週刊「印刷雑誌」

17巻 40号 2026年11月2日
Japan Printer weekly vol.17, no.40

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。

 

■印刷に興味ある方々へ

TOPPAN,神田カレーグランプリで独自電子マネー活用の実証実施

TOPPANは,12月31日まで販売しているイベント独自の電子マネー「神田カレーPay」を活用した店舗回遊の実証を行う。実証は神田カレー街活性化委員会,東芝と共に行い,10月31日・11月1日に東京・神田小川町で開かれたイベント「神田カレーグランプリ」で,神田カレーPayを2000円以上利用した来場者400人に,東京メトロ全線で1回利用できるQR乗車証を提供した。神田カレーPayはイベント終了後も加盟店で利用でき,QR乗車証と合わせた地域の再来訪や店舗回遊を促すマーケティング手法の有効性を検証する。

高速オフセット,トレーシングペーパーファイルへの白色印刷サービス開始

高速オフセットは10月27日,トレーシングペーパー製の紙ファイルに白インキ1色で印刷するサービスを始めた。トレーシングペーパー素材ならではの透け感と,マットな白のインキ表現でシンプルなデザインや高級感のある販促ツールに適している。オンデマンド印刷で100部からの小ロット製造が可能。

ピーシーコネクト,著作権許諾付き地図サービスでベクター形式に対応

不動産業向けシステム開発の(株)ピーシーコネクトは10月27日,著作権許諾付き地図サービス「F-map」で,ベクター形式(SVG)での地図出力サービスを始めたと発表した。これにより,拡大縮小しても文字や線の鮮明さを保て,デザインツールでの編集が容易になる。

コニカミノルタジャパン,既存固定電話対応のAI通訳サービス開始

コニカミノルタジャパンは,多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」を活用した,既存の固定電話機で活用できるAI電話通訳サービスを2026年度内に始める。受話器付き固定電話機に専用アダプタを接続し,パソコンのブラウザと連携することで,相手の会話を画面上に日本語で表示し,日本語は通訳した外国語音声で相手に伝えられる。

EIZO,ふるさと納税返礼品に31.5型4Kモニターを追加

EIZOは10月27日,本社が所在する石川県白山市のふるさと納税返礼品に,7月に発売された31.5型4Kカラーマネージメントモニター「ColorEdge CS3200X」が採用されたと発表した。白山市のふるさと納税返礼品で選択できる同社モニターは現在,FlexScanシリーズが21機種,ColorEdgeシリーズが9機種。

■プロフェッショナルの世界

TOPPAN,女性活躍施策を複数企業で共同実施

TOPPANは10月27日,複数の企業や団体と連携し,女性活躍に関わる施策の相互学習や効果検証を行う共同実施プロジェクトを始めた。同社が提供する実効性の高い女性活躍施策や,健康経営の推進を目的にしたサービス「わたし新発見プログラム」を複数の企業・団体で同時期に実施し,参画企業間での相互学習および女性活躍に関する施策を検討する。またこの取り組みを基に,実効性の高い支援アプローチを構築し,成果を広く社会へ発信していく。

TOPPANホールディングス,量子コンピュータ活用の材料開発研究を開始

TOPPANホールディングスは10月28日,同社を含む6社が共同提案した「量子技術を用いた革新的な材料開発基盤構築の研究開発」が,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募した補助事業に採択されたと発表した。研究開発は,同社とDIC,アイシン,旭化成,ソフトバンク,AGCの6社が提案し,量子演算とAI技術と統合し,材料開発基盤の構築を目指す。

クルツジャパン,同人誌即売会に企業出展

クルツジャパンは,12月13日に有明の東京ビッグサイトで開かれる自主制作漫画即売会「COMITIA158」に企業出展する。創作活動に役立つ箔の見本帳の展示や,箔の魅力を体験できる企画や関連グッズの販売を行う。

エックスライト社,フレキソ・ジャパンに出展

エックスライト社は,11月5・6日に東京・有明のTFTビルで開かれる「フレキソ・ジャパン2026」に出展する。分光測色計や,調色・色品質管理のソフトウェア,プロファイル作成・自動チャート測定システムを展示し,標準・安定・効率化に向けたソリューションを紹介する。

全日本印刷工業組合連合会,11月に各地で公民連携のセミナー

全日本印刷工業組合連合会は「公民連携の奨め:選ばれる企業になるための実践講座」を開く。地域が直面する課題に対する印刷業界の貢献や,安さで選ばれる「発注先」から地域経済の持続可能性を支える「パートナー」になるために必要なものを,参加者とともに考える。開催日は11月2日に東京・新富の日本印刷会館,11月6日に高松の情報通信交流館e-とぴあ・かがわ,11月12日に埼玉・大宮の貸会議室6F(ロクエフ),11月20日に横浜の神奈川県民センター。参加無料。問合せは同連合会(電話03-3552-4571)。

全日本印刷工業組合連合会,11月2日~2027年1月29日にCSRワンスター認定募集

全日本印刷工業組合連合会は11月2日~2027年1月29日,全印工連CSRワンスター認定の募集を行う。審査対象は,必須項目が,コンプライアンス,環境,情報セキュリティ,雇用・労働安全。任意項目が,品質,財務・業績,社会貢献・地域志向,情報開示・コミュニケーションの中から1項目以上。
https://www.aj-pia.or.jp/wp-content/uploads/2026/10/202703_onestarguidance.pdf

富士フイルムグラフィックソリューションズ,11月26日にブランド策定セミナー

富士フイルムグラフィックソリューションズは11月26日,「自社再定義によるブランド改革」をテーマにオンラインセミナーを開く。とうざわ印刷工芸(富山)が,課題発掘から自社の本質を定義し,ブランドコンセプトの策定を通じて行ったリブランディングのプロジェクトを解説する。参加無料。
https://biz3-jp.fujifilm.com/20261126_business-transformation-seminar.html

artienceとアースキー,12月3日にスタートアップ企業のプレゼンイベント

artienceとスタートアップ企業の支援を行うアースキーは12月3日,東京・京橋のIncubation CANVAS TOKYOで,プレゼンテーションのイベント「artience×earthkey pitch」を開く。マテリアル領域に強みを持つスタートアップ企業5社が登壇し,各社8分間のプレゼンテーションを行う。定員200人。参加費2000円。
https://artience-material-pitch.peatix.com/

小森コーポレーション,社員紹介にオランダスタッフを追加

小森コーポレーションは10月28日,同社サイトで社員を紹介する「KOMORI People」を更新した。オランダのKomori Graphic Center-Europeを統括するAd Ekelschot氏のこれまでのキャリアや仕事への想い,オフタイムの過ごし方などを見ることができる。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

11月6~28日,アドミュージアムで広告電通賞展

東京・東新橋のカレッタ汐留にあるアドミュージアム東京は11月6~28日,「第79回広告電通賞展」を開く。大塚製薬の総合賞受賞作品群に加え,各部門の最高賞や特別賞などの作品を展示する。入場無料。
https://www.admt.jp/exhibition/program/

11月11日,肥後銀行とインボイスがGHG排出量算定のオンラインセミナー

肥後銀行と(株)インボイスは11月11日,「金融機関と考えるGHG 排出量算定と実務対応」をテーマにオンラインセミナーを開く。GHG排出量算定の基礎と必要性や,取引先との関係強化,資金調達,競争力向上へのつなげ方,エネルギーデータの収集・管理の効率的な運用方法について解説する。参加無料。
https://energydata.invoice.ne.jp/seminar/20261111seminar_higo.html

11月12日と26日,クリーク・アンド・リバー社がタイポグラフィのオンラインセミナー

クリーク・アンド・リバー社は11月12日に「クリエイターが知っておきたい紙と印刷におけるタイポグラフィ“応用編”」,11月26日に「クリエイターが知っておきたいWebデザインにおけるタイポグラフィ」をテーマにオンラインセミナーを開く。デザインの基礎を実際の事例をもとに,参加者と改善点を考えながら,設問形式で学ぶ。定員各会60人。参加無料。
https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/179775/
https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/179779/

11月27日,電子出版制作・流通協議会が電子化と教育のセミナー

電子出版制作・流通協議会は11月27日,オンラインと東京・半蔵門のJCIIビルで「AI時代にデータベースは生き残れるのか?」をテーマにセミナーを開く。ジャパンナレッジの田中政司取締役が同社の概要や,データベース提供側からみた大学・中高の教育現場の変化について解説するほか,電子化が進んだ教育現場の変化やなどについて討論をする。定員は現地会場のみ30人。参加無料。
https://aebs.or.jp/Seminar/Seminar20260209.html

11月27日,六本木でポスターコンペのセミナー

日本グラフィックデザイン協会とポーランドグラフィックデザイン財団は11月27日,六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで「ワルシャワ&トヤマ,ポスターコンペの今」をテーマにセミナーを開く。ワルシャワと日本,それぞれの国で開かれているポスター公募展でのデザイン審査の現場やポスター文化,ポスターを取り巻く現在の状況について考える。参加無料。
https://www.jagda.or.jp/news/10851/

11月27日,東京・港区でデータとAI活用のカンファレンス

データとAIの活用をテーマにしたカンファレンス「Data + AI World Tour Tokyo 2026」が11月27日,芝公園のザ・プリンス パークタワー東京で開かれる。主催はデータブリックス・ジャパン。参加無料(事前登録制)。
https://www.databricks.com/jp/dataaisummit/worldtour?region=apac

12月5日,日本出版学会が新潟で研究発表会

日本出版学会は12月5日,新潟市の開志専門職大学古町ルフルキャンパスで,秋季研究発表会を開く。参加費は,会員2000円,一般3000円,学生無料。
https://www.shuppan.jp/event/2026/09/29/3886/

12月8日~2027年1月21日,東大発スタートアップ企業がフィジカルAI理論研修

東大発スタートアップ企業の(株)commissurは12月~2027年1月,ヒューマノイドや協働ロボットの導入判断を自社内で下せる人材を育成するためのプログラム「フィジカルAI研修」を開く。開催日はオンラインが12月8日,10日,2027年1月12日,14日,東京大学での対面研修は12月15日,17日,2027年1月19日,21日。研修費用は1人当たり30万円から。
https://commissure.co.jp/services/physical-ai-training/

12月15日,日本画像学会がイメージング技術のシンポジウム

日本画像学会は12月15日,オンラインと東京・水道橋の貸会議室内海で「イメージング技術の現在を知り,未来を語る」をテーマにシンポジウムを開く。この一年の技術動向の振り返りと今後の展望を紹介するほか,画像技術の未来について討論を行う。参加費は,会員1万円,非会員1万7000円,学生2000円。
https://www.imaging-society-japan.org/www/jp/event_menu/symposium/2026_symp_tokyo/

2027年3月2~5日,ビッグサイトで街づくり・店づくり総合展

日本経済新聞社は2027年3月2~5日,有明の東京ビッグサイトで「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」を開く。JAPAN SHOP,リテールテックJAPANほか10展で構成。入場無料(事前登録制)。
https://messe.nikkei.co.jp/#anc01

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2026年11月号【 特集:プリンテッドエレクトロニクス 】(10月20日発行)

小森コーポレーションから世界的な視点や日本の状況,将来展望,太陽電池の具体例などを,また,PEの分野に本格参入した太陽機械製作所から,導電パターンとフレキシブル機器の生産技術に関して解説いただきました。

2026年11月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

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