■印刷をたのしむ

カワセ印刷，DM薄紙印刷の専門サイト開設

カワセ印刷は2月1日，“1度の発送で多くの情報を訴求する”をコンセプトとしたWebサイト「DM薄紙印刷～情報増量計画～」を開設した。薄紙印刷にすることで発送費をそのままで，封入点数や紙面サイズ，ページが増やせる点や，各種発送方法，DMにまつわる情報を紹介している。

エスペラントシステム，読書支援サービスの参加型機能を強化

ITシステム開発のエスペラントシステムは2月20日，電子図書による読書支援サービス「読書館」の参加型サイトの機能を強化したと発表した。同サービスは定額制で良書を読み放題できるクラウドサービスで，今回，自作作品の掲載や特集ページの作成，おすすめ書籍の掲載などの参加型機能を強化した。

紀伊國屋書店，バーチャル新宿本店を公開

紀伊國屋書店は2月15日，新宿本店の売場をバーチャル空間に再現した「紀伊國屋書店バーチャル新宿本店」を公開した。リニューアルした新宿本店2階の店舗内を，バーチャル空間で360度を見渡しながら散策できる。またバーチャル空間内のサロンではブックフェアが行われ，Webショップでの購入もできる。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/virtual-shinjuku-store-2ndfloor/

イメージナビ，フォントの割引セールと推しフォントのキャンペーン

イメージナビは，書体セットの割引セールを3月31日まで行っている。アニメ「鬼滅の刃」で使用された昭和書体のダウンロード版が1万1000円ほか，各種書体が割引対象となる。また，公式ツイッターで「#あなたの推しフォントを教えてキャンペーン」を3月6日まで行っている。推しフォントと推し始めたきっかけ，好きな理由をリツイートすると，抽選でAmazonギフトカード3000円分をプレゼントする。

WEBLING，チラシ制作無料のキャンペーン

WEBLINGはネット印刷サービス「オープリント」で3月7日まで，広報の定番チラシが無料で制作できるキャンペーンを行っている。102×152サイズ・光沢紙・薄めのチラシ作成が無料になるほか，その他のチラシ印刷で使える割引クーポンも配布する。

■プロの世界

ニレコ，糊付け検査装置の新製品発表

ニレコは，段ボールや封筒製造装置用に，従来機より性能を上げた糊付け検査装置「グルーモニタGM7」を開発したと2月17日，発表した。カメラが捉えたライン上の糊付け画像から，糊付けの長さ，位置などの各種情報を検査するシステム。計測値が基準値と異なる際には，エラーとして状態を画像で表示しブザーや赤色灯でオペレータに知らせるとともに，フィーダ停止や自動排出処理などの必要な処置を行う。

セイコーインスツル，業務用ラベルのデザインアプリ公開

セイコーインスツルは2月8日，2インチラベルプリンター「SLP 720RT／721RT」に対応した業務用ラベルデザインアプリ「SII Layout Editor」の提供を始めた。使用頻度の高いテンプレートが用意されているほか，作業に必要な機能だけを操作できるようにする機能限定モードやクラウドでのファイル共有機能がある。

日本印刷技術協会，印刷工場長養成講座

日本印刷技術協会は6月14日～7月19日，第3期オンライン「印刷工場長養成講座」を開く。工場長やミドルマネージャー，現場管理者などを対象に工場マネジメントや品質管理，改善活動，財務知識や人材マネジメントなどの講座を行う。受講料は，会員33万円，一般44万円。

凸版印刷，広島ショールームをリニューアル

凸版印刷の中四国事業部は1月30日よりJR広島駅南口徒歩1分の広島JPビルディングに移転した，また同社のショールーム「PLAZA21広島」も同所に移り2月17日にリニューアルオープンした。〒732-0822広島市南区松原町2-62。

FFGS，子会社統合と社名変更

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ（FFGS）は，子会社である富士フイルムGSテクノを4月1日に吸収合併する。また同日，富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは社名を「富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社」に変更する。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

2月25～28日，新宿でクリエイターイベント

クリエイターによるマーケット，展示，情報発信のイベント「NEW ENERGY TOKYO」が2月25～28日，東京の新宿住友ビル三角広場で開かれる。主催はBlue Marble。その中の「TOKYOエシカルゾーン」で大川印刷は，FSC森林認証紙やバナナペーパーなどを使用した製品の展示などを行う。25・26日のマーケットDAYは入場料前売り1000円，当日1200円，学生500円。27・28日のビジネスDAYは事前登録で入場無料。
https://www.ethical-action.tokyo/articles/1197/

2月28日，日本印刷技術協会がオンラインでpage2023の報告セミナー

日本印刷技術協会は2月28日，「page2023から読み解く印刷の未来」をテーマにオンラインセミナーを開く。page2023の総括として基調講演・カンファレンスについての報告，印刷業界トレンドとデジタル印刷の技術動向，クロスメディアとビジネスソリューションについて報告する。参加費は，会員1万1000円，一般1万5400円，印刷総合研究会メンバー無料。
https://www.jagat.or.jp/page2023report

3月1日～5月15日，キッズデザイン賞作品募集

特定非営利活動法人キッズデザイン協議会は3月1日～5月15日，「第17回 キッズデザイン賞」の作品を募集する。子どもを取りまく家庭や社会の成長や幸福をサポートし，キッズデザインに満ちあふれた社会の実現につながる作品を募集。審査料6万500円。
https://kidsdesignaward.jp/lp/

3月6・7日，SO-KENが赤坂で体験型印刷物の展示会

SO-KENはエプソン販売と共催で3月6・7日，東京のエプソンクリエイティブスクエアで「“あっ”と驚くインタクティブプリントテクノロジー展」を開く。インクジェット印刷による体験型エンターテインメントやインタラクティブな技術を紹介する。
http://www.trickprint.com/news/news/detail/230223.html

3月10日，日本包装技術協会がオンラインで医薬品包装のセミナー

日本包装技術協会は3月10日，「サステナブルな医薬品包装と安全管理の両立について考える」をテーマにオンラインセミナーを開く。定員100人。参加費は，会員1万7600円，一般2万5300円。
https://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/2023/0310.html

3月14日，日本包装技術協会がオンラインで包装の世界動向のシンポジウム

日本包装技術協会は3月14日，第10回包装近未来シンポジウム「世界の包装の動きと日本の進むべき道」をオンラインで開く。参加費は，会員1万7600円，一般2万5300円。
https://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/2023/0314.html

3月16日，DICカラーデザインがオンラインでカラーユニバーサルデザインのセミナー

DICカラーデザインは3月16日，「カラーユニバーサルデザインの価値と活用：色彩がSDGsのためにできること」をテーマにオンラインセミナーを開く。多様性ある社会における色づかいの課題を把握し，色彩がSDGsの実現に向けて貢献できること，情報が伝わるカラーデザインのポイントを解説する。定員450人。参加費5500円。
https://dcd20230316.peatix.com/

3月17日，全日本DM大賞オンライン贈賞式

日本郵便は3月17日，オンラインで全日本DM大賞2023の贈賞式を開く。受賞した47作品の紹介や金賞グランプリの発表，受賞者からマーケティング戦略やその効果などのインタビューを行う。
https://www.dm-award.jp/ceremony/

5月17～30日，国際ユニヴァーサルデザイン協議会がオンラインでUD検定

国際ユニヴァーサルデザイン協議会は5月17～30日に「UD検定・中級検定試験」をオンラインで行う。初級資格認定者でなくても受験可能。検定料金は，一般1万9800円，会員・学生1万5400円。申込締切は4月19日。
https://www.iaud.net/ud_certification/20420/

6月28～30日，12月6～8日，ビッグサイトでコンテンツ東京展

広告クリエイティブ・マーケティングEXPO，クリエイターEXPO，ライセンシング ジャパンなどで構成する「コンテンツ東京2023」の第13回が6月28～30日，第14回が12月6～8日，有明の東京ビッグサイト東展示棟で開かれる。主催はRX Japan。
https://www.content-tokyo.jp/

9月14・15日，大阪でギフトショー

第65回「大阪インターナショナル・ギフト・ショー2023」が9月15・16日，中央区のOMM（大阪マーチャンダイズ・マート）で開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.giftshow.co.jp/osakagiftshow/65oigs/

10月12～14日，ビッグサイトでサイン＆ディスプレイショウ

東京屋外広告美術協同組合は10月12～14日，「サイン＆ディスプレイショウ2023」を有明の東京ビッグサイトで開く。入場無料（事前登録制）。
https://tokobi.or.jp/sds/

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2023年3月号【 特集：消費者にわかりやすい印刷物 】（2月20日発行）

「わかりやすい」から捉えたパッケージでの表示や、ウェブでの情報発信、銀行による情報提供への取組、また逆に「わかりにくい」から考えたデザイン、使うという役割の印刷物から帳票での情報発信、わかりやすい印刷物を判断するようなソフト開発の取り組みを解説しました。

2023年3月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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