書籍・製品

『印刷雑誌』とその時代 –実況・印刷の近現代史– 日本出版学会特別賞受賞
税込9,460円
編著者:中原雄太郎,松根格,平野武利,川畑直道,高岡重蔵,高岡昌生 監修 印刷学会出版部 編
発行元:印刷学会出版部
コード:978-4-87085-191-7
体裁:A5判・上製本 824ページ
在庫:あり
歴史・文化

概要

明治24(1891)年創刊の初代と現在まで続く大正7(1918)年創刊の2代目を合わせ、117年にわたり日本の印刷文化・技術の変遷を見つめ続けてきた印刷専門誌『印刷雑誌』。本書は、その雑誌記事を通して、日本の近現代印刷史を通覧しようというものである。第1部では、印刷と社会、印刷技術、タイポグラフィなど各ジャンルごとに、監修者による解説を収録。第2部では、これまでに収録した膨大な記事の中から、今読んでも興味深く、かつ資料的価値のある記事を集成、当時の印刷人が同時代を記した臨場感溢れる掲載記事を年代順に掲載し、日本の急速な近代化を追体験できるような構成を採った。《正誤表→jidaiseigo.pdf

(発行:2007年12月)

目次

第1部 近代印刷史歴覧 第1章 近代日本と印刷文化
 第2章 印刷技術の変遷
 第3章 カラー印刷の一世紀
 第4章 技術とデザイン
 第5章 組版、欧文タイポグラフィ

第2部 『印刷雑誌』記事集成
 第1章 初代『印刷雑誌』の時代
 第2章 『印刷雑誌』創刊のころ
 第3章 戦争と印刷
 第4章 戦後復興期
 第5章 高度成長期
 第6章 バブル経済と失われた十年
 第7章 IT時代の印刷