週刊「印刷雑誌」

13巻 49号 2022年12月26日
Japan Printer weekly vol.13, no.49

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

グラフィック社,『文具&紙ものグッズのつくり方』発行

グラフィック社はこの度,『納期・単価・最小ロットもすべてわかる! 文具&紙ものグッズのつくり方』を発行した。魅力的なグッズを150種類以上掲載したグッズ製作の必携書。『デザインのひきだし』33,36,42号の特集情報を最新版に更新して再録した。B5判並製,200ページ,2750円。

パイ インターナショナル,『私,誰の人生もうらやましくないわ。―児島令子コピー集め―』発行

パイ インターナショナルは12月23日,「あした,なに着て生きていく?」「死ぬのが恐いから,飼わないなんて言わないで欲しい。」などコピーライターの児島令子氏の言葉を詰めた『私,誰の人生もうらやましくないわ。―児島令子コピー集め―』を発行する。A5判変型(210×141mm),152ページ。1540円。

グラフィック,既製洋6と洋7封筒印刷を開始

グラフィックは12月21日,チケットや商品券などの封入に適した「既製洋6封筒印刷(刷込)」「既製洋7封筒印刷(刷込)」を始めたと発表した。既製封筒のため大部数の印刷も低価格で作成できる。1000枚,オフセット,片面,特色1色で,洋6封筒が1万1520円,洋7封筒が1万910円ほか。

城野印刷所,地元企業の支援でオリジナルノートを学校に配布

城野印刷所(熊本県)は,地元学生の応援のため12月9日,オリジナルノートの配布を始めた。この配布企画には地元企業10社が支援し,県内83校の高校3年生を対象に1万5000冊を無料配布した。

富士フイルムBI,A4カラー/モノクロプリンター新機種を発売

富士フイルムビジネスイノベーションは,「ApeosPrint」シリーズのA4カラープリンターとA4モノクロプリンターの各2機種を2023年1月23日に発売する。用紙幅76.2mmから長尺用紙までの出力が可能。オプションのトレイモジュールで最大2860枚の給紙に対応する。上位機種が24万9000円(税別)。

凸版印刷,東京国立博物館で鳥獣戯画のVR上映

凸版印刷は2023年1月2日~3月5日,東京国立博物館のTNM&TOPPANミュージアムシアターで,国宝「鳥獣戯画」のVR作品「鳥獣戯画 超入門!」を上演する。動物たちを臨場感のあるアニメーションで表現し,当時の文化や風習に触れながら紹介する。鑑賞料金は,高校生以上600円,小中学生300円。
https://www.toppan-vr.jp/mt/news/22121501.html

■プロの世界

グラフィック,名刺印刷などに環境配慮型用紙が対応

グラフィックは12月19日,石灰石を主原料とする環境配慮型の用紙「LIMEX」を一部商品に対応したと発表した。名刺,メンバーズカード,ポストカードの印刷で利用できる。名刺印刷が片面カラー300枚で5140円ほか。

京セラ,モノクロA3インクジェット機発表

京セラドキュメントソリューションズジャパン(株)は,学習参考書,文集,会報など,月間50万枚以上印刷する利用者向けの,モノクロA3判インクジェット印刷機「TASKalfa Pro 15000c/B」(689万円),「TASKalfa Pro 15000c/B Type-L」(865万円)を2023年2月上旬に発売する。

小森コーポレーション,IGASブースのVRを公開

小森コーポレーションはIGAS2022の同社ブースをWeb上のバーチャル空間で体験できる「VR IGAS KOMORI Booth」を2023年3月末まで公開している。出展機や印刷サンプルのほか,実演やセミナー動画,会場モニターで放映していたコンテンツを閲覧できる。
https://go.komori.com/show/igas2022/vr/

TBM,印刷とデジタルの統合ソリューション提供開始

TBMは12月21日 ,印刷とデジタル化を組み合わせた,ワンストップ型の統合ソリューション「PDX(Print Digital Transformation)」の提供を始めたと発表した。環境負荷の低い石灰石が主原料の用紙「LIMEX Sheet」への印刷と,デジタルカタログ化をワンストップで発注できる。

カウネット,紙資源リサイクルサービス開始

オフィス通販のカウネットは2023年1月4日から,法人向けに紙資源リサイクルサービス「カウネットルーパ」を始める。第一弾のリサイクル品目は,紙パック・紙コップ,機密文書,ミックスペーパー。回収した紙資源はトイレットペーパーなどの紙製品の原料として再資源化,同社が販売する。

日本印刷技術協会,page2023のリアル来場,オンラインセミナー登録開始

日本印刷技術協会は12月21日,page2023のリアル展示会の来場者登録,オンラインの基調講演,カンファレンス,セミナーの受講申し込みの受け付けを始めた。リアル展示会は2023年2月1~3日に東京の池袋サンシャインシティで,オンライン展示会は2023年1月31~2月10日に開かれる。
https://page.jagat.or.jp/

小森コーポレーション,カレンダー展で金賞と産経新聞社賞

小森コーポレーションは12月22日,「第74回全国カレンダー展」のBtoB向け企業カレンダーの部門で,同社の創立100周年を記念したカレンダーが金賞と産経新聞社賞を受賞したと発表した。

全国青年印刷人協議会,全国協議会開催

全国青年印刷人協議会は2023年2月4日,グランドニッコー東京台場で全国協議会を開く。

リョービMHIグラフィックテクノロジー,新春ショーを2023年2月21・22日に王子で

リョービMHIグラフィックテクノロジーは恒例の新春ショーを2023年2月21・22日,東京・王子の同社東日本支社で催す。

日本印刷産業連合会,2023年の各種行事発表

日本印刷産業連合会は12月16日,各種予定等を発表した。新年交歓会:2023年1月6日,The Okura Tokyo,総会:6月14日日本印刷会館,9月印刷の月・印刷文化典(4年ごと開催):9月13日,ホテルニューオータニ,新年交歓会:2024年1月10日,The Okura Tokyo。
第74回カレンダー展の展示会は,2023年1月30日~2月3日に東京サンケイビル,2月21日~3月2日に大阪・平和紙業ペーパーボイスで。第64回カタログ展は,2023年1月まで作品募集,2月28日に審査会を行い,上位賞のみ東京・新富の印刷図書館で展示(時期未定)。第56回造本装幀コンクールは4月まで作品を募集し,作品展示は9・10月に東京・神田神保町の出版クラブビル。第63回ジャパンパッケージングコンペティションは,作品募集は1月下旬まで,授賞式や作品展示は5月を予定。
第21回環境優良工場は,2023年1月31日まで1次募集,4月7日まで2次募集,工場実地審査が6月,選考会が7月中旬,発表が7月下旬,表彰式が9月印刷の月で。地方創生事業事例発表会「じゃぱにうむ」は2月17日にオンラインと日本印刷会館で実施。

日本印刷技術協会,4月に新入社員研修「学び放題サービス」開講

日本印刷技術協会は,新入社員・中途社員を対象にした研修プログラム「2023年度新入社員研修“学び放題サービス”」を4月に開講する。ライブでのオンライン受講に加え,録画再配信により受講者の学習効果を高める。4月4~11日に印刷制作や職場コミュニケーションなど各コースの講座があり,4月17~28日に見逃し配信がある。参加費は,会員5万5000円,一般8万5800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/104434

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

2023年1月12~13日,ホリゾン・ジャパンが製本機の内覧会

ホリゾン・ジャパンは2023年1月12~13日,東京・江戸川区の同社ショールームで製本関連機器の紹介やセミナーを行う「Horizon Smart Solution Fair 2023 in 船堀」を開く。要事前予約。
https://www.horizon.co.jp/ja/exhibition/2023/event2023_01.html

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製本の技術を,図やイラストを多用してわかりやすく解説した入門書。デジタル技術隆盛の今,紙の本の価値,デジタル印刷機を核とした製本のワークフローが考えられる時代になっています。『印刷技術基本ポイント 製本編』

2023年1月24日,モリサワがオンラインで新春セミナー

モリサワは2023年1月24日,恒例の新春セミナー「MORISAWA FAIR」をオンラインで開く。テーマは「今さら聞けないマーケティング用語を徹底解説!」,「事例から学ぶ,真に愛される“ブランドの創り方”」,「“コーポレートフォント”のすゝめ」「顧客認知向上と体験向上を育むモーションエフェクト,3Dと企業内外コラボレーション」。定員は各セミナー450人。参加無料。
https://go.morisawa.co.jp/morisawafair_2023

2023年1月25日~2月24日,エプソンが写真展の作品募集

エプソン販売は2023年1月25日~2月24日,写真展の展示作品を募集する。選考で選ばれた作品は,東京のエプソンスクエア丸の内「エプサイトギャラリー」で2023年6月以降に開かれる「公募展」で展示する。最優秀作品は賞金30万円。応募資格はエプソン製インクジェットプリンターで作品制作を行える国内在住者。

https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/koubo/

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銀塩時代の手法を踏襲していたり,デジタルデータの処理に時間を取られていませんか?今よりも「早く・楽に・良い写真」を作るための考え方を解説。『誰も教えてくれなかった デジタル時代の写真づくり

2023年1月30日,シーエムシー・リサーチがオンラインでインクジェットのセミナー

シーエムシー・リサーチは2023年1月30日,「インクジェット技術入門:インクジェット基礎と新規ビジネスチャンスの発掘に向けて」をテーマにオンラインセミナーを開く。参加費は,一般5万5000円,メルマガ会員4万9500円,アカデミック2万6400円。
https://cmcre.com/archives/106028/

2023年2月14日~3月17日,オンラインで建築,製造業の総合展

建築,製造業を中心としたコンテンツの総合展「ITmedia Virtual EXPO 2023春」が2023年2月14日~3月17日,オンラインで開かれる。参加無料。
https://enq.itmedia.co.jp/on24u/form/itmexpo2023S

2023年6月28~30日,日本画像学会がオンラインと千葉大学で年次大会

日本画像学会は2023年6月28~30日,オンラインと千葉大学で第131回「日本画像学会年次大会:Imaging Conference JAPAN 2023」を開く。
https://www.imaging-society-japan.org/conference/ICJ2023S/

 

 

次号は2023年1月10日(火)の発行になります。
本年もご愛読いただき,ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2023年1月号【 特集:印刷産業の未来 】(12月20日発行)

生産工場、生産現場の未来を考えるためのDX・スマートファクトリー化や、印刷物を文化・芸術として捉えた表現価値・方法の模索、ニッチなフレキソ印刷の分野で利益を上げるための創意工夫、社内改革の先に見えてきた現場のキーマンと呼べる人財、などの記事を掲載しました。

2023年1月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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