■印刷をたのしむ

PrintNext中部ブロック，廃材楽器制作でクラウドファンディング

印刷業界の活動団体PrintNext2022中部ブロック運営委員会は，SDGs活動のPRとアーティストの支援を目的とした「廃材楽器制作とライブ演奏」の活動資金を募集するためのクラウドファンディングを行っている。支援金は日用品演奏ユニットのkajiiによる，印刷業界から出る廃材を利用した大型楽器制作，演奏動画の制作，イベントでのライブ演奏などの活動に充てられる。
PrintNextは2月11日に東京・末広町の3331 Arts Chiyodaで，12日に東京・内幸町のイイノホール＆カンファレンスセンターで催されるが，会場でライブ演奏も予定している。
https://readyfor.jp/projects/printnext2022

ダンク セキ，4面台紙のフォトブック発売

ダンク セキは2021年12月23日，フォトブックサービス「フォトレボ」で印刷・装丁にこだわった高級フォトブック，アニバーサリーシリーズに「4面台紙シリーズ」を追加した。商品専用化粧箱付き。250×250mmサイズが12,100円(税込)など。

グラフィック，名刺デザインテンプレート150点を追加

グラフィックは1月6日，150点の名刺用デザインテンプレートを追加したと発表した。追加のデザインは「ビジネス」「シンプル」「おしゃれ」「可愛い」など，特に人気の高いテーマを拡充した。

クレステック，浜松市の子どもたちへお絵かき帳を寄贈

クレステックは製本などの技術を活かした「お絵かき帳」を2021年11月から，静岡県浜松市内の児童養護施設などへ寄贈を始め，12月23日に浜松市役所で寄贈贈呈式が行われた。仕様変更で使用用途がなくなった印刷用紙の有効活用のため，同社の浜松プリントセンターでお絵かき帳として印刷・製本し，近隣の自治体や団体に寄贈している。

戸田幸四郎絵本美術館が大規模リニューアル

静岡県熱海市の戸田幸四郎絵本美術館が2021年12月25日，リニューアルオープンした。知育絵本の草分けと評される戸田幸四郎氏が残した原画や油絵，知育や自然に対する考えなど，より作家性や思想が伝わる館へと大規模な展示替えを実施した。入館料は大人800円，小学生以下400円（税込），3歳以下無料。

■プロの世界

shizai，パッケージ作成プラットフォーム導入事例の掲載開始

shizaiは2021年12月24日，オリジナルパッケージ作成プラットフォーム「shizai」で，パッケージ導入事例の掲載を始めたと発表した。他社がどのように自社の世界観や目標とパッケージを結びつけているかを知りたい，という要望に答え，パッケージの導入事例を充実した。

富士フイルムビジネスイノベーション，基幹業務支援強化

富士フイルムビジネスイノベーションは，HOYAデジタルソリューションズの株式譲渡手続きを1月1日に完了した。後者は同日より「富士フイルムデジタルソリューションズ株式会社」（井上あまね社長）として，Microsoft Dynamics 365を始めとするERPやAI，IoTなどを活用した業務改革支援の事業を継続するだけでなく，前者が保有する業務効率化のソリューションやノウハウを組み合わせて事業展開する。

日本印刷産業連合会，SDGsのセミナー

日本印刷産業連合会は1月25日，「女性活躍推進とサステナビリティ～SDGs達成に向けた課題と可能性～」をテーマにオンラインセミナーを開く。SDGsの第一人者のワンプラネット・カフェのエクベリ聡子社長が講演する。定員90人。
https://www.jfpi.or.jp/topics/detail/id=5264

SCREEN GA，JAPAN PACKに出展

SCREEN GAグループは，2月15～18日に有明の東京ビッグサイトで開かれる「JAPAN PACK 2022日本包装産業展」に出展する。シール・ラベル，軟包装，紙包装におけるESG経営を加速させるデジタル印刷ソリューションのサンプルを，最新のビジネス事例とあわせて紹介する。

日本印刷学会，2月に総会，6月に研究発表会

日本印刷学会は2月25日に，2022年度通常総会を行う。
また，春期研究会（第147回研究発表会）を6月17日に開く。講演はオンラインを基本に，状況により対面とハイブリッドで口頭発表を行う。
http://www.jspst.org/event/kenkyu/index.html

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

1月19日・2月16日・3月16日，文化通信社が書店仕入のセミナー

文化通信社は1月19日・2月16日・3月16日，「主要書店バイヤーが語る“これからの仕入れ”」をテーマにした月例オンラインセミナーを開く。1月19日は大学生協連，2月16日は平惣，3月16日は紀伊国屋書店から仕入れ担当者が登壇する。各セミナー5000円。

https://www.bunkanews.jp/article/event/228521/

1月26日，日本印刷学会がコロナ対応の印刷技術セミナー

日本印刷学会は1月26日，「コロナ禍に対応する印刷技術」をテーマにオフセット印刷技術研究例会をオンラインで開く。プログラムは「npi抗ウイルス紙について」「抗菌・抗ウイルス印刷について」「安定した印刷品質の評価方法について」。定員500人。会員5000円，非会員6000円（税込）。

http://www.jspst.org/event/220126.html

1月28日，日本書籍出版協会が編集者向けセミナー

日本書籍出版協会は1月28日，編集者向けオンラインセミナーを開く。『文藝』編集長の坂上陽子氏が，リニューアル，電子化，企画の立て方などについて，対談形式で解説する。定員75人。受講料3300円（税込）。
https://peatix.com/event/3114986/view

1月28日，電子出版制作・流通協議会が電子出版ビジネスセミナー

電子出版制作・流通協議会は1月28日，「デジタル多重再編の時代を迎えた出版ビジネス：2022年の展望」をテーマにオンラインセミナーを開く。コンテンツジャパンの堀鉄彦社長が2021年を振り返り，そこから予測される2022年に向けての業界全体の構造変化，出版ビジネスの方向性などについて俯瞰，解説をする。視聴無料。
https://aebs.or.jp/seminar20220128.html

1月31日，日本印刷技術協会がpage2022プレセミナー

日本印刷技術協会は1月31日，page2022プレセミナー「今こそマーケティング！（基礎解説編）」をオンラインで開く。ジェイコブス＆クレベンジャー社のロン・ジェイコブス氏，マーケティングサイエンスラボの本間充氏，フュージョンの谷田貝正人氏が登壇する。参加費10,000円（税込）。
https://page.jagat.or.jp/session/detail_85.html

2月8～10日，ビッグサイトでギフトショー

第93回「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2022」が2月8～10日，有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.giftshow.co.jp/tigs/93tigs/

2月22日～3月30日，クリエイションギャラリーG8でAC部展

東京・銀座のクリエイションギャラリーは2月22日～3月30日，AC部「異和感ナイズ展」を開く。1999年に多摩美術大学在学中に結成され，テレビ番組やCM，ミュージックビデオなどを中心に，話題作を次々と発表し注目を集めるAC部が，作品の根源的なテーマである「違和感」を軸に，新作で構成する。入場無料。
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/2202/2202.html

3月9・10日，京都でギフトショー

第3回「京都インターナショナル・ギフト・ショー2022」が3月9・10日，左京区の京都市勧業館みやこめっせで開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.giftshow.co.jp/kigs/

4月4～7日，日本印刷技術協会が新入社員セミナー

日本印刷技術協会は4月4～7日，新入社員，中途社員を対象とした4講座の新入社員研修セミナーをオンラインで開く。各講座のテーマは，4月4日「新入社員養成講座」，4月5日「新社会人のためのビジネスの基本」「仕事を上手く進めるためのコミュニケーション講座」，4月6・7日「印刷製作入門講座」。また4月13～27日の期間中オンデマンド再放送され，繰り返し視聴できる。会員55,000円，一般85,800円（税込）。
https://www.jagat.or.jp/archives/94424

4月13～15日，池袋でプレミアムインセンティブショー

第65回「インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2022」が4月13～15日，東京の池袋サンシャインシティで開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.pishow.com/65pi/

5月19・20日，大阪で「JP2022・印刷DX展」開催

「JP2022・印刷DX展」が5月19・20日，南港のインテックス大阪で開かれる。テーマは「ワークフローの最適化が拓く新しい印刷様式」。主催はJP産業展協会。
http://jp-ten.jp/

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2022年1月号【 特集：印刷の未来思考 】（12月20日発行）

紙への印刷を行いながら，Webをはじめとしたデジタル・IT展開や未来を考えた企業。ビジネス拡大のため段ボール印刷を始めた印刷会社，折り紙的な発想でA4判の厚紙を糊なしで折るだけで皿・どんぶり・カップになる折り紙食器，メーカーから見た現状解説などを掲載。「これからの印刷」を考えるヒントを紹介いたします。

2022年1月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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