週刊「印刷雑誌」

13巻 39号 2022年10月17日
Japan Printer weekly vol.13, no.39

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

テレビ朝日,テレ朝UDフォント開発

テレビ朝日はフォントワークスと10月3日,報道情報番組に向けたフォント「テレ朝UD」を共同開発したと発表した。「UD角ゴ_ラージ」をベースに,ユニバーサルデザインの特性を活かしてテレビ朝日がデザインしたプロトタイプからフォントデータを作成。機器を選ばない視認性の高さを追求した結果,様々なデジタルシーンにも適したフォントが完成した。

共同印刷,電子コミック画像をより高画質に

共同印刷は9月28日,AIの活用によりモアレを抑制して高品質で高解像度な電子コミック画像を生成する「eComicScreen+」に,学習データを拡充し改良を加えた「eComicScreen+ ver2」を開発したと発表した。現在主流となっている天地2000ピクセルを上回る天地4000ピクセル(4K)サイズまで対応した。

太美工芸,地元イラストレーターのコラボ商品発売

太美工芸は10月17日,オリジナル商品「きせかえスイングポップ」に地元のイラストレーターべじこ氏のキャラクターを起用したコラボ商品を発売した。3枚セット1500円。今後も地元の新しい才能発掘と地域活性のため,イラストレーターを募集している。

竹尾,段ボールとファインペーパーの貼合サービス開始

竹尾は9月29日,段ボールとファインペーパーの貼合で,より自由度の高いパッケージ製作を図れる「ファインフルート貼合サービス」を始めると発表した。段ボールの波状の断面と,三層の色の組み合わせによりパッケージの可能性を広げる素材。

DICカラーデザイン,Webでアジアトレンド情報公開

DICカラーデザインは,10月10日『アジアカラートレンドブック2024-25』の発行を記念し,Web上でアジアトレンド情報を毎週,全4回で公開すると発表した。1回目は「アジアのクリエイション」。今後のテーマは「アジアのサステナブルマテリアル」「アジアにおける多様性の広がり」「アジアのものづくりとカラートレンド」。
https://www.dic-color.com/download/#atb

グラフィック,2023年版カレンダーデザインテンプレートを公開

グラフィックは10月11日,2023年版名入れカレンダーのデザインテンプレートを公開したと発表した。卓上タイプや壁掛けカレンダーなど,6形状から選べる。卓上カレンダーMサイズ(B6)が100部で2万8020円など。

サンクラール,特殊箔印刷のカレンダー発売

サンクラールは10月11日,特殊箔印刷「Sプリズムプリント」を使った「むか~し昔カレンダー 2023」の予約販売を始めたと発表した。昔話をテーマにしたイラストを招待作家5人と,SNS募集で選出した1名の作家で制作した。予約特典は同箔印刷を使ったポストカード。1部2200円。

共同印刷,版画 入江明日香「白い森」発売

共同印刷は9月20日,銅版画家 入江明日香氏の代表作のひとつである「白い森」の「彩美版」(同社の独自技術)シルクスクリーン版画を,限定150部にて制作,販売を始めた。画寸53cm×38.3cm,22万円。

大日本印刷,丸井グループのカードでコラボ

大日本印刷はクリエイター共創サービス「FUN’S PROJECT」で丸井グループとコラボレーションする。同サービスの参加クリエーターのイラストを,丸井が発行するクレジットカードへ印刷,「FUN’S PROJECT エポスカード」として10月28日に発行する。またカードの発行を記念し,10~12月に有楽町,なんば,博多のマルイで展示会を行う。

リコー,ジェルジェットプリンター新モデル発売

リコーは10月13日,ジェルジェットプリンター「RICOH SG 3300/2300」を発売する。本体の耐久性は30万ページ。連続プリント速度はカラー,モノクロとも29枚/分。「RICOH SG 3300」は両面印刷に対応。オープン価格。

■プロの世界

図書印刷など,AIでの書籍製本検査システム構築

図書印刷は,芳野YMマシナリーとMorning Project Samuraiと9月28日,書籍の三方断裁後の断裁面の外観検査を行う自己学習型AIを搭載した外観検査システムの共同開発を始めたと発表した。AI導入時・導入後の人手による配慮・注意を省くことができる自己学習型AIを外観検査システムに採用することで,検査員主体の判断によらず,少ロット・多品種,かつ初回製造物において,常に安定した検査品質が期待できる。2023年1月より図書印刷沼津工場(静岡県)の書籍製造工程にて実証実験を始め,有効性を検証する。

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凸版印刷,カラー電子ペーパー向けCMS変換サービス発表

凸版印刷は,カラー電子ペーパーに表示する画像の色調を適切に変換・配信するカラー電子ペーパーCMS(カラーマネジメントシステム)変換サービスを開発し,11月より提供を始める。これまで印刷物において培ってきた色域の狭い用紙における色再現性の向上を目的に開発したCMS技術をカラー電子ペーパー向けに応用したもので,カラー電子ペーパーにおける色再現性の良化を図った。本サービスは第一弾として,(株)クレアが11月に発売する電子ペーパーサイネージ「EPS3-C07 T-color」に採用した。

三条印刷,環境省と国立公園パートナーシップ

三条印刷(新潟県三条市)は9月26日,環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を結んだ(期間は2025年12月31日まで)。同社は環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」の主旨に賛同し,本締結を通じた環境省との相互協力や国立公園の魅力を,印刷事業を通して国内外に発信する。

富士フイルムビジネスイノベーション,ロール紙カラーインクジェット印刷機発売

富士フイルムビジネスイノベーションは,トランザクション市場向けのロール紙カラーインクジェット印刷機「Jet Press 1160CF」を,国内では12月25日から,アジア・パシフィック地域では同日以降順次,発売する。高い生産性が要求される金融や通信販売会社などが発行する明細書や請求書の印刷に関し,顧客の嗜好や興味関心などに沿った情報を付加することに対応。オープン価格。

HP社,段ボールパッケージ用IJ輪転機発表

HP社(米国)はCorrugated Week展(9月19~21日,米国サンアントニオ)で,美粧段ボールなどの合紙製品,段ボール,紙器などのアプリケーション用の67インチ(1.7 m)幅のインクジェット印刷機「HP PageWide T700i Press」を発表した。2023年後半より設置を予定しており,顧客や市場のニーズに合わせた構成が可能。同機は,Koenig & Bauer社との共同開発による2番目のシリーズ。

エプソン販売,大判インクジェットプリンター新製品発表

エプソン販売は,大判インクジェットプリンター「SureColorシリーズ」昇華転写プリンターで,新インクパック搭載により利用者自身でのメンテナンス性が向上したコンパクト4 色機「SC-F6450」(99万8000円)と6色機「SC-F6450H」(120万円)を11月28日より発売する。

ミマキエンジニアリング,大判UV IJプリンター用3Lインク供給オプション発売

ミマキエンジニアリングは,大判フラットベッドUVインクジェットプリンター「JFX600-2513」に対応した「3Lインク供給オプション」を,2023年1月より発売する。同オプションには新たにホワイトインクの自動攪拌機能を搭載した。

日本印刷産業連合会,グリーンプリンティング工場交流会開催

日本印刷産業連合会は10月27日,第51回「GP工場交流会」をオンラインで開く。参加無料。
https://www.jfpi.or.jp/inquiry_detail/id=110

育英グラフィックの会,11月に講演会

育英高等専門学校(現 サレジオ工業高等専門学校)印刷工学科,グラフィック工学科のOB会である「育英グラフィックの会」は11月12日,東京・小石川の日本プリンティングアカデミーで講演会を催す。カラーマネジメント認証制度「Idealliance G7認証」について,同窓生の杉原文治氏らが話す。

印刷産業青年連絡協議会,来年2月に20周年式典

印刷産業青年連絡協議会は2023年2月18日,同協議会20周年記念式典を行う。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

11月6日まで,丸の内でグッドデザイン審査員が選ぶお気に入りの展示会

日本デザイン振興会は11月6日まで,東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchiで「GOOD DESIGN Marunouchi #106 私の選んだ一品 デザインの手ざわり」展を開いている。グッドデザインの審査委員が個人的なお気に入りや,注目した受賞デザイン90点がを展示する。入場無料。
https://www.jidp.or.jp/2022/10/07/ippin2022_2

11月10日申込み締切,国際ユニヴァーサルデザイン協議会がUD検定・初級

国際ユニヴァーサルデザイン協議会は12月7~14日に「UD検定・初級検定試験」をオンラインで行う。講習は全2回,11月15日・26日に行う。検定料金は6500円,会員・学生1万5400円。申込締切は11月10日。
https://www.iaud.net/ud_certification/19619/

10月18~24日,リコージャパンがデジタルスタンプラリーのセミナー

リコージャパンは10月18~24日,「印刷ビジネスと一緒に提案できるイベント施策スタンプラリーの勘所“3つの壁”と“デジタル活用法”」をテーマにオンラインセミナーを開く。印刷会社が地元の商工会や観光協会に提案できるイベント施策,デジタルスタンプラリーの魅力と活用方法を解説する。
https://printing.ricoh.co.jp/useful_info/seminar_s00068.html

10月19日・24日,大日本印刷がインテリアスタイルのセミナー

大日本印刷は10月19日・24日,インテリアスタイルのトレンドや家具,キッチンの色や素材,仕上げの最新動向などについて紹介するセミナー「Global Interior Trend 2022」をオンラインで開く。6月にイタリア・ミラノで開かれたイベントでの調査から最新動向を紹介する。参加費4000円。

https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/seminar/20167652_1595.html

10月20日,VPJが商品情報管理システムのセミナー

ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは10月20日,オンラインと東京・渋谷の同社で,画像や動画,提案資料などマーケティング活動に関わるデータを一元管理できるデジタルアセット管理システム「CIERTO」の運用事例セミナーを開く。定員はオンライン500人,現地10人。参加無料。
https://www.vpj.co.jp/news/pickup/detail.html?pid=279

10月21日,印刷技術懇談会がインクジェットのセミナー

印刷技術懇談会は10月21日,オンラインと渋谷の東京ウィメンズプラザで「インクジェットのギモン(後編):素朴な疑問からイノベーション・組織論まで」をテーマにセミナーを開く。インクジェット技術の基礎知識やマネジメント論などを解説する。参加費は,オンライン1500円,会場1200円。
https://ingikon505.peatix.com/view

10月21日,モトヤがM&A活用セミナー

モトヤは10月21日,「M&Aによる成長戦略について:買収側の秘訣」をテーマにオンラインセミナーを開く。社会から求められる企業となる,成長戦略としてのM&Aを成功させる買収側の秘訣について事例を通して紹介する。定員50人。参加無料。
https://www.motoya.co.jp/seminar_ma/

10月21日~2023年2月24日,市谷で森谷修写真展

DNPメディア・アートは10月21日~2023年2月24日,東京・市谷のDNPプラザ内「表現工房」で,森谷修氏の写真展「み熊野の」を開く。森谷氏の写真を3人のエディトリアルデザイナーがそれぞれの観点と切り口で写真集に仕上げ,5種の写真集とプリントの形にして展示する。入場無料。
https://dnp-plaza.jp/CGI/event/reservation/detail.cgi?seq=0001214

10月25日,緑の循環認証会議が森林認証国際フォーラム

緑の循環認証会議は10月25日,「森林認証国際フォーラム2022」をオンラインで開く。森林セラピーの効果を中心とした森林生態系サービスと成果や,森林認証の役割などについて考える。定員500人。参加無料。
https://sgec-pefcj.jp/2022/09/09/sgec-pefc%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%91%e3%83%b3%e6%a3%ae%e6%9e%97%e8%aa%8d%e8%a8%bc%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%a02022/

11月14日,日本画像学会が画像感性のセミナー

日本画像学会は11月14日,「グラフィック そして 感性とデザイン」をテーマにオンラインセミナーを開く。グラフィックの色彩やデザインと人の感性に関する最新の研究動向を解説する。参加費は,会員7000円,非会員1万円,学生2000円。
https://www.imaging-society-japan.org/event/tech_seminar/2022_smr_153.html

11月15日・29日,日本印刷技術協会が現場改善のセミナー

日本印刷技術協会は11月15日・29日,全2回で「現場改善の基本と実務」をテーマにオンラインセミナーを開く。職場環境の改善の取り組みから,日々の業務に役立つ「QC7つ道具」の考え方を事例交え,解説,演習を通して改善活動の実践力を高める。参加費5500円。
https://www.jagat.or.jp/archives/102734

2023年1月27日,日本画像学会が電子写真技術研究会

日本画像学会は2023年1月27日,電子写真技術研究会「電子写真解析を深化させた最新可視化:ぐるっとプロセスひと巡り」をオンラインで開く。対象はメージング関連事業で電子写真に関わる技術者,可視化技術に興味のある人。参加費は,会員7000円,非会員1万円,学生2000円。問合せは,同学会(電話03-3373-9576)。

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2022年11月号【 特集:色管理の話題を知る 】(10月20日発行)

今月は、老人性白内障の話題、カラーバーと絵柄の調整、計測機、色管理用の印刷機の改良、遠隔色校正などを取り上げました。

2022年11月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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