週刊「印刷雑誌」

10巻 10号 2019年3月18日
Japan Printer weekly vol.10, no.10

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。

 

■プロの世界

富士フイルム,枚葉型インクジェットデジタルプレス「Jet Press 750S」

富士フイルムは,商業印刷向けインクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして「Jet Press 750S」を3月14日より,富士フイルムデジタルプレスを通じて発売したと発表した。オフセット印刷に迫る画質を実現し,国内外で高い評価を得ている「Jet Press 720S」の特長はそのままに,用紙サイズの拡大や新しいプリントヘッドとインクの採用により毎時3600枚という出力を可能とした印刷機。国内から販売を開始し,順次海外でも提供していく。

ラクスル,カスタマーサポートが印刷業界初の最高評価「三つ星」獲得

ラクスルは3月12日,サポートサービス業界の国際認証機関であるHDI-Japanが主催する2018年格付けベンチマーク「問合せ窓口(電話)」において,最高評価である「三つ星」を獲得したと発表した。

GCJ,5月に桑名で本音で語る名古屋大会

日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会(GCJ)は5月17日,三重県桑名市の長島温泉で「朝まで語ろう,本音で語ろう,GCJ」と銘打った名古屋大会を開く。「日本経済は低成長から抜け出せるか」をテーマにした講演会のほか,表彰や懇親会も開かれる。

凸版印刷,社長に麿秀晴氏

凸版印刷は3月14日開催の取締役会において,代表取締役の異動について決議したと発表した。代表取締役社長:麿秀晴,代表取締役会長:金子眞吾,特別相談役:足立直樹。6月下旬に開催予定の定時株主総会および取締役会において正式決定する予定。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

 

6月30日まで,東京・六本木で「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで6月30日まで,「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」が開かれている。グラフィックデザインを通して長年人を楽しませ続けてきた浅葉克己氏が,活動のインスピレーションのもととなっている国内外から集められた様々な資料やオブジェクトとともに,シンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を展示する。

http://www.2121designsight.jp/program/humor/

3月28日,日本感性工学会がAndrew Stockman教授の講演

日本感性工学会視覚感性研究部会は3月28日,東京・田町のキャンパスイノベーションセンター東京でAndrew Stockman教授の特別講演会を開く。色覚の基礎研究から臨床に関する最新の研究成果まで多岐に渡って講演する。問合せは,電話045-924-5460。

3月29日,日本印刷技術協会がO2O施策の可能性を探るセミナー

日本印刷技術協会は3月29日,位置情報や電子チラシを活用したO2O施策の可能性を探るセミナー,「デジタルによるリアル集客の可能性」を東京・杉並の同協会セミナールームで開く。参加費は1万5120円(一般),1万800円(会員)。

https://www.jagat.or.jp/cm20190329

4月4日〜5月21日,色部義昭展「目印と矢印」開催

東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で4月4日〜5月21日,色部義昭展「目印と矢印」が開かれる。公営から民営の地下鉄として開業した「Osaka Metro」のCI計画が,第21回亀倉雄策賞を受賞したことを記念した展覧会。入場無料。

http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/201904/201904.html

7月3〜5日,東京ビッグサイトで創薬から製造まで網羅する専門展

医薬品から化粧品,製造,包装までを網羅する展示会「インターフェックスWeek 2019」が,7月3〜5日に東京ビッグサイトで開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。入場料5000円(事前登録で入場無料)。

https://www.interphex.jp/ja-jp.html

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2019年3月号【特集:フレキソの未来像】

欧米では多く行われているフレキソ印刷ですが,中国でも環境問題の観点から増えると見込まれています。技術,品質面からまだこれからという見方があると同時に,200 線のフレキソ版をレーザー彫刻する装置も試作されています。実はグラビア,フレキソともその分析,解析がまだきちんとなされていません。今の日本では分析や解析は学会や協会では難しいものがあると想像します。大手の印刷会社やメーカーの研究部門に頼るしかないでしょうか。大手企業の研究・開発の皆さま,いかがでしょうか。(中村幹:本誌編集長)

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