。定員は会場20人,オンラインは非会員1社1人,会員は無制限。参加無料。
https://j-rma.jp/2023/05/22/jrma202306/

7月3・11・27日,8月1日,日本プロモーショナル・マーケティング協会が店頭プロモーションの講座

日本プロモーショナル・マーケティング協会は7月3・11・27日,8月1日,東京・新富の日本印刷会館で「“買い場”展開がよく解る基礎講座」を開く。店頭プロモーションの企画やプロデュースの基礎知識,現場の実践的な情報を学ぶほか,別日程で理解度テストを行う。定員70人。費用は会員7万7000円,一般8万8000円。
https://jpm-inc.jp/university/skillup/basic/

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2023年6月号【 特集:地方創生への役割 】(5月22日発行)
今回は、地域の活性へ取り組んでいる4社の社長に執筆をいただきました。顧客と地域への愛情、小学生たちに動画を撮らせる取り組み、震災直後のイベントにまつわる決断、動物園や水族館向けの提案などを紹介。また管理者向けの連載「印刷工場のマネジメント」が始まります。

2023年6月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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