週刊「印刷雑誌」

12巻 48号 2021年12月20日
Japan Printer weekly vol.12, no.48

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

恒和プロダクト,アニメキャラクターの着せ替え折り紙を発売

恒和プロダクトは12月9日,TVアニメ「ワッチャプリマジ!」のキャラクター衣装をモチーフにした着せ替え折り紙を発売した。抗菌効果のある加工を施し,衛生面も考慮している。748円(税込)。

大日本印刷,スマートフォン撮影の顔写真収集サービスを開始

大日本印刷は12月10日,スマートフォンで撮影した顔写真でも規格に沿った顔写真データを収集できるサービス「DNP顔写真収集サービスwith Photo Entry」を開始した。スマートフォンで会員証や社員証などのIDカードの顔写真を撮影したさいの品質やサイズのばらつきを,トリミング機能やAIによるアシストで高品質で均一な写真としてリモートで集めることができる。データはDNPのクラウドサーバに保管され個人情報を管理できる。

キンコーズ,セルフサービス店舗を開始

キンコーズは12月13日,東京の秋葉原店を,ポスター印刷やプリント後加工がセルフで作成できる店舗としてリニューアルしたと発表した。B0サイズの大判ポスター印刷や大判ラミネート,製本加工などの店内の設備を,オンデマンドプリントを活かしたサービス店舗としてセルフ化した。また,店内はフリーWi-Fi,電源完備のワークデスクを設置。紙の裁断,熱を加える製本機など危険を伴うサービスは対象外となり,対面型の受付・相談窓口は従来通り利用できる。

アドビ,無料のデザインコンテンツ作成ツールを公開

アドビは12月14日,ロゴ,チラシ,バナーなどのデザインを作成・共有できる無料ツール「Adobe Creative Cloud Express」を公開した。Webとモバイルで利用でき,テンプレートからドラッグ&ドロップなどの操作で作成できる。

グラフィック,PET製ケースのCDサイズカレンダー発売

グラフィックは12月14日,PET製ケースを採用した「エコCDサイズカレンダー」を発売したと発表した。ケースはリサイクル可能なPET素材を使い軽量で割れにくく,10~15枚分のカレンダーを入れることができる。日付つきのテンプレートも公開し,写真の差し替えのみで印刷用のデータを作成することも可能。1000部の注文時の単価は101.4円(税込)。

■プロの世界

SCREEN,OpenTypeフォントの新フォント発売

SCREENグラフィックソリューションズは12月15日,「こぶりなゴシックW9」を発売した。字面が小さめで,ふつうで素直なかたちの「こぶりなゴシック」の,最も太いウエイト。

京都大とエプソン,アートとデジタル捺染を融合

京都大学大学院総合生存学館アートイノベーション産学共同講座とセイコーエプソンは12月14日より,「アートイノベーション」とデジタル捺染技術を融合させて新たなインクジェット技術の価値創造を目指すための共同研究を始めた。
2022年1月9日まで,東京の東急プラザ表参道原宿でビデオアートと,服飾品を展示している。

大日本印刷,生活者向けプロダクトブランドを立ち上げ

大日本印刷は,「日本の技術,文化,人を繋ぐ」をコンセプトにした生活者向けのプロダクトブランドを立ち上げた。第一弾として,「良質な読書時間」を演出するブランド「AIMA」(アイマ)を展開し,生活者にとって読書がより楽しくなるような商品を,12月10日より発売した。

四国情報サービス,プラスチック製診察券の小ロット作成を開始

四国情報サービスは,クリニックを対象としたプラスチック製のオリジナル診察券を小ロットで制作するサービスを12月20日に始めた。オンデマンドにより20枚から最短翌日,再注文は最短当日発送する。厚さ0.7mm,角丸が4,800円。

日本画像学会,オンラインの雑談・議論イベント開催

日本画像学会は12月22日,オンラインで雑談や議論をするイベント「イメージング・テーブル」を開く。話したいことや知りたいこと,議論してみたいことなどを登録し,そのことがらについて雑談をする。定員20人程度。参加無料。非会員は会員の紹介の上,参加可能。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

12月26日まで,アドビがクリエイティブコンテスト作品募集

アドビは12月26日まで,「年末クリエイティブコンテスト」の作品を募集している。テーマは「2021年の自信作」。写真・イラスト・動画・デザインの4部門からそれぞれ最優秀賞1名,審査員賞2名を選出する。作品はTwitter,Instagramで投稿する。
https://blog.adobe.com/jp/publish/2021/12/15/cc-contest-best-of-my-creative-work-2021

2022年1月16日まで,京都で「デザインのひきだし」企画展

グラフィック社と大垣書店は2022年1月16日まで,京都・上京区の堀川新文化ビルヂングで,「『デザインのひきだし』のひきだし展」を開いている。『デザインのひきだし44』で特集した板紙・厚紙の資料や印刷加工実験などの編集の裏側を展示するほか,関連グッズのショップ,トークショーを行う。入場無料。
https://horikawa-shinbunkabldg.jp/#event-area

2022年1月19・20日,モリサワがビジネスモデルのセミナー

モリサワは2022年1月19・20日,恒例の新春セミナー「MORISAWA FAIR」をオンラインで開く。テーマは「実践事例から見える!官民連携の極意」,「そもそもSDGsとは?なぜ取り組むのか?」,「生むチカラ デザイン思考」,「いよいよクラウドへ~活用の第一歩~」,「今からはじめる!映像編集の実践テクニック」,「PDCAはノートで毎日回せ!」。定員300名。参加無料。
https://go.morisawa.co.jp/l/896081/2021-11-26/6m4ms

2022年1月26・27日,光文堂が名古屋で恒例の新春機材展

光文堂は2022年1月26・27日,ポートメッセなごやで印刷機材総合展示会「PrintDoors2022:第58回光文堂新春機材展」を開く。出展400小間。来場者8000人を見込む。
http://www.kobundo.co.jp/event/printdoors2022/pr_pd2022.html

2022年2月4日,日本画像学会が電子写真技術研究会

日本画像学会は2022年2月4日,電子写真技術研究会「博士論文から学ぶ電子写真理論:現像理論編」をオンラインで開く。対象はメージング関連事業で電子写真にかかわる技術者,電子写真技術に精通した関連事業に従事者。参加費は,会員7,000円,非会員10,000円,学生2,000円。
http://www.isj-imaging.org/event/tech_seminar/2021_smr_151.html

2022年6月15~17日,ビッグサイトで電子機器トータルソリューション展

JPCA Show,マイクロエレクトロニクスショー,JISSO PROTEC,SDGsデバイス展,WIRE Japan Show,E-Textile,Smart Sensing,All about Photonics,Edge Computingで構成する「電子機器トータルソリューション展2022」が2022年6月15~17日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。本部事務局は日本電子回路工業会。運営事務局はJTBコミュニケーションデザイン。入場料1000円(税込),Web登録で無料。
https://www.jpcashow.com/show2022/index.html

2022年6月22~24日,日本画像学会が年次大会

日本画像学会は2022年6月22~24日,第129回「日本画像学会年次大会:Imaging Conference JAPAN 2022」をオンラインで開く。
https://www.imaging-society-japan.org/conference/ICJ2022S/

 

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2022年1月号【 特集:印刷の未来思考 】(12月20日発行)

紙への印刷を行いながら,Webをはじめとしたデジタル・IT展開や未来を考えた企業。ビジネス拡大のため段ボール印刷を始めた印刷会社,折り紙的な発想でA4判の厚紙を糊なしで折るだけで皿・どんぶり・カップになる折り紙食器,メーカーから見た現状解説など「これからの印刷」を考えるようなヒントを紹介いたします。

2022年1月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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