週刊「印刷雑誌」
11巻
2号
2020年1月14日
Japan Printer weekly
vol.11,
no.2
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。
●プロの世界
日本印刷産業連合会,GPの認定とGP工場交流会
日本印刷産業連合会は1月24日,東京・新富の日本印刷会館で第41回「GP工場交流会」を催す。認定式,「環境法規制遵守状況チェックシート」の活用と主要な環境法規制の対応のポイントについて千本雅士GP認定審査員の講演,サプライチェーンの温室効果ガス排出量の算定(SDGs・ESGに向けて)と題しHerb国際技術士事務所の中村洋之氏による講演で構成。参加無料,要申込。
キヤノン,デジタル一眼レフカメラとリモート制御機発表
キヤノンは,スポーツや報道,スタジオ撮影などプロの撮影現場に求められるデジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機「EOS-1D X Mark III」を2月中旬に発売する。新開発の有効画素数約2010万画素フルサイズCMOS センサーと,新映像エンジンやAF専用のセンサーなどを一新した。オープン価格(参考価格として80万円)。
またキヤノンは,レンズ交換式カメラの遠隔操作ができる静止画撮影用のリモート制御ソリューション「ロボティックカメラシステムCR-S700R」を2月下旬に発売する。オープン価格。
リコー,焦点距離8mmの5メガピクセル対応広角FAレンズ発売
リコーインダストリアルソリューションズは,画面サイズ2/3型5メガピクセル対応の画像処理用手動絞りレンズの新規ラインアップとして,焦点距離8mmの広角FAレンズ「RICOH FL-CC0820-5MX」を1月9日に発売した。より広範囲・近接撮影で高解像度・高コントラストな画像を取得できる。オープン価格。
DICグラフィックス,社長に甲斐敏幸氏
DICグラフィックス(株)は1月1日の取締役会で,代表取締役社長執行役員に甲斐敏幸氏が就任した。前社長の谷上浩司氏はDIC(株)の非常勤顧問。
富士ゼロックス,米ゼロックスとの契約終了と社名変更
富士ゼロックスは,米国ゼロックス・コーポレーションとの間で技術・ブランドライセンスや販売テリトリーなどを規定した技術契約を,現行の契約期間満了日の2021年3月31日をもって終了することを決め,米ゼロックスへ通知したと1月6日発表した。契約が終了した後も,富士ゼロックスは自らの技術に基づく商品の提供および米ゼロックスとの商品供給契約は続ける。
また富士ゼロックスは2021年4月1日に社名を「富士フイルム ビジネスイノベーション株式会社」に変更する。富士フイルムブランドのもとでグループ内の連携を強化する。
リコー,中国広東省東莞市の新工場を4月から稼働開始
リコーは,中国広東省東莞市に設立したオフィスプリンティング機器の生産会社Ricoh Manufacturing (China) Ltd.の新工場が4月に稼働すると発表した。オフィスプリンティング機器のグローバル集約生産拠点として,IoT による販売・製造データの活用や,最先端のロボットや自動化設備の導入などによりデジタルマニュファクチャリングを推進する。
●印刷・デザイン・出版関連イベント
1月15~17日,ビッグサイトでクルマの先端技術展
第12回「オートモーティブ ワールド -クルマの先端技術展-」が1月15~17日,有明・青海の東京ビッグサイトで開かれる。主催はリード エグジビション ジャパン。凸版印刷やT&K TOKA,帝国インキ製造,写真化学,SCREENホールディングス,アイグラフィックスなども出展する。入場料5000円,Web登録入場券などで無料。同時開催で「ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展」。
https://www.automotiveworld.jp/ja-jp.html
1月20~22日,幕張メッセで国際文具・紙製品展
第1回「国際 文具・紙製品展【春】」(ISOT)が1月20~22日,千葉・幕張メッセで開かれる。主催はリード エグジビション ジャパン。入場料5000円,Web登録招待券などで無料。
https://www.lifestyle-expo-spring.jp/ja-jp/about/isot.html
1月23日,日本包装技術協会が紙と食文化の研究会
日本包装技術協会は1月23日,東京・築地の同協会で月例研究会を催す。「“紙でできることは紙で。”~紙のもたらす新たな機能と価値~」(日本製紙),「2020年に向けた食文化発信の取組~持続可能性に配慮した食材調達の動き~」(内閣官房)の2点。参加費は,会員無料,一般3300円(1部会)。
http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/kenkyukai/2020/kenkyukai_2001.html
1月27日~2月28日,竹尾が「クリエイター100人からの年賀状」展
竹尾は「クリエイター100人からの年賀状」展Vol.15を1月27日~2月28日,東京・竹橋の同社見本帖本店,大阪の淀屋橋見本帖,博多区の福岡見本帖の3ヵ所で開く。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20200128.html
1月29~31日,大阪でIT展示会
情報セキュリティやデジタルマーケティングなど9の展示会からなる第4回「Japan IT Week関西」が1月29~31日,南港のインテックス大阪で開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円,Web登録招待券などで無料。
https://www.japan-it-osaka.jp/ja-jp.html
2月26~28日,大阪で医薬品・化粧品 研究・製造展
第6回インターフェックスWeek大阪(医薬品・化粧品 研究・製造展)が2月26~28日,南港のインテックス大阪で開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円,Web登録招待券などで無料。
https://www.interphex-osaka.jp/ja-jp/about/outline.html
4月1日から,ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会がアワードの評価対象物決定
ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)は,優れたコミュニケーションデザインを表彰する2020年の「UCDAアワード」に関し,評価対象物を「資産形成」と「生活・保証」に決めた。4月1日から,募集の受付を始める。
https://ucda.jp/awards_cat/award2020/
4月8~10日,ビッグサイトでJapan IT Week春
ソフトウェアや情報セキュリティ,デジタルマーケティングなど10の展示会からなる第29回「Japan IT Week春」が4月8~10日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円,Web登録入場券などで無料。
https://www.japan-it-spring.jp/ja-jp.html
6月3~5日,画像関連学会連合会が京都で春季大会
画像関連学会連合会(日本印刷学会,日本写真学会,日本画像学会,画像電子学会)は第7回春季大会を6月3~5日,松ヶ崎の京都工芸繊維大学で開催する。企画・運営は日本画像学会。
http://www.isj-imaging.org/event/conference/ICJ2020S/ICJ2020S_info.html
6月5・6日,九州印刷情報産業展
九州印刷材料協同組合,福岡県印刷工業組合,福岡印刷工業協同組合,九州広告美術業組合連合会の主催により「九州印刷情報産業展」が6月5・6日,博多区の福岡国際センターで開かれる。
http://kpmc.or.jp/
◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2020年2月号【 特集:パッケージと特殊印刷 】1月20日発行
出版・商印に比べパッケージ印刷は伸びしろがあると言われています。
今月は、デジタルの長短や国内外の状況の分析、紙器印刷企業のデジタル
印刷機の運用状況、日本印刷学会フレキソ研究会の環境対応フレキソ製版
システムの概要、パッケージの商材ながら珍しい金属印刷の取り組みにつ
いて紹介します。
https://www.japanprinter.co.jp/monthly_magazine/202002/
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