週刊「印刷雑誌」

10巻 19号 2019年5月27日
Japan Printer weekly vol.10, no.19

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■プロの世界

モリサワ,KMJ,JP2019・ICTと印刷展に出展

JP2019・ICTと印刷展が5月31日・6月1日にインテックス大阪で催される。
モリサワはUDフォント,多言語フォント,多言語ユニバーサル情報配信ツールを使ったインバウンドソリューション,オンデマンド印刷の事例やサンプルなどを出展する。
コニカミノルタジャパンは,デジタル印刷システムとのColorMatch連携(参考出品)やロータリーダイカッター,ラベルプリンター(ロールtoシート,参考出品),デジタル×プリントソリューション(VDPI連携),ワークフローインテグレーションシステム,クラウドカラーマネジメントシステム,ワークフロープラットフォームシステム(参考出品)などを出展する。

エックスライト,カラーチェッカーの新製品を発売

エックスライトは5月21日,パスポートサイズのカラーターゲット「ColorChecker Passport」シリーズの新製品,「ColorChecker Passport Photo 2」を発売した。ポートレートや風景撮影のさいに,ターゲットを一緒に写しておくだけで,編集時に補正できる。新しく追加した18%グレーバランスターゲットを含む4つの撮影用ターゲットを備えているほか,ICCカメラのプロファイルを作成する機能を追加し,博物館や美術館などデジタルアーカイブでも使える。外形サイズ125×90×9mm,重量120g。

セイコーエプソン,乾式オフィス製紙機が全国発明表彰で受賞

セイコーエプソンは5月23日,「乾式オフィス製紙機」の発明が,発明協会が主催する「令和元年度全国発明表彰」において 「朝日新聞社賞」を受賞したと発表した。今回表彰の対象となった発明「2段ふるい」は,使用済みのコピー用紙を原料として,新たな紙をその場で生産できる同製紙機の中核技術。あわせて,この技術開発およびその実施に対する功績により,代表取締役社長の碓井稔氏が「発明実施功績賞」を受賞した。

■印刷・デザイン・出版イベントスケジュール

5月28日締切,日本包装技術協会が日本パッケージングコンテスト作品募集

日本包装技術協会は5月28日まで日本パッケージングコンテストの作品を募集している。入賞作品は,優れた包装の証であるGPマークの使用が許可される。入賞作品はまた,世界の包装コンテストであるワールドスターコンテストへの出品資格も同時に取得する。

http://www.jpi.or.jp/saiji/jpc2019.html

5月28日,日本マーケティング・リサーチ協会がカンファレンス

日本マーケティング・リサーチ協会は5月28日,東京のベルサール渋谷ファーストで,マーケティングリサーチ関係者に対する情報発信と情報交流を活性化させ,業界のプレゼンス向上を促進させることを目的にカンファレンスを行う。

http://www.jmra-net.or.jp/Portals/0/conference/2019lp/2019lp.html

5月31日,非木材グリーン協会が廃プラに関しセミナー

非木材グリーン協会は5月31日,東京・茅場町のTKPスター貸会議室で「廃プラスチックによる深刻な海洋生体被害と健康への影響:マイクロ/ナノプラスチック」をテーマにセミナーを催す。問合せは,同協会(電話03-5643-5628)。

6月4日,日本印刷技術協会が印刷物の品質管理とカラーマネジメントのセミナー

日本印刷技術協会は6月4日,東京・中野富士見町の同協会で「印刷物の品質管理とカラーマネジメントの最新動向」と題しセミナーを催す。ここまで変わった分光測色計(エックスライト社),色評価用LEDの最新動向(大日本印刷),印刷色に関わる国際標準化動向(日本印刷技術協会)の3講演。参加費は,会員10,800円,一般15,120円。

https://www.jagat.or.jp/tg20190604

6月11日、日本印刷技術協会がアニメと地域活性の研究会

日本印刷技術協会は6月11日、東京・中野富士見町の同協会で「アニメを活かした地域活性化と事業展開〜聖地巡礼によるツーリズムと印刷会社の役割を事例に〜」をテーマに研究会を催す。1.印刷会社による地域活性化の動向、2.印刷会社が運営するアニメコラボカフェ(仮)、3.地域に遍在するコンテンツの魅力〜聖地巡礼から聖地創生へ〜、4.地域コンテンツの創出と活用による地域の持続的発展の可能性、で構成。参加費は、一般15,120円、会員10,800円、印刷総合研究会メンバー無料、など。

https://www.jagat.or.jp/animetourism2019

6月15日〜12月8日,印刷博物館で「大人のための活版ワークショップ」

東京・水道の印刷博物館は6月から12月にかけ「大人のための活版ワークショップ」を催す。6月15・16日は名刺,7月13・14日はグリーティングカード,8月24日は活版歴史教室,10月5・6日は和文活字,11月9・10日は欧文活字のレターヘッド,12月7・8日は和文活字で年賀状。費用は各回ごとに異なる。500円〜3000円。

https://www.printing-museum.org/exhibition/lecture/

6月20日・25日,コトブキ企画が大阪と東京でデジタルブックセミナー

コトブキ企画は6月20日に大阪の梅田阪急ビルオフィスタワーで,6月25日に東京・港区のNS虎ノ門ビルで,「meclibデジタルブックセミナー」を催す。参加無料,事前登録制。

https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=79&g=43&f=85

6月25日〜7月20日,東京・銀座でグラフィック「1_WALL」グランプリ展

東京・銀座のガーディアン・ガーデンで第19回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展「西川©友美展“dou?”」が開かれる。入場無料。

http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/19gra_nishikawactomomi/19gra_nishikawactomomi.html

6月27日,日本包装技術協会が月例研究会

日本包装技術協会は6月27日,東京・築地の同協会で月例研究会を催す。プログラムは,人と一緒に働くヒト型ロボットNEXTAGE,(2030年包装の未来予測シリーズより)循環型社会の視点からみた包装の未来,体験価値のためのデータドリブンマーケティング。参加費は,会員無料,一般3,240円。

http://www.jpi.or.jp/saiji/seminar/kenkyukai/2019/kenkyukai_1906.html

8月6日,大阪産業創造館で分析・計測技術展

大阪・本町の大阪産業創造館は8月6日,分析・計測技術展を開く。参加対象は,製造業に関連し,特長ある分析・計測サービスや技術・製品などをもつ企業。6月7日まで出展申込を受け付けている。

https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=28093

8月8日,大阪産業創造館でパッケージ展

大阪・本町の大阪産業創造館は8月8日,「パッケージ展2019」を開く。参加対象は,消費財のパッケージ製作に関連する素材・技術を持つ企業やデザイン事務所。6月6日まで出展申込を受け付けている。

https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=27918

2020年1月29〜31日,東京ビッグサイトで国際ナノテクノロジー総合展・技術会議

国際ナノテクノロジー総合展・技術会議が2020年1月29〜31日,東京ビッグサイトで開かれる。主催は実行委員会。入場料3,000円(Webサイト事前登録で入場無料)

https://www.nanotechexpo.jp/main/

◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2019年6月号【特集:技術を見直す】

今の日本の印刷産業では、技術より生産工程の改善や経営管理システム的な話題が中心となってきていますが、印刷技術もハード・ソフトの面から、まだまだ研究や開発すべき点が山積します。今月号はその技術の観点から、平版オフセット印刷には欠かせない湿し水、含浸による表面加工、特色のカラーマネージメントを特集しました。印刷産業に携わる人は、ソフトでもハードでも、全般について情報収集が必要です。そのような時に『印刷雑誌』が役に立てば幸いです。(中村幹:本誌編集長)

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