週刊「印刷雑誌」

10巻 8号 2019年3月4日
Japan Printer weekly vol.10, no.8

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷を楽しむ

凸版印刷,COOL JAPAN PARK OSAKAに巨大おもてなし映像

凸版印刷は,大型LEDビジョンに精細映像を表示し,映像の世界に実際にいるかのように感じられる感動体験型映像空間ソリューション「エクスペリエンスウォール」が,2月23日に大阪に開業した劇場型文化集客施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」のエントランスに採用されたと発表した。国内最大級のワイド4K LEDビジョンに,四季折々の大阪城の魅力を伝える精細映像など様々なコンテンツが放映され,国内外の来場者を「おもてなし」する。

ウエーブ,スタンド・フック穴付きの「色紙印刷」

印刷のネット通販「WAVE」を運営するウエーブは2月25日より,自立スタンドとフック穴の付いた「色紙印刷」の販売を開始した。対応部数は1~300部(1部刻みで対応)。100部で5万3520円(1部あたり535.2円),300部で9万4380円(1部あたり314.6円)など。

■プロの世界

エプソン,大判プリンター「SC-Tシリーズ」に学校向けセットモデル

エプソン販売は2月28日,商業・産業向け大判インクジェットプリンターSureColor「SC-Tシリーズ」の新商品として,大判プリンターに長尺印刷ソフトや拡大コピーツールが付属した学校向けセットモデル計9機種を発売した。PCを使うことなくスキャンした原稿を直接大判プリンターで拡大印刷(拡大コピー)できる他,付属のソフトウェアで横断幕や掲示物を作成できる。

ピクトリコ,サインディスプレイ用途に適した用紙を発売

ピクトリコは3月1日,サインディスプレイ用途に適した用紙をラインアップしているピクトリコグラフィックアーツシリーズに,新たに「ピクトリコグラフィックアーツ ポスターグロスペーパーGPG150」を発売した。 厚手でコシのある高白色のベース紙を採用し,鮮やかな発色の高光沢面に仕上げた。 短期展示のポスターなど安価に制作したい場合に適している。

フジプラス,DMハガキ用デザインテンプレートを提供

フジプラスは2月21日,インターネットから簡単に素早くハガキDMが注文できるWebサービス「DMステーション」に,新たにDMハガキのデザインテンプレートの無料提供を始めた。第一弾として,美容業界に有効なDMハガキのデザインテンプレートを提供する。

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ,「店舗総合見本市」に出展

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは3月5〜8日まで,東京ビッグサイトで開かれる店舗総合見本市「JAPAN SHOP2019」に出展する。印字幅5メートルのワイドプリントと,高画質・高速出力のロールプリンター「Acuity Ultra」シリーズをはじめ,多様なニーズに応える幅広いシステムを提案する。

図書印刷,「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」に認定

図書印刷は2月21日,経済産業省より,2018年度に引き続き「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」に認定されたと発表した。従業員の定期健康診断100%受診と受診結果に基づくフォローアップ,生活習慣改善のための情報提供,健康イベントの開催,社員食堂におけるヘルシーメニューの提供等を実施したことが評価された。

3月11日,GCJとGCが事務所を移転

日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会と東京グラフィックコミュニケーションズ工業組合は,3月11日より事務所を移転する。新住所は,〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-10-3 スリースタービル4F,電話03-3265-2714。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

明日3月5日,図書館界と出版業界のセミナー

出版科学研究所は3月5日,東京・神田神保町の出版クラブホールで出版セミナーを開く。テーマは「図書館界と出版業界のあいだ」。定員70人,受講料5000円。

https://www.ajpea.or.jp/seminar/30-2/index.html

3月5〜15日,3月19日〜4月2日,竹尾ポスターコレクション

竹尾は3月5〜15日と3月19日〜4月2日,東京・神田錦町の同社見本帖本店でポスターコレクション・ベストセレクションを開く。1900年代から30年代のヨーロッパのポスターに焦点をあて,産業革命とアヴァンギャルド芸術の奔流の中でポスターデザインがどのように展開したかを探る。第1期・第2期に分け,合計24点が展示される。

https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20190305.html

3月7日,愛媛でSDGsへの理解を深めるセミナー開催

中小企業基盤整備機構・四国本部は3月7日,中小企業の経営者や経営幹部を対象に,「我が社の経営に活かす!SDGsセミナー」を,愛媛県松山市の一番町ホールで開く。SDGsへの理解を深め,具体的な取組みの進め方や,海外事業にSDGsを取り込んでいる事例等を学ぶ。定員30人,参加無料。

http://www.smrj.go.jp/regional_hq/shikoku/event/2018/frr94k0000067x6e.html

3月8日,小森コーポレーションが春の商談会

小森コーポレーションは3月8日,墨田区吾妻橋の本社で春の商談会を開く。新機能として「インライン自動検品システム」が搭載可能となった「インテリジェントクオリティオプティマイザー」と同社のCMSソフト「K-ColorSimulator 2」の連携によるスキルレスオペレーションの実演もある。

http://www.komori-event.com/download/2019/02/dcl1903_dm.pdf

3月18日,日本画像学会が「感光体技術」に関するセミナー

日本画像学会は3月18日,東京・高田馬場の早稲田大学で「感光体技術」に関するフリートーキングセミナーを開く。日本画像学会誌235号の特集をベースに,登壇者とざっくばらんに議論できる。参加費は5,000円(一般),3,000円(会員)など。定員は60人(先着順)。

http://www.isj-imaging.org/event/imaging_today/2018_IT_34.html

3月19日,「情報品質」にまつわる金融セミナー

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会は3月19日,東京・八重洲のフクラシア八重洲で金融セミナーを開く。保険・金融商品の販売における「顧客本位の業務運営」の重要性,企業の社会的責任としての「情報品質」について考える。定員100人,参加料10,000円

https://ucda.jp/20190222_01_newspaper/

4月3日~4月27日,ギンザ・グラフィック・ギャラリーがTDC展

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーは4月3日~4月27日,タイポグラフィを軸にしたデザインの国際賞TDC2019を開く。34カ国の応募から選んだグラフィックデザイン150作品を展覧する。入場無料。問合せは,電話03-3571-5206。

5〜7月,デジタル革命の最前線を体感できる全国ツアーイベント

名古屋・関西・九州・札幌で5〜7月,日経BP社が主催する「デジタルイノベーション2019」が開かれる。ものづくりのデジタル化,IoT,人工知能,働き方改革などをテーマに展示が行われる。5月22〜23日は名古屋の吹上ホール,5月30〜31日はグランフロント大阪,6月18〜19日は福岡国際会議場,7月18〜19日は札幌コンベンションセンターで開かれる。

https://expo.nikkeibp.co.jp/dinv/ex/index.html

9月3〜6日,東京ビッグサイトでインターナショナル・ギフト・ショー

ビジネスガイド社は9月3〜6日,東京ビッグサイトで企業向け販促ツールの専門見本市「インターナショナル・ギフト・ショー秋2019」を開く。テーマは「心地よい暮らしの提案」。入場無料。

https://www.giftshow.co.jp/tigs/88tigs/

10月16〜18日,企業向け販促ツールの専門見本市

ビジネスガイド社は10月16〜18日,東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で企業向け販促ツールの専門見本市「プレミアム・インセンティブショー秋2019」を開く。テーマは「ネットを超越する,リアル販促戦術」。入場無料。

https://www.pishow.com/60pi/

2020年1月29〜31日,コンバーティングテクノロジー総合展

加工技術研究会は2020年1月29〜31日,東京・お台場の東京ビッグサイトでコンバーティングテクノロジー総合展を開く。ものづくりの現場を支える加工機械,技術,高付加価値材料,プロダクトデザイン,課題を解決する設計,開発ソリューションなどが展示される。

http://www.convertechexpo.com/target.html

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2019年3月号【特集:フレキソの未来像】

欧米では多く行われているフレキソ印刷ですが,中国でも環境問題の観点から増えると見込まれています。技術,品質面からまだこれからという見方があると同時に,200 線のフレキソ版をレーザー彫刻する装置も試作されています。実はグラビア,フレキソともその分析,解析がまだきちんとなされていません。今の日本では分析や解析は学会や協会では難しいものがあると想像します。大手の印刷会社やメーカーの研究部門に頼るしかないでしょうか。大手企業の研究・開発の皆さま,いかがでしょうか。(中村幹:本誌編集長)

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