■印刷をたのしむ

大日本印刷，バーチャル書店探検ツアーを省庁と開催

政府各省庁は，子どもが広く社会を知り，政府の施策に対する理解を深めてもらうオンラインイベント「こども霞が関見学デー」を8月18・19日に行う。大日本印刷は内閣官房情報通信技術（IT）総合戦略室が行う「遊んで・学んで・君もITマスター！」のテーマ企画に協力企業として参加し，「バーチャル書店探索ツアー」を行う。要申し込み，参加無料。
https://peatix.com/event/1995637/view

NTT印刷，カスタマイズ絵本が福島県で導入

NTT印刷は7月30日，一人ひとりの子どもの成長にあわせて内容が変更できる「パーソナルちいくえほん」が福島県伊達市で導入されたと発表した。8月から市内の1～3歳の子どもへ配布されている。

ポータル・アンド・クリエイティブ，総合的なフォントパッケージ発売

ポータル・アンド・クリエイティブは，同社が運営するフォントWebサイト「フォントアライアンスネットワーク」で国内外全93ブランドによる1万3003の日本語フォントを収録したフォントパック集「FONT x FAN HYBRID 6」を7月30日に発売した。TrueTypeまたはOpenType。1万2100円。

大日本印刷，大阪中之島美術館の画像貸出サービス開始

大日本印刷の100％子会社で美術関連のコンテンツビジネスを行う（株）DNPアートコミュニケーションズは，2022年2月に開館する「大阪中之島美術館」の所蔵作品の画像データ貸出サービスを，開館に先立ち2021年8月2日に始めた。

東和プロセスら，紙コップでの循環型システム試験協力

Jリーグサッカークラブのギラヴァンツ北九州が8月22日と28日に開催するサッカーイベントに，三菱ケミカルが開発した植物由来の生分解性樹脂を使用した紙コップ約6500個が提供される。そこで使用された紙コップを回収し，コンポスト設備で食品残渣物などと一緒に堆肥化する。出来上がった堆肥は地元の高校で野菜の栽培に活用，さらに収穫された野菜をスタジアムで販売するという，紙コップを起点とした循環型システムの実証試験が行われる。紙コップの印刷は，東和プロセスが「HP Indigo WS6600デジタル印刷機」で印刷した。同印刷機の液体トナーもコンポスト設備や土壌で分解可能になるという。

しまうまプリント，フォトブック商品を改訂

しまうまプリントは8月2日から，フォトブックの商品を改訂した。光沢のある写真専用紙を使った「NEWスタンダード」の商品を追加。ハードカバー製本の「プレミアムハード」を値下げ。また「スタンダード」の商品名を「ライト」に変更した。値下げ後の「プレミアムハード」は，A5スクエアサイズが24ページ税込1,498円。

ウイル・コーポレーション，圧着DMとハガキ印刷のキャンペーンを延長

ウイル・コーポレーションが運営する販促ツールとネット印刷の「プリントモール」は，A4判圧着DMの短納期キャンペーンを8月31日まで延長した。通常，受付確定から翌7営業日で商品発送のところ，翌3営業日で発送する。また，ハガキ印刷でポイントが2倍になるキャンペーンも8月31日まで延長した。対象はポストカード，長3ポストカード，往復ハガキ，大判ハガキの4商品。

コンテンツワークス，フォトブックコンテスト受賞作発表

コンテンツワークスは8月4日，フォトブックコンテスト「Photoback Award 2021」の受賞作品を発表した。グランプリは小東友美氏の「2021」。入賞作品は9月18～21日，東京の表参道ガーデンで展示される。入場無料。

京セラ，AI機能搭載A3カラー・モノクロ複合機発売

京セラドキュメントソリューションズジャパンは，AI機能を搭載したA3判カラー複合機「TASKalfa 7054ci」ほか計4モデル，モノクロ複合機「TASKalfa 7004i」ほか計3モデルを9月初旬より発売する。カラー最上位機種で70枚機246万円，モノクロ最上位機種で70枚機208万円。

■プロの世界

RMGT，JP2021・印刷DX展に出展

8月26・27日，南港のインテックス大阪で「JP2021・印刷DX展」が開かれる。リョービMHIグラフィックテクノロジー（RMGT）は，コストパフォーマンス，自動化，スキルレス，環境対応を図った菊全判紙ジャストサイズのオフセット印刷機のVTR上映や，スマートグラスの展示実演によるウェアラブル遠隔支援システム，ダックエンジニアリングとPDF画像照合装置を実機展示する。

FFGS，軟包装印刷向け遠隔色校正システム発売

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ（FFGS）は7月28日，軟包装印刷の最終段階の顧客立ち会いによる印刷品質確認をモニター上で行える「遠隔色校正システム」を発売したと発表した。専用のモニター，スキャナー，インクジェットプリンターと，カラーマネージメントソフトで構成。印刷現場で色見本と試刷りをスキャナーで読み込むと，遠隔地のモニター上にそれぞれのサンプルの色が再現され，微妙な色調差の確認をモニター上でリアルタイムに行える。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

8月12日，文化通信社が出版人育成講座

文化通信社は8月12日，出版ビジネスの基本や方向性，営業やプロモーションを学ぶ月例セミナー「出版人育成講座2021」8月講座をオンラインで開く。「紙，電子だけではない，これからの出版ビジネス」をテーマにコルクの佐渡島庸平社長が講義する。参加費8,000円。
https://peatix.com/event/1882061

8月23日，リコージャパンが新事業創出のセミナー

リコージャパンは8月23日，「KICK START 2021 Ver.Ⅲ　印刷会社×リコージャパンで可能な4つの創出」をテーマにオンラインセミナーを開く。印刷会社とリコージャパンで，すぐ共創出来る売上拡大や社内DXソリューションを紹介する。参加無料。
https://printing.ricoh.co.jp/useful_info/seminar_s00039.html

8月26日，日本フォーム印刷工業連合会が人材育成のセミナー

日本フォーム印刷工業連合会は8月26日，「行動科学を使って　できる人が育つ！教える技術：私たちにとっての新しい人材育成とは何か？を考える」をテーマにオンラインセミナーを開く。参加無料。
http://www.jfpi.or.jp/JBFA/seminar/2021_summer.pdf

8月26日，ムサシが印刷会社向けDX新規事業のセミナー

ムサシは8月26日，「攻めのDX：わずか一ヶ月でDX×新規事業の組織立ち上げ」をテーマにオンラインセミナーを開く。印刷会社が営業手法と商材のDX化を同時に実現させ，ストック型で新たな売上利益を生み出す方法，成功事例を解説する。参加無料。
https://www.musashinet.co.jp/print634/pdf/seminar_dx_02.pdf

8月30日，リコージャパンが印刷業界のトレンドセミナー

リコージャパンは8月30日，「virtual.drupaや各社動向に見る印刷技術トレンドと市場へのメッセージ」をテーマにオンラインセミナーを開く。バリューマシーンインターナショナルの宮本泰夫氏が，各メーカーの機器を紹介しながら，印刷関連技術のトレンド解説や，drupaが示した市場へのメッセージを考察する。参加無料。
https://printing.ricoh.co.jp/useful_info/seminar_s00038.html

9月1・2日，横浜国立大学がIoTセキュリティフォーラム

横浜国立大学先端科学高等研究院は9月1・2日，「IoTセキュリティフォーラム2021」をオンラインで開く。DXの実現やIoTセキュリティに関する基調講演，セミナー，パネルディスカッションなど27講演がある。参加無料。
https://academy.impress.co.jp/event/iot-security202109/

9月29日～10月1日大阪，12月6～8日東京で住宅・ビル・施設展

商業施設・店舗DX展，建材・住設EXPOなどで構成する第5回「［関西］ジャパンビルド－建築の先端技術展－」が9月29日～10月1日，南港のインテックス大阪で開かれる。
同様に12月6～8日，有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。
https://www.japan-build.jp/ja-jp.html

12月4日，日本出版学会が秋季研究発表会

日本出版学会は12月4日，オンラインで秋季研究発表会を開く。
https://www.shuppan.jp/notification/2021/06/28/1711/

12月8～10日，中小企業基盤整備機構が新価値創造展

中小企業基盤整備機構は12月8～10日，東京ビッグサイト東展示棟で「新価値創造展2021」を開く。またオンラインでも連動して12月1～24日に開く。
https://shinkachi-portal.smrj.go.jp/shinkachi2021/

2022年10月12～14日，日本包装技術協会がTOKYO PACK展

日本包装技術協会は2022年10月12～14日，有明の東京ビッグサイトで「TOKYO PACK 2022」を開く。出展申込期間は9月21日～2022年5月9日。問合せは同協会（電話03-3543-1189）。

 

 

 

次週，2021年8月16日はお休みします。次は，2021年8月23日の発行になります。

 

 

 

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2021年8月号【 特集：バーチャルdrupa 】（7月20日発行）

周知のとおり、ドイツ・デュッセルドルフでの世界最大の印刷機材見本市drupaは2020 年に開催予定でした。それが延期となり、そしてバーチャルとなりました。
今月号は、そのバーチャルdrupaの出展社に、出展概要を紹介いただきました。

https://www.japanprinter.co.jp/monthly_magazine/202108/

 

 

週刊「印刷雑誌」

編集　　　　　古性基樹
編集・発行人　中村幹
発行所　　　　株式会社印刷学会出版部

 

 

 

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