週刊「印刷雑誌」

10巻 17号 2019年5月13日
Japan Printer weekly vol.10, no.17

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷を楽しむ

エプソンが丸の内にショールームを開設

セイコーエプソンは5月30日,顧客が体験・体感できるソリューション提案型のショールーム「エプソンスクエア丸の内」を,東京・丸の内に開く。最新のエプソン商品やソリューションを,オフィスや店舗,学校など顧客の現場で使用される実際の利用シーンに合わせて紹介する。

帆風,期間限定でオリジナルギフトの店展開

帆風はオリジナルデザインのボトル,ドリンクカバー,ボールを作れる専門店を4月25日,東京のカレッタ汐留で開設した。参考価格は,クリアボトル・ワンポイントプリントの場合1本1700円,1つのデザインでドリンクカバー10個作成する場合10個8000円,サッカーボールmolten F5W500の場合1個6400円(すべて税別)。同店は季節ごとにアイテムを変え,次回商品リニューアルは7月26日予定。

■プロの世界

日本文芸社と図書印刷,小ロット重版に対応

日本文芸社は5月7日,図書印刷と連携し,小ロット重版の対応を始めたと発表した。長編作品やシリーズ作品などのコミックスを適正生産をすることで,書店や読者に全巻が揃った状態で安定的に届ける。この製造は,図書印刷が2018年10月にサービスを始めたDSR(デジタルショートラン)を採用している。沼津工場に設置したデジタル印刷機と専用加工機での製造を中心としたもの。

図書印刷,欧州留学フェアの運営をサポート

図書印刷は4月26日,5月18日(大阪),19日(東京)で駐日欧州連合(EU)代表部が催す「欧州留学フェア2019」における告知業務,会場設営・運営までの総合的なサービスを提供すると発表した。同社は英語教育,教育ICT分野をはじめとした教育ソリューション事業を新たな成長戦略と位置付け,様々なサービスを提供している。

SO-KEN,10枚から作成できるUVチェッカーを発売

SO-KENは4月25日,オンデマンド印刷による太陽光に含まれるUV-Aの線量を可視化するUVチェッカーを,TRICK PRINTシリーズの新しいラインアップに加えると発表した。オリジナルデザインで10枚から作成できるほか,インクジェット印刷のため製版代不要でフルカラー印刷ができる。

コニカミノルタ,複合機・プリンター6機種を5月より順次発売

コニカミノルタは4月25日,複合機・プリンター6機種を5月より順次発売すると発表した。A3判カラー複合機「bizhub C360i」(160万円)「bizhub C300i」(139万円)「bizhub C250i」(125万円),A4判カラー複合機 「bizhub C4050i」(74万8000円)「bizhub C3320i」(22万3000円),A4判カラープリンター「bizhub C4000i」(24万8000円)。

ユポ・コーポレーション,合成紙を使用したコンタクトセンサー

ユポ・コーポレーションは4月25日,ヤマハ,小林理学研究所と3社共同で,合成紙「ユポ」を使用したエレクトリック・アコースティックギター向けコンタクトセンサーを開発したと発表した。5月25日にヤマハより発売される,アコースティックギター「FG/FS Red Label シリーズ」のエレクトリック・アコースティックギターモデル「FGX/FSX」(19万円)に採用される。

技光堂,光を通す金属のプロトタイプを高機能素材展(大阪)に出展

技光堂は,5月22日からインテックス大阪で開かれる「高機能素材Week」に出展し,同社が特許出願中の透明樹脂素材を立体的かつ本物の金属に見せる「立体視・金属調印刷」の技術をお披露目すると発表した。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

5月17日,エックスライトが色測定機の無料ワークショップ

エックスライトは5月17日,東京・青海の同社で色彩計eXactの最新機能と主要機能のおさらいをする「簡単スタートアップ eXact!」の無料ワークショップを開く。参加費無料,定員20人。

https://www.xrite.co.jp/news/pressnews/631-2019-5-17-news.html

5月23日,VPJが印刷会社のための最新ソリューションセミナー

ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは5月23日,印刷会社のための最新ソリューションセミナーを東京・渋谷の同社で開く。年間300万円の制作コスト削減と新規顧客獲得のプロセスを紹介する。参加費無料,定員30人。

http://www.vpj.co.jp/news/pickup/detail.html?pid=211

5月24日,日本画像学会が電子写真をテーマにした勉強会

日本画像学会は5月24日,東京・田町の東京工業大学で「電子写真プロセス・原理原則とミステリー」と題した勉強会を開く。参加費2000円(一般),1000円(会員・学生)。定員30人。

http://www.isj-imaging.org/event/imagingcafe/yokoku190524.html

6月5〜7日,東京ビッグサイトで電子機器トータルソリューション展

6月5〜7日,東京ビッグサイトで電子機器トータルソリューション展「Smart Sensing 2019」が開かれる。デジタル(情報空間)とフィジカル(実世界)がダイナミックにつながるイノベーション時代に向けてをキーワードに,基調講演などもある。入場料1000円,事前登録で無料。

https://www.smartsensingexpo.com

6月19日まで,京都dddギャラリーで「本の縁側 矢萩多聞と本づくり」展

6月19日まで,太秦の京都dddギャラリーで第220回企画展「本の縁側 矢萩多聞と本づくり」が開かれている。小さくて大きな本づくりの周辺のものがたりを見ることができる。

https://www.mecenat.or.jp/ja/events/post/292/

6月26日,日本印刷学会がフレキソ印刷機の研究会

日本印刷学会は6月26日,東京・新富の日本印刷会館でフレキソ印刷機の最新技術を学ぶ研究会を開く。参加費1万円(一般),7000円(会員)。定員60人。

http://www.jspst.org/event/190626.html

6月26〜28日,東京ビッグサイトで国際文具・紙製品展

6月26〜28日,東京ビッグサイトで,筆記具やホッチキス,プリンターなど 学習や仕事に役立つ最新文具が多数出展する国際文具・紙製品展「ISOT」が開かれる。入場料5000円。事前登録で入場無料。

https://www.isot.jp/ja-jp.html

7月4・5日,日本印刷学会が千葉大学で春期研究会(第141回研究発表会)開催

日本印刷学会は7月4・5日,千葉大学西千葉キャンパスで春期研究会(第141回研究発表会)を開催する。4日は日本画像学会,日本写真学会,日本印刷学会が合同開催として3学会合同のポスター発表,5日は口頭発表。なお,同学会も所属する画像関連学会連合会としては7月2〜5日に同所で開催する。

http://www.jspst.org/event/190702.html

7月19日,日本印刷学会がデジタル・トランスフォーメーションに関するセミナー

日本印刷学会は7月19日,東京・吾妻橋の小森コーポレーションで「DX~令和元年のデジタルトランスフォーメーションを知る~」をテーマに夏期セミナーを開く。参加費18,000円(一般),12,000円(会員)2000円(学生・教職員)

http://www.jspst.org/event/190719.html

7月31日締切,日本発明振興協会が発明研究礼金交付

日本発明振興協会は,科学技術の振興,産業の発展に資する中小企業および発明研究者の発明考案を奨励する目的で,奨励金を交付している。募集締切は7月31日。

http://jsai.org/Shoureikin/

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2019年5月号【特集:印刷企業の差別化戦略3】

今月号は、2018年5月号、7月号に続き、印刷会社、製本・加工会社で差別化を図っている企業を特集しました。今月号で原稿を頂戴した3社は、それぞれUV 印刷、パラパラ漫画的変わり種印刷、デザインへの注力で事業を推進しています。また、紙器パッケージのデザイン力で顧客ニーズに対応する企業、販促関係でソリューションを提案する企業、小ロット後加工でデザイン力を具現化する企業、地域創生で活躍する企業など、多くの印刷、加工会社を紹介しました。(中村幹:本誌編集長)

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