●印刷をたのしむ

whoo，期間限定で名刺10枚を無料で作成できるキャンペーン

whoo（株）は，パソコンやスマートフォンから誰でも簡単に高品質な名刺が作成できるサービス「whoo」において，9月3日までオシャレな名刺を10枚無料で作成できるキャンペーンを行っている。世界中のデザイナーが作成した400種類以上のデザインが利用でき，好きなサイズを選べる。

研恒社，リングレス金属ルーズリーフバインダーをISOTで

国際 文具・紙製品展ISOTが9月2～4日，東京ビッグサイトで開かれるが，研恒社は新製品のリングレス金属ルーズリーフバインダー「SlideNote」を紹介する。ネットから注文できるノート設計システムを使用して，3000パターンから選べるルーズリーフを使ってオリジナルのノートを作ることができる。

キヤノン，ビジネスインクジェットプリンターの新製品を発売

キヤノンは，ビジネスインクジェットプリンター「TRシリーズ」の新製品として，ADF（自動原稿送り装置）を搭載したコンパクトな複合機「TR8630」を，9月10日に発売する。複数枚の書類や資料を効率的にコピー・ファクス送信できる。

山口北州印刷，スポーツマガジンをリニューアル創刊

山口北州印刷（岩手，盛岡）は8月26日，地域総合スポーツWebマガジン『Standard web』の青森県版，秋田県版をリニューアル創刊すると発表した。Standard webは，地域総合スポーツ雑誌『Standard』のWeb媒体で，岩手，宮城，愛知，新潟など各地域で発行されている。地域スポーツの「総合」雑誌として幅広い競技を取り上げ，競技人口の少ない競技や，競技を支える人たちも取り上げている。

山口北州印刷，岩手発eスポーツ大会開催

岩手スポーツマガジン『Standard』（発行：山口北州印刷）は，岩手発eスポーツ大会を9月12日に催す。コロナ禍，ストレスを感じる人に何かできないかとの模索がきっかけで企画がスタートした。参加者は自宅等からオンライン接続し対戦する方式で，大会当日の模様はYoutubeライブで配信される。

凸版印刷，「夏休み親子アートサロン」をオンラインで実施

凸版印刷は8月2日，社員とその子ども向けに開いている，臨床美術のワークショップ「夏休み親子アートサロン」をオンラインで行った。親子で一つのアート作品を完成させる過程で，コミュニケーションを促進させると同時に「感性」を刺激し，ストレス発散や発想力の向上を図ったサロン。

ブックオフ，キャッシュレス買取を開始

ブックオフコーポレーションは8月26日から，一部店舗でキャッシュレス買取を始めた。これまで店舗で買い取ってもらった際の代金は，現金受け取りのみに対応していた。これにより対面での接客を必要最小限にとどめることができ，より短時間で手軽に品物を売ることができる。

エプソン販売，プリントコンテンツサイトのサービス終了

エプソン販売は，プリントコンテンツのPC向けポータルサイト「Webプリワールド」のサービスを9月30日に終了すると発表した。「Webプリワールド」は，家庭でのインクジェットプリンター普及拡大を目的に，2008年に公開を始めた。これまで季節ごとのプリントアイテムや，年賀状など季節のご挨拶に使えるはがきテンプレートなどを配信してきた。

●プロの世界

サカタインクス，機能性抗菌ニスでオフセット印刷用発表

サカタインクスは，紙用の水性フレキソ，フィルム用の（溶剤）グラビア用の機能性抗菌ニス「Rabコートシリーズ」を展開していたが，8月24日，オフセット印刷用として，コーター用水性ニス，ツボ用油性ニス，コーター用とツボ用のUVニスの4製品を発表した。Rabコートは印刷物全面に塗布することで優れた抗菌効果が発現される。使用用途としては，新型コロナウイルスの影響で普段手にすることが多いカタログやパンフレット，名刺，書籍，スーパーやドラッグストアに並ぶパッケージなど。

サカタインクス，機能性抗ウイルスコート剤を開発

サカタインクスは8月26日，抗ウイルスコート剤の開発に成功し，「RabコートVVVシリーズ」を展開すると発表した。紙のパッケージやカタログ，雑誌，教科書などの表面にフレキソ，グラビア，オフセットなどの印刷方式で印刷することにより，抗ウイルスの機能を付与する。

アインズ，抗菌紙マルチフック発売

アインズは8月26日，触れることに躊躇するドアノブやボタンに使用できる，使い捨てができる抗菌紙マルチフック「Cat cha」の販売を始めたと発表した。デザインは6種類あり，3つ入りの送料込みで1,800円（税込）。

グローバルインフォメーション，粘着ラベルの市場規模予測を発売

グローバルインフォメーションは，市場調査レポート「粘着ラベルの世界市場（～2025年）：フェイスストック・接着剤・リリースライナー」（MarketsandMarkets発行）を8月14日から発売した。粘着ラベルの市場規模は，2020年の465億米ドルから2025年には592億米ドルに達すると予想。1ユーザーPDF版で53万2372円（税抜）から。

凸版印刷，電子ペーパー搭載RFIDで製造現場のDX化を支援

凸版印刷は，電池交換や充電などのメンテナンスが不要なバッテリーレス表示機能付きRFIDタグ「Near cross D2.9」を開発。8月25日より製造業や流通・小売業に向けて提供を始めた。このタグは，製造現場での製品管理業務の効率化と，ペーパーレス化によるSDGsの取り組みに貢献する。

凸版印刷，イベント用装飾メディアを開発

凸版印刷と米国ダウ社は，共同開発した再生利用が可能な装飾メディア「ecocracy」を8月21日から発売した。従来の装飾メディアは埋め立て処分するしかなかったが，このメディアはイベント終了後，回収して小さな破片に粉砕することができ，そこから再生樹脂にすることが可能。そこに木粉等や添加剤などと合わせて，ベンチや記念品など再生させることができる。

凸版印刷，社会人eスポーツリーグの参加企業受付を開始

凸版印刷は，eスポーツをきっかけとした企業間交流の機会創出のため，社会人アマチュアeスポーツプレイヤーを対象としたリーグ「AFTER 6 LEAGUE」を7月8日に設立した。2020年度開催の社会人eスポーツリーグの参加企業を「リーグ・オブ・レジェンド」「ブロスタ」「APEX LEGENDS」「eFootballウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE」「PUBG MOBILE」の5部門で最大59社を募集する。

図書印刷，高速データ統合サービスの販売を開始

図書印刷は8月26日より，企業のデータマーケティングを支援する高速データ統合サービス「TECコンビネーション」の販売を始めた。企業が持つ購買履歴や顧客情報などの幅広い情報を取り込み，自動で統合。煩雑で負荷の大きなデータ加工と分析業務を効率化できる。

凸版印刷，ID統合プラットフォームを開発

凸版印刷は，これまでサービスごとに別々だった顧客IDを統合し，複数のサービスでも利用が可能な「ID統合プラットフォーム」を開発した。顧客登録，ログイン，退会などの基本的な顧客管理の機能に加え，外部連携する管理データなどを，外部の他のプログラムから呼び出して利用することで，複数のサービスへのシングルサインオンを可能にしている。

大日本印刷，「感情表現字幕システム」を開発

大日本印刷とNHKテクノロジーは8月24日，映像をAIで解析し臨場感を伝える「感情表現字幕システム」のプロトタイプを開発したと発表した。映像と音声をAIで解析して，字幕の自動付与と最適なフォントへの自動変換表示をするなどの特徴がある。

コニカミノルタ，A3カラー複合機を発売

コニカミノルタは，印刷・デザインオフィス向けのA3判カラー複合機を9月7日に発売する。働く場所を選ばないクラウド連携として，クラウド上の保管場所から印刷したり，スキャンした文書をクラウドに直接アップロードしたりすることができ，場所に縛られない働き方ができる。

キヤノン，プロ・ハイアマチュアフォトグラファー向け新製品

キヤノンは，プロ・ハイアマチュアフォトグラファー向けインクジェットプリンターの新製品として2機種を11月中旬に発売する。それぞれ10色，8色の新開発インクを採用し，色の再現領域を拡大している。

●印刷・デザイン・出版関連イベント案内

11月16日まで，エプソンが写真グランプリ作品募集

エプソン販売は写真コンテスト「エプソンフォトグランプリ2020」の作品を11月16日まで募集している。インクジェットプリントによる写真作品づくりを楽しんでもらうことを目的としたコンテスト。グランプリ賞金100万円。
http://www.epson.jp/photocontest/

9月1日～11月30日，全日本印刷工業組合連合会がMUDコンペを募集

全日本印刷工業組合連合会は9月1日～11月30日，第14回「メディア・ユニバーサルデザインコンペティション」に関し，高齢者・障がい者や子ども，外国人などに対して見やすさに配慮したアイデアに富んだ作品を募集する。募集部門はグラフィックテクニック，商品企画，製本・加工技術の3分野で，作品例としてカレンダーや地図がある。出品料は，一般の部3,000円，学生の部無料。
http://www.aj-pia.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/14thMUD_apprequire.pdf

9月11日，日本印刷技術協会がフリーペーパービジネスのセミナー

日本印刷技術協会は9月11日，Zoomにより3部構成でフリーペーパーの可能性についてセミナーを開く。参加費は一般15,400円（税込），会員11,000円（税込）。
https://www.jagat.or.jp/freepaper2020

9月23～25日，文化通信社が出版プロモーションに関するセミナー

文化通信社は9月23～25日，オンライン会議システムを使って「出版プロモーションのすべて」と題しセミナーを開く。各日2講座計6講座。参加費は，6講座通し受講40,000円（税込）。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfvQxXjdqvUT-Ghj_4d066lbyzN3VYslUlMkbAeOWRTZCoAgQ/viewform

9月30日，日本印刷技術が経営戦略のセミナー

日本印刷技術は9月30日，「最新調査にみる印刷経営と戦略，設備2020～高収益印刷会社のかたちと戦略，その思考～」と題しセミナーをZoomで行う。参加費は，会員11,000円，一般15,400円。
https://www.jagat.or.jp/keiei2020

10月16日，日本印刷学会がアフターコロナの印刷業界のセミナー

日本印刷学会は10月16日，秋期セミナー「アフターコロナの印刷業界が生き抜くための羅針盤」をオンラインで行う。2020年代の印刷サービスの作り方，コロナ流行の世界で会社としてSDGsに取り組む意義，開催延期となったdrupaで我々が見るはずだったもの，ヴァーチャル展示会を主催して見えてきたこと，の4件の講演。定員100人，参加費は会員3000円，一般6000円など。問合せは，同学会（電話03-3551-1808）。

10月21～23日，アドビがバーチャルでクリエイティブイベント

アドビ社は例年米西海岸でクリエイティブカンファレンスAdobe MAXを開いていたが，今年はオンラインのバーチャルイベントとして10月21～23日（米国時間10月20～22日）に催す。350以上のセッション（日本セッションは40以上）すべて参加費無料。
https://maxjapan.adobe.com/?promoid=T32PLW6F&mv=other

10月21〜23日，東京ビッグサイトでコンテンツの展示会

「コンテンツ東京」が10月21〜23日，有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はリードエグジビションジャパンで，本展示会は，クリエイターEXPO，映像・CG制作展，コンテンツ配信・管理展，キャラクター＆ブランド活用展などで構成している。
https://www.content-tokyo.jp

11月12日，日本印刷学会がオンラインで研究発表会

日本印刷学会は11月12日，オンラインで研究発表会を行う。10月30日まで発表者を募集している。問合せは，同学会（電話03-3551-1808）。

11月16日〜12月18日，組込みシステム技術協会がエッジテクノロジー総合展

組込みシステム技術協会は11月16日～12月18日，「ET & IoT Digital 2020：イノベーションの社会実装を加速させるエッジテクノロジー総合展」を開く。
https://www.jasa.or.jp/expo/about/

11月25日〜28日，日本経済新聞社が「SDGs Week Online」を開催

日本経済新聞社は，11月下旬に予定していたSDGs Week3展（「エコプロ2020」「社会インフラテック2020」「気候変動・災害対策Biz2020」）に代わるものとして，オンラインで11月25日〜28日，「SDGs Week Online」を開催する。期間中に参加できなくても12月25日までアーカイブが公開される。
https://eco-pro.com/2020/page/sdgs.html

 

 

 

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2020年9月号【 特集：drupa2021へ 】（8月20日発行）
ドイツ・デュッセルドルフで6月に開催予定だった世界最大の国際印刷機材展drupa2020が2021年4月に延期されましたが，出展各社はdrupaに合わせ，新製品や新技術を開発してきています。
今月号は，グローバルグラフィックス，ヘリオグラフ，コニカミノルタ，ミヤコシ，キヤノン，京セラ，GMG，Landa，SCREENの各社，各グループから，drupa2020に出展・発表予定だった新製品・新技術を紹介していただきました。
また今回掲載しきれなかったメーカの情報も次号10月号で特集いたします。

https://www.japanprinter.co.jp/monthly_magazine/202009/

 

 

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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