■印刷の周辺

日本印刷産業連合会，カレンダー展チャリティー販売を寄付

日本印刷産業連合会とフジサンケイビジネスアイは，共催した「第70回全国カレンダー展」でのチャリティーカレンダーの販売金17万8000円と同連合会からの寄付金を合わせた50万円を，国内外の心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」（産経新聞社提唱）に寄付した。寄付金は4月8日に同連合会の金子眞吾会長から産経新聞社の飯塚浩彦社長に手渡された。

モリサワ，文字で飾るピンバッチを発売

モリサワは，「MORISAWA TYPE PRODUCT」のオリジナルグッズの第3弾として，「MORISAWA TYPE PRODUCT SHIRO」より銀製の「文字で飾るピンバッチ」を5月中旬から発売する。装いのアクセントとなる一文字が，上品なシルバー素材のピンバッチになっており，文字の持つイメージと書体のデザインが楽しめる。素材は文字部がシルバー925，キャッチ部が真鍮で，シルバー部にはロジウムメッキ加工されている。全5種類のラインアップで各8640円。

■プロの世界

凸版文久体，「Adobe Fonts」へライセンス提供

凸版印刷は4月9日，同社オリジナル書体「凸版文久体」ファミリーの全ラインアップのライセンス提供を，アドビが開発するクリエイティブデザインツール「Adobe Creative Cloud」に付帯するフォントサービス「Adobe Fonts」で開始した。

トッパン・フォームズ，RPAツールの研修サービス

トッパン・フォームズと，グループ会社でシステム運用管理サービスを中心に事業展開するトッパン・フォームズ・オペレーションは4月22日，RPAツール「UiPath」の研修サービスを始める。ツールの操作方法からシナリオ作成スキル習得に向けた体験型トレーニングなどを実地で行うハンズオン研修を中心に，東京・新橋のRPA専門研修センター「RPA Lab」で行う。受講者のスキルレベルに合わせて3つの研修コースが用意される。

富士ゼロックス，ユーザー別に印字枚数を制限したプリンター発売

富士ゼロックスは4月22日，ユーザーごとにプリントの上限枚数を設定できるA4判モノクロプリンター「DocuPrint P360 dw」を発売する。オフィスでの出力管理が強化できるほか，無線LANやWi-Fi Directに標準対応している。A4判片面連続出力は40枚/分。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

4月18日，Tooがデザイン思考のワークショップ

Tooは4月18日，東京・虎ノ門の本社で「デザイン思考 & Adobe XD 1-Day」と題したワークショップを開く。バラエティに富んだ1日の体験を通して，新しい発想を生み出す柔軟な手法，多様な視点が学べる。受講料1万円，定員20人（事前申込制）。

https://www.too.com/event/y2019/design_ws1/

4月18・19日，大阪で紙加工技術展

大阪産業創造館は4月18・19日，大阪・堺筋本町の同館で「紙加工技術展」を催す。印刷会社，パッケージソフト会社，紙加工会社などが出展する。入場無料，要登録。
https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=27417

5月28日～6月29日，東京・銀座でグラフィックデザインの新人賞展

日本グラフィックデザイナー協会は5月28日～6月29日，東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で，「JAGDA新人賞展2019赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅」を開く。同賞は若手のグラフィックデザイナーに贈られるもので，152人の中から前述の3人が選ばれた。入場無料。https://www.jagda.or.jp/awards/newdesigner/

6月23日，11月10日，12月15日，色彩検定協会が色彩検定

色彩検定協会は2019年度の色彩検定を次の日程で行う。6月23日は3級（検定料7,000円），2級（同10,000円），UC級（同6,000円）で申込み期間は5月16日まで，インターネット申込み期間は5月23日まで。11月10日は3級，2級，1級（検定料15,000円），UC級，1級2次は12月15日で申込み期間はともに8月1日～10月3日，インターネット申込み延長期間10月4～10日。
https://www.aft.or.jp/