●印刷をたのしむ

帆風，各種デザインコンテスト実施

帆風は，将来クリエイターを志す学生の活躍の場を提供するために，毎年デザインコンテストを催している。次の募集を行っている。「第11回バンフー学生Tシャツデザインコンテスト」，「第2回バンフー学生トートバッグデザインコンテスト」，「第11回バンフー年賀状デザインコンテスト」（テーマ：2021年の干支の丑）。それぞれ，紙原稿による応募締切：5月18日，データによる応募締切：5月21日，最優秀賞賞金10万円。
https://www.vanfu.co.jp/design/t-shirt/apply
https://www.vanfu.co.jp/design/tote/apply
https://www.vanfu.co.jp/design/nenga/apply

大日本印刷，SDGsコンセプトブック発行

大日本印刷は，SDGsの達成目標（ゴール）を踏まえ，持続可能な社会の実現に向けて，社会課題を解決するとともに人々の期待に応える新しい価値を提供していくための基本的な考え方をまとめた冊子を発行した。A5判，48ページ。2020年3月，編著・印刷：大日本印刷。非売品。

トーハンと情報工場が資本業務提携

書籍取次のトーハンと書籍要約サービスなどを提供する情報工場は3月2日，資本参加を含む業務提携を行うと発表した。情報工場の10分で読めるビジネス書要約のWebサービス「SERENDIP」を実店舗と連携させ，体験，購入機会を拡大する。第一弾として八重洲ブックセンター本店で立地や客層に合致した書籍を選定，要旨を添えた「SERENDIP棚」の展開を開始している。

●プロの世界

日本プリンティングアカデミー，卒業式で2人が巣立つ

日本プリンティングアカデミーは3月6日，東京・小石川の同校で第42回卒業式を行った。卒業生は，北陸サンライズ（石川）の木村祐太郎氏と昭栄印刷（新潟）の坂井優介氏（体調不良で欠席）。当日は卒業課題発表もあり，木村氏は「全員でビジネスを創る組織を目指す」として，人や人とのつながりを重んじ，経営に役立てると発表した。

共同印刷，本社新社屋の建設に着手

共同印刷は3月2日，東京・小石川の本社新社屋の建設に着手した。竣工は2022年3月末の予定。耐震性，セキュリティの強化，職場環境改善による効率性向上などを図る。本社機能および営業部門は，同敷地内にて通常通り営業している。建築面積：5400m2，延床面積：33,000m2，建物概要：RC造（一部鉄骨造）地上7階，塔屋1階，総事業費：140億円。

一向社，マーケティング自動化ツール導入

印刷やプロモーションを事業としている一向社（大阪）は，見込み顧客の興味関心度合いに合わせて適切なアプローチをするため，この度SATORI（株）のマーケティングオートメーションツール「SATORI」を導入した。社内でマーケティングに対する考え方が生まれ，新規開拓に対する取り組み方も変化した。さらに，販売代行事業に参画したことで主軸事業との相乗効果が期待でき，将来的にはマーケティングを総合的にサポートできる企業となることを目指す。

ユポ・コーポレーション，テープ用ユポ発売

ユポ・コーポレーションは3月2日，テープ用の原紙としての活用を想定した合成紙「ユポ」の新製品「SKS 45」と「STS 50」の2種類を発売した。ユポの耐久性，耐水性，印刷適性の基本特性を備えながら薄さを追求した。今後同社はテープ原紙用途への本格進出を図る。
SKS 45は，従来品比20%減のユポ最薄45μm（これまでの最薄は60μm）。STS 50は，独自技術により「手で横方向に切りやすい」特性があるカットタイプのテープ用。ハサミやカッターなどが持ち込めない作業現場でも手で切って貼ることが可能。

コニカミノルタ，デジタルラベル印刷機，出荷500台

コニカミノルタは3月2日，デジタルラベル印刷機「AccurioLabelシリーズ」が，2016年の発売以来，累計出荷台数500台となったと発表した。本シリーズ最新機種「AccurioLabel 230」は，大半のタック紙（粘着紙）とタックフィルムが最高毎分23.4mのスピードで印刷できる。出力解像度は1200×1200dpiで256階調。また，タッチパネルモニターにより直感的な操作が可能。

セイコーエプソン，イノベーションセンター竣工

セイコーエプソンは3月4日，2018年秋より建設を進めていた長野県塩尻市の広丘事業所内の新棟（イノベーションセンターB棟）が竣工したと発表した。延床面積約39,634m2，1～2階をインクジェットデジタル捺染機の試作・量産工場およびデジタル捺染ソリューションの展示エリア，3～4階をオフィスエリアとする4階構造で，2020年4月からの稼動予定。投資金額160億円。

コニカミノルタジャパン，社長に大須賀氏

コニカミノルタジャパンは，4月1日付で代表取締役社長に大須賀健副社長が就任すると発表した。原口淳社長は顧問に。

石田大成社，ITPへ社名変更

石田大成社（京都）は4月1日，社名を「株式会社ITP」に変更する。

●印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

4月1日～5月15日，UCDAが「UCDAアワード」募集

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会（UCDA）は，企業（団体）・行政が生活者に発信するさまざまな情報媒体を， 産業･学術･生活者の「集合知」により開発した基準を使用して「第三者」が客観的に評価し，優れたコミュニケーションデザインを表彰する「UCDAアワード」を運営している。4月1日～5月15日，応募を受け付けている。エントリー費（評価レポート作成費）は250,000円（税別）。
https://ucda.jp/awards_cat/award2020/

9月9～11日，大阪で化粧品開発展

第1回化粧品開発展（大阪）-COSME Tech 2020（OSAKA）-が9月9～11日，南港のインテックス大阪で開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。
https://www.cosme-i.jp/ja-jp/about/outline.html

9月17・18日，大阪でギフトショー

第62回大阪インターナショナル・ギフト・ショーが9月17・18，大阪マーチャンダイズ・マートで開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.giftshow.co.jp/osakagiftshow/62oigs/

10月7～9日，ビッグサイトでギフトショー

第90回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋が10月7～9日，東京ビッグサイトで開かれる。主催はビジネスガイド社。入場無料（事前登録制）。
https://www.giftshow.co.jp/tigs/90tigs/

学問系も関連イベント中止

日本画像学会は，次の3点のイベントを中止する。3月16日，第36回フリートーキングImaging Today「省エネ技術」，3月19日第82回イメージングカフェ，3月26日MBD技術研究会「MBD の実践・展開・深化」。
東京工芸大学は，3月13・14日予定の「“色”の科学・芸術に関する国際シンポジウム」と「メディア芸術作品展覧会」を中止する。

 

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2020年3月号【 特集：マーケティングと印刷 】
工夫次第で拡大していくとも言われているパッケージ印刷分野でも、その工夫をマーケティング思考で行う必要があります。商業印刷物も宣伝広報媒体としての紙の特長その効果を高める取り組みが重要です。
今月号は、女性の感性や考えから生み出される新たなモノ・コト作り、独自のクリアファイルの商品を展開している企業、スマートファクトリーを思考した展示会Think Smart Factoryから消費者や市場ニーズに対応した印刷物の提案を紹介します。

https://www.japanprinter.co.jp/monthly_magazine/202003/

 

◆印刷学会出版部WEBショップ

販売中の全商品はこちらから購入いただけます。http://japanprinter.thebase.in/

◆WEBマガジン『週刊 印刷雑誌』会員募集中！

ご希望の方には，発行の都度お知らせのメールをお送りいたします。『週刊 印刷雑誌』では，テキストでの「一口宣伝広告」も募集しております。（5,000円～／税別） お申し込みやお問い合わせは shukan@japanprinter.co.jp まで。

◆フェイスブックでも情報収集を！

印刷学会出版部のフェイスブックで，業界ニュースなどをタイムリーに発信しています。どうぞご利用ください。http://www.facebook.com/JapanPrinter

◆印刷学会出版部のツイッターアカウント

@PrinterJapan　ぜひフォローお願いします！