週刊「印刷雑誌」
14巻
37号
2023年10月2日
Japan Printer weekly
vol.14,
no.37
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。
■印刷をたのしむ
電通PRコンサルティング,書籍「企業ミュージアムへようこそ」刊行
電通PRコンサルティングは,2022年5~12月にWeb電通報で連載した「PR資産としての企業ミュージアムのこれから」を書籍化し,「企業ミュージアムへようこそ 上巻:PR資産としての魅力と可能性」として,時事通信社から2023年10月6日(金)に発売した。企業やその関係団体が手掛けるミュージアム16施設の役割や機能,PR資産としての魅力と可能性などを掲載。下巻は2024年の発行を予定している。同社役員・社員が執筆。A5判,144ページ,本文4色,1540円。
ブックサンタ,本の寄付を受付中
NPO法人チャリティーサンタは,書店で購入した本を,貧困や病気などの子どもへサンタが届けるチャリティー活動「ブックサンタ2023」への本の寄付を12月24日まで受付けている。参加書店のレジで同活動に参加することを伝え,本を購入するだけで寄付ができる。オンライン書店でも参加可能。
https://booksanta.charity-santa.com/
新晃社,触り心地のあるデザインご祝儀袋をロフトで発売
新晃社は透明ニスで凹凸模様の和柄を施した触り心地のある祝儀袋「SAWARIGAMI iwai(さわりがみ いわい)」を全国のロフト10店舗で9月26日から発売した。柄と水引の色が異なる3種類をラインアップ。各850円。また折り紙の「SAWARIGAMI」とネオンカラー折り紙の「SAWRIGAMI-neon-」も同店舗で発売する。
ケーエス,無料ダウンロード可能な食べ物の写真素材サイト開設
写真や動画の情報サイトを運営するケーエスは9月22日,商用利用が可能な食べ物の写真素材のサイトを開設した。クレジット表記は不要で,900×600px(72dpi)の素材はダウンロード無料。
https://ksk-h.com/stock_gallery/
ローランド ディー.ジー.がモレスキンとカスタマイズノートでコラボ
ローランド ディー.ジー.はブランドのノートブックを販売するモレスキンジャパンと,カスタマイズノートサービスで協力した。神戸阪急で9月27日にオープンしたモレスキン直営店で,同社の小型UVプリンターを使用し店頭でのカスタムプリントをしている。また,京都市の京セラ美術館で12月3日まで開かれる「井田幸昌展」で同氏の作品をモレスキンノートブックに印刷し販売している。
ダイナコムウェア,理想の30年後を1行で表現する投稿イベントを開催
ダイナコムウェアは,ダイナフォント30周年記念キャンペーン第1弾「金剛明朝体を使用して1行で表現する,あなたが思い描く理想の30年後」を10月9日まで行っている。抽選で30人にオリジナルデザインのトートバッグが送られる。同社のSNSで投稿を受付けている。
https://questant.jp/q/VQVSEQ8G
キヤノン,ビジネス向けインクジェットプリンター2機種発売
キヤノンはビジネス向けインクジェットプリンターを9月28日に発売した。大容量インクタンクを搭載した「GX5530」は,小売り業務での多様なサイズの用紙に対応し,最大600枚の給紙が可能。A4の文書でモノクロ約9000ページ,カラー約2万1000ページが印刷できる大容量インクタンクを搭載する。前面に自動原稿送り装置を配置した「GX6530」は,左右や高さに制約がある棚やカウンター下など設置でも設置しやすいことが特長。オープン価格。
キヤノン,家庭用インクジェットプリンター4機種発売
キヤノンは家庭用インクジェットプリンターPIXUSシリーズの新製品4機種を10月下旬に発売する。アプリや本体液晶などのユーザーインターフェースを改良し,機種ごとの特長として低ランニングコスト,写真印刷に適した6色独立インクタンク,新開発のインクカートリッジで上位機種と同等の文書印刷スピードなどがある。参考価格は上位機種が4万5650円。
キヤノン,在宅勤務向け複合機2機種発売
キヤノンは在宅勤務向け複合機「GX2030/1030」を10月~11月下旬に発売する。スキャンユニットの小型化により設置場所の自由度が向上し,操作やインク充填・給紙・メンテナンスカートリッジの交換などが全て前面側で行える。また,新開発の顔料インクと画像処理技術でにじみの少ない印刷が可能。オープン価格。
京セラ,カラーA4プリンター発売
京セラドキュメントソリューションズはカラーA4プリンター「ECOSYS PA4500cx」を11月上旬に発売する。印刷速度はカラー・モノクロともA4サイズ45枚/分,新搭載の面状ヒーター定着で紙シワやカールの発生を改善した。25万円。
イワタ,定額制フォントの3ヶ月無料キャンペーン
イワタは10月27日までの申込みで,年間定額制フォントサービス「イワタLETS」の3ヶ月分のライセンスが無料になるキャンペーンを行っている。対象は「イワタ福まるごファミリー」「イワタUDゴシックバリアブル」の全26書体。
■プロの世界
ロック,物流と生活の意識調査を実施
包装機械メーカーのロックは9月26日,物流と生活に関する意識調査の結果を発表した。一般生活者1000人を対象とし,3人に1人が商品サイズよりも大きすぎる梱包に遭遇したことがあり,「ゴミが多く出る」「エコでない」などの不満点が挙がった。また,大きい梱包のため宅配ロッカーやポスト投函が利用できず再配達を経験した人が半数,食品・書籍・生活雑貨などの通常商品に対して必要以上の大きい梱包に否定的な印象を抱いてる人が8割となった。
EIZO,カラーマネージメントソフト新バージョン発表
EIZO(株)は9月12日,カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge」専用のカラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」の新バージョン7.1.12を公開し,APIをソフトウェア開発者やシステム管理者向けに提供すると発表した。この「ColorNavigator API」を活用することで,利用者は,外部ソフトウェアやシステムからColorNavigator 7の各種機能と連携し,ColorEdgeを制御するプログラムを開発することができる。
TOPPAN,新体制
凸版印刷(株)は3月発表のとおり10月1日付で持株会社態勢に移行し,商号を「TOPPANホールディングス株式会社」に変更した。その下に,DXデザイン事業,セキュア関連事業を除く全事業の「TOPPAN株式会社」,セキュア関連事業の「TOPPANエッジ株式会社」(4月より事業開始,旧トッパン・フォームズ),DXデザイン事業の「TOPPANデジタル株式会社」の3社を事業会社とした。
■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内
10月30日まで,日本出版クラブで造本装幀コンクール作品を展示
日本出版クラブは10月30日まで,東京・神保町の日本出版クラブで「本の設計で,アタマがいっぱい!― 第56回造本装幀コンクール作品から」を開いている。コンクールの全応募作品を展示している。入場無料。
https://shuppan-club.jp/archives/event/942
10月4~17日,集英社が名古屋で活版印刷の漫画作品を展示販売
集英社は10月4~17日,ジェイアール名古屋タカシマヤで,活版で漫画の名場面を印刷した作品の展示販売会「集英社マンガアートヘリテイジ」を開く。大型の活版平台印刷機でコットン100%の用紙にプリントされ,購入時にブロックチェーン連携の販売証明書と紐づけることで,作品の価値を決める情報が記録される。
https://mangaart.jp/ja/news/jr_nagoya_takashimaya
10月5日,電通プロモーションプラスがオンラインでデジタル販促のセミナー
電通プロモーションプラスは10月5日,「年末商戦にまだ間に合う!売り上げを底上げするデジタル販促!」をテーマにオンラインセミナーを開く。いま起きている消費行動からの最適施策やZ世代に有効な考え方,すぐに取り組めるデジタル販促施策について解説する。参加無料。
https://dentsu-pmp.v2.nex-pro.com/campaign/59993/apply
10月10~12日,ビッグサイトでサステナブルファッションEXPO
エコ,リサイクル,オーガニックなどのサステナビリティを考慮したファッション製品や素材の「第3回 サステナブルファッションEXPO」が10月10~12日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。入場無料(要事前申込み)。
https://www.fashion-tokyo.jp/autumn/ja-jp/about/sus.html
10月25日,日本印刷技術協会がオンラインで業務管理のセミナー
日本印刷技術協会は10月25日,「原価に結ぶ業務管理の実務」をテーマにオンラインセミナーを開く。原価管理の視点から業務管理システムを検証し,自社に合ったフロー構築のためのポイントを学ぶ。参加費は,会員1万4300円,一般1万9800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/469890
10月25・26日,SO-KENが赤坂で体験型セミナーイベント
SO-KENはエプソン販売と共催で10月25・26日,東京のエプソンクリエイティブスクエアで体験型のセミナーイベント「1m2の印刷物が4万円でも安いと思われる新規事業戦略“プリンテッドXR”のご提案」を開く。印刷物ではなく体験価値を売る仕組みを構築し,動的な演出によって感じるエンターテインメント体験「プリンテッドXP」の解説と,フラッシュ撮影によりデザインが変化する「フラッシュプリント」の出力体験を行う。
http://www.trickprint.com/news/pressrelease/2310.html
10月25~29日,六本木でグッドデザイン受賞作品展
日本デザイン振興会は10月25~29日,六本木の東京ミッドタウンでグッドデザイン賞の受賞作品展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」を開く。10月5日に発表する2023年グッドデザイン賞受賞作全品を展示する。会期中は同会場で受賞作品を販売する。入場無料。
https://promo.g-mark.org/
10月26日,カンター・ジャパンがオンラインで広告効果向上のセミナー
カンター・ジャパンは10月26日,広告効果の向上と促進に関するオンラインセミナーを開く。調査結果を元にしたメディア利用実態とキャンペーンなど効果に関する最新情報や,デジタル広告素材の評価のポイントと評価ツールを紹介する。参加無料。
https://event.on24.com/wcc/r/4343257/8B1D72C48A185C706F6DA1F572287AB8
10月27日,キーポイントインテリジェンスがオフィスドキュメント技術の会議
キーポイントインテリジェンスは10月27日,「オフィスドキュメントテクノロジーコンファレンス2023」をオンラインと東京コンファレンスセンター・品川で開く。業界トレンドやドキュメント業界におけるAIの位置づけなどについて解説する。東京会場の定員は100人。参加費9万9800円(早期申込割引あり)。
http://www.keypointintelligence.jp/cf/odt/2023/
10月28・29日,神保町でブックフェスティバル
「第31回神保町ブックフェスティバル」が10月28・29日,東京の神保町のすずらん通り・さくら通り・三井ビルディング公開空地で開かれる。本のワゴンセールやコンサートなどを行う。主催は実行委員会。問合せは同委員会(電話:03-3291-5185)。
10月29日,本の学校がオンラインとリアルで出版のミーティング
本の学校は10月29日,オンラインと東京の専修大学神田キャンパスで「ブレストミーティング:本の価値,読書の魅力」を開く。2つの分科会と全体会で構成され,分科会では参加者とともに意見を交換する。参加費は,オンライン1100円,会場2200円,
https://honnogakko2023bm.peatix.com/
10月30日,日本印刷技術協会がオンラインで財務会計のセミナー
日本印刷技術協会は10月30日,「仕事で貢献するための会社数字の見方,捉え方」をテーマにオンラインセミナーを開く。社員ひとり一人のパフォーマンスが会社の利益に大きく関係していくことを理解し,定量的に物事を判断するためのビジネス数字感覚を学ぶ。参加費は,会員1万4300円,一般1万9800円。
https://www.jagat.or.jp/archives/95520
11月11日,東京・市ヶ谷で日本自費出版フェスティバル
自費出版ネットワークは11月11日,東京のアルカディア市ヶ谷で「日本自費出版フェスティバル」を開く。自費出版即売会や日本自費出版文化賞表彰式,受賞作品の展示会を行う。問合せは同団体(電話03-5623-5411)。
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2023年10月号【 特集:紙器・貼り箱の世界】(9月20日発行)
従来の事業からの脱却を図ろうと、デザインアワードに応募し、デザイナーとタッグを組んで見栄えと機能の両方を合わせ持つ自社ブランドの箱の展開。顧客の要望だけでなく、環境をはじめ社会貢献に供する取り組み。売れる箱、捨てられない箱、価値ある箱の考案と展開などを行う企業活動を紹介します。
週刊「印刷雑誌」
編集 古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所 株式会社印刷学会出版部
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