■印刷をたのしむ

高速オフセット，紙製クリアファイルにトレーシングペーパー素材を追加

高速オフセットは1月16日，紙製クリアファイル印刷にトレーシングペーパー素材のタイプを追加したと発表した。上質紙の紙製ファイルより強度があり，固い手触りとなっている。また，FSC認証紙を使用したトレーシングペーパー素材も追加した。

グラフィック，色紙印刷の新形状と，美術プリントのパネル貼り加工セットを追加

グラフィックは1月10日，色紙（しきし）印刷の台紙に4つの新形状を追加したと発表した。従来サイズを横に2枚つなげた「二つ折色紙」，4分の1サイズの「ミニ色紙」，ミニ色紙の2倍サイズの「二つ折ミニ色紙」，ミニ色紙の4倍サイズの「四つ折ミニ色紙」の形状を加えた。
また，1月15日，上質な素材に高精細・広色域でインクジェット印刷する「ジークレープリント」に，パネル貼りなどのマウント加工も注文できるセットメニューを追加したと発表した。マウント加工はアクリル板，木製パネル水張り，木製にキャンバス張り付けが選べる。

■プロの世界

リコー，高速出力・省スペースのA3複合機とA3複合機対応の帳票スキャンユニット発売

リコーは1月24日，A3カラー複合機「RICOH IM C7010」を発売する。連続複写速度70枚/分，スリープ復帰11秒，ファーストコピータイムがモノクロ2.9秒，カラー4.2秒。サイズは幅587×奥行724×高さ963mmで，高速出力機ながら100V電源1口で利用可能。本体価格329万円。
また，リコーは1月24日，A3フルカラー複合機のオプション「帳票スキャン拡張ユニット」を発売する。不定形サイズの自動検知に対応し，幅71～297mm，長さ128～431.8mmの範囲の帳票を1パス両面でまとめてスキャンできる。本体価格25万円。

page展，出展情報

2月14～16日に東京・池袋のサンシャインシティpage展が開かれるが，その中でSCREENグラフィックソリューションズはデジタル印刷機ソリューションや，ワークフローとの連携で自動・省力化を図るプラットフォームなどを出展する。
コダックはデジタル印刷ソリューションや，印刷プロセスをサポートするプラットフォームソリューション，プレートセッターなどを出展する。
グローバルグラフィックスは，ワインラベルの作成を例に，3Dシミュレーション，PDFのカラーマネージメント，バリアブルデータ処理などの技術を紹介する。
コニカミノルタは，展示内容を紹介するサイトを公開した。
https://www.konicaminolta.jp/business/products/graphic/printlab/seminar/page2024/index.html

ミマキエンジニアリング，1月から2月にかけ関東6会場で新春展示会

ミマキエンジニアリングは各種印刷機の展示やセミナーで構成する「新春ロードショー」を開く。日程は，1月18・19日（品川の同社），1月30・31日（山梨流通センター），2月6日（横浜の同社），2月8・9日（千葉市長沼原勤労市民プラザ），2月13・14日（八王子の同社），2月15・16日（池袋サンシャインシティ）。

モトヤ，2月に大阪で展示会

モトヤは2月1日・2日，大阪の梅田サウスホールで「付加価値×儲ける×活性化＝COLLABORATION FAIR」をテーマに展示会を開く。印刷で実現できる体験型エンタテインメントビジネスなどを展示する。

小森コーポレーション，2月に内覧会

小森コーポレーションは2月15・16日，茨城県のつくばプラントで「KOMORI新春特別内覧会」を開く。

リョービMHIグラフィックテクノロジー，2月に王子で新春展示会

リョービMHIグラフィックテクノロジーは各種印刷機の展示やセミナーで構成する「新春ショー」を2月21・22日，東京・王子の同社東京ショールームで開く。

ドキュメントサービスフォーラム，1月26日に総会

富士フイルムビジネスイノベーションのデジタル印刷機ユーザーで組織するドキュメントサービスフォーラム（DSF）は，1月26日に東京・西新宿の富士フイルムビジネスイノベーションで総会を開く。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

2月15日申込締切，国際ユニヴァーサルデザイン協議会がUD検定の初級試験

国際ユニヴァーサルデザイン協議会は3月13～20日，第32回「UD検定・初級検定試験」をオンラインで行う。講習は2月20～29日・3月2～11日に行う。検定料金は6050円。申込締切は2月15日。
https://www.iaud.net/ud_certification/22933/

1月24～26日，ビッグサイトでロボット開発・活用展

ロボットや周辺機器，開発技術の「第8回 ロボデックス」展が1月24～26日，有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。事前登録で入場無料。その中でTOPPANホールディングスは，周辺環境の色や光などに影響されない撮影ができる「ハイブリッドToF」センサを搭載したカメラや，その撮影技術とロボット制御の実演を行う。
https://www.fiweek.jp/tokyo/ja-jp/about/robo.html

2月2日，モリサワがオンラインでブランドロゴデザインのセミナー

モリサワは2月2日，「理念を可視化するブランドロゴのつくりかた：大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント」をテーマにオンラインセミナーを開く。ロゴデザインで押さえるべきポイントに関し，意外と知られてこなかった「精緻化」の話などを交え解説する。定員450人。参加無料。
https://www.morisawa.co.jp/about/news/10080

2月2日～4月20日，アドミュージアム東京で世界のクリエイティブ展

東京・汐留のアドミュージアム東京は2月2日～4月20日，「世界のクリエイティブがやってきた！2023」展を開く。ニューヨーク，ロンドン，カンヌの世界を代表するクリエイティブ・アワードの受賞作品を紹介する。第1弾「D&AD Awards 2023」が2月2日～2月24日，第2弾「THE ONE SHOW 2023」が 3月1～23日，第3弾「CANNES LIONS 2023」が3月29日～4月20日。入場無料。
https://www.admt.jp/communication/news/article/?article_id=38

2月6日，ラベル新聞社がオンラインでデジタル印刷のセミナー

ラベル新聞社は2月6日，「デジタル印刷機サプライヤー鼎談～本音トーク～」をテーマにオンラインセミナー開く。エプソン販売，コニカミノルタジャパン，ザイコンジャパンの3社が，ラベル業界のトレンドや各社製品について語る。参加無料。
https://www.labelforum.jp/

2月6日，電子出版制作・流通協議会がオンラインとリアルで電子出版ビジネスのセミナー

電子出版制作・流通協議会は2月6日，オンラインと東京・一番町のJCIIビルで「2024年の電子出版ビジネス展望〝アフターAI″の事業モデルとは？」をテーマにセミナーを開く。生成AIとコンテンツ業界，出版流通改革に向けた企業間連携など動きのあった1年を振り返り，2024年のビジネスモデルを展望する。参加無料。
https://aebs.or.jp/seminar20240206.html

2月9日，ミリアドがオンラインで自治体営業のセミナー

ミリアドは2月9日，（株）うるると共催で「初めての自治体営業で押さえておきたいポイント：紙とデジタルで官公庁との取引をスタート」をテーマにオンラインセミナーを開く。効率的な自治体への営業をするための入札準備の進め方などを解説する。参加無料。
https://www.musashinet.co.jp/news/pdf/qlear-seminar20240209.pdf

2月28日，ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会がパッケージのセミナー

ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会は2月28日，東京・日本橋のDICで「わかりやすいパッケージの未来：顧客体験を高めるユニバーサルコミュニケーションデザイン」をテーマにセミナーを開く。基調講演ではデザイナーの髙橋正実氏が生活者視点でのパッケージデザイン事例を紹介する。定員100人。参加費は，印刷・デザイン・制作会社が3000円，UCD研究部会参加企業と食品・医薬品等メーカーは無料。
https://ucda.jp/package_seminar_2024.html

6月8日，日本出版学会が水道橋の日大で春季研究発表会

日本出版学会は6月8日，東京・水道橋の日本大学法学部 神田三崎町キャンパスで春季研究発表会を開く。2月29日まで研究発表者を募集している。
https://www.shuppan.jp/notification/2024/01/05/2932/

2025年10月7～10日，ビッグサイトで「JAPAN PACK」展

日本包装機械工業会は「日本包装産業展JAPAN PACK 2025」を2025年10月7～10日，有明の東京ビッグサイトで開く。
https://www.japanpack.jp/

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2024年2月号【 特集：プロの製本技術 】（1月22日発行）
得意の製本技術・ビジネスから派生した取り組みをしている企業を特集。自社製品の開発・展開、無線綴じの折り丁の歴史から32ページ折りの解説、カレンダー製本のタンザクや丁合いにまつわる技術要素などを紹介します。また、日本の伝統文化と、クリエイティブの融合がテーマのフォトセッション「面と向かう」のレポート記事も収録。

2024年2月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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