週刊「印刷雑誌」
17巻
15号
2026年4月20日
Japan Printer weekly
vol.17,
no.15
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。
■印刷に興味ある方々へ
緑陽社,黄金比がわかるクリアカード発売
緑陽社は4月9日,「すぐに黄金比がわかるクリアカード」を同社オンラインショップ「BOOTH」で発売した。調和のとれた美しい比率とされる1:1.618の黄金比のガイドがクリアカードに印刷され,イラストや原稿にかざすだけで確認できる。ハガキサイズとカードサイズの2枚セットで,黄金螺旋と,黄金比の三分割法の線が印刷されている。1200円。
インパム,ペット用商品向けの小ロットラベル印刷開始
インパムは4月15日,ペットフードやケア用品メーカー向けに,多品種・小ロットのパッケージ生産に特化した「ペットシール+プラス」を本格展開したと発表した。多様化するニッチなペット商品のパッケージを,デジタル印刷によるシールラベルを貼り付けることで,小ロットでも低価格で生産できる。デザインデータがない場合も,手書きのラフ案などからデザイン制作を支援し,デザイン決定から最短10日で納品が可能。冷凍・冷蔵保存向けや,箔押し加工など商品の用途に合わせたパッケージにも対応する。
グラフィック,Adobe Expressの入稿ガイド公開
グラフィックは4月13日,「Adobe Express」に対応した入稿ガイドを公開したと発表した。ブラウザ上での制作から印刷用データの書き出しまでの流れをステップごとに解説し,初心者がつまずきやすい,塗り足し(裁ち落とし)の設定や,適切なPDFのダウンロード方法を画像付きで掲載している。
TOPPAN,秋葉原のショップでバスケチーム「宇都宮ブレックス」とコラボ
TOPPANは4月25日~5月21日,東京・秋葉原のショップ「TOPPA!!! BASE AKIBA」でプロバスケットボールチーム「宇都宮ブレックス」とのコラボレーション企画を行う。チーム所属選手やマスコットキャラクターをモチーフにした,描き下ろしドット絵イラストのオリジナルグッズ販売や,デジタルフォトブースの設置,店舗装飾を行う。また一部商品は同店オンラインショップでも販売する。
TOPPAN,秋葉原のショップでアニメ「魔入りました!入間くん」とコラボ
TOPPANは5月23日~6月11日,東京・秋葉原のショップ「TOPPA!!! BASE AKIBA」でアニメ「魔入りました!入間くん」とのコラボレーション企画を行う。店舗オリジナルのアクリルスタンドやホログラムステッカーなどのグッズを販売する。また一部商品は同店オンラインショップでも販売する。
ブックフロント,製本サービスにPayPay決済導入
ブックフロントは4月3日,印刷・製本・配送までを一括で行える製本サービス「製本直送.com」で,電子マネーのPayPay決済を導入した。これにより,クレジットカード,コンビニ,AmazonPay,銀行振込,請求書後払い決済を含む6つの決済方法が利用可能になった。
文化通信社,読書コミュニティサービスの新料金プラン開始
文化通信社は4月1日,会員制の読書コミュニティ「ほんのもり」の新料金プランを開始した。レギュラープラン(月額1980円)は,メンバー同士の交流や限定配信コンテンツの視聴,配信イベントへの参加など基本的なオンラインのコミュニティ機能に加え,東京都豊島区の私設図書室「ほんのもり駒込本家」の割引特典が付帯する。プレミアムプラン(月額3300円)は,ほんのもりが選書した本が希望者に毎月1冊送られ,ほんのもり駒込本家を毎月1回無料で利用できるほか,リアルイベントへの優先案内が受けられる。
■プロフェッショナルの世界
リコージャパン,紙文書のデータ化アプリを発売
リコージャパンは4月10日,クラウド型のスキャンアプリケーション「RICOH Scan Suite」で,紙文書などから文字をデータ変換できる「テキストピックアップオプション」を発売した。スキャンした紙文書やPDFファイルをドラッグ&ドロップするだけで,手書き文字や表組も含めてExcelのフォーマットに変換できる。
新星コーポレーション,温室効果ガス削減目標が国際団体に承認
新星コーポレーションは4月10日,同社の設定した温室効果ガス排出削減目標が,国際団体のScience Based Targets initiativeから承認されたと発表した。同社は2020年を基準年に,2030年まで自社の温室効果ガス排出量を42%削減する目標を設定した。これは世界の平均気温上昇を1.5℃以内に抑える水準と整合し,カーボンクレジットの活用や環境認証紙の提供などを通じて,環境負荷低減と業界の脱炭素化を支援する取り組みを進める。
Thinker,バラ積みピッキングロボットを那須梱包に納入
(株)Thinkerは4月13日,バラ積みピッキングロボット「Thinker Model A」を,自動車部品などの包装・梱包を行う那須梱包(株)(兵庫)が導入したと発表した。那須梱包では部品1つを袋に入れ,包装機で封をする工程を,人に代わりロボットとそれに連動する包装機が行い,作業効率の向上を図る。同ロボットは少量多品種の対象物を扱う作業現場に対応し,印刷会社でも応用を検討できる。
研美社,URL不正コピー対応NFCカードの特設ページ公開
研美社(大阪市)は4月13日,URLコピーによる不正利用を防止できるNFCチップ「Ntag424DNA」を紹介するWebページを公開したと発表した。NFCチップ搭載カードの機能の一つとして,スマートフォンにタッチすることで,限定コンテンツなどへ誘導するリンク先のURLを送信することができる。一般的なチップでは,送信されたURLをコピーすることで第三者でもコンテンツにアクセスできてしまう課題があった。tag424DNAチップではタッチのたびにURLが変わり,そのURLは一度きりで無効になるため,不正アクセスを防止することができる。特設ページではチップの仕組みや活用例について詳しく紹介している。
ミマキエンジニアリング,3Dプリントデータ最適化ソフトをアップデート
ミマキエンジニアリングは6月,3Dプリントのデータを最適化するクラウドソフト「Mimaki 3D Print prep Pro ver2.0」の提供を始める。従来の内部が中空や詰まった構造に加え,格子構造が選択できるようになり,地形や建築物の測定・スキャンデータ,医療用のCTスキャンデータからのプリント用データ変換が可能になった。また,インターネットに接続していない環境でも使用できるようになり,機密情報の漏洩リスクを低減できる。
大日本印刷,犯収法に対応した本人確認アプリを提供
大日本印刷は8月,改正された犯罪収益移転防止法(犯収法)に対応した「本人確認アプリ」の提供を始める。アプリでは生活者自身が公的個人認証サービスによる,本人確認やマイナンバーカード,運転免許証,在留カードなどのICチップの読み取りができ,その結果を銀行などの事業者と安全に連携できる。また,事業者は法改正への対応に必要なシステムを最短1ヵ月で導入できる。
日本印刷技術協会,4月21日にAI時代の印刷メディア分析セミナー
日本印刷技術協会は4月21日,「AI時代の印刷メディア分析 2026」をテーマにオンラインセミナーを開く。広告・通販・印刷といった最新レポート3冊の解説をもとにAI時代の印刷メディアを考察する。定員50人。参加費は,会員1万3200円,一般1万7600円,印刷総合研究会メンバー無料。
https://www.jagat.or.jp/pri260421
フジテックス,4月21日に倉庫・工場の補助金活用セミナー
フジテックスは4月21日,「省人化・人手不足対策に使える最新制度と導入事例」をテーマにオンラインセミナーを開く。中小企業向け補助金制度の最新情報をもとに,課題ごとに適した補助金や,導入後の省人・効率化の実例を解説する。参加無料。
https://lplanners.jp/seminar/2026_hojyokin/
日本印刷技術協会,4月28日にデジタル印刷活用の本づくりセミナー
日本印刷技術協会は4月28日,「“Century Books”次の100年も本をつくり続ける。加藤文明社の挑戦とデジタル印刷の現実」をテーマにオンラインセミナーを開く。加藤文明社が掲げた,次の100年も本づくりを通じて出版・教育文化を支え続けるというメッセージ「Century Books」。その背景にある試行錯誤のプロセスを通じて,これからの印刷会社のあり方を展望する。定員50人。参加費は,会員1万3200円,一般1万7600円,印刷総合研究会メンバー無料。
https://www.jagat.or.jp/pri260428
電気印刷研究所,5月15日に八重洲で製品展示会
電気印刷研究所は5月15日,東京都中央区の八重洲倶楽部会議室で「第15回プライベート展示会・説明会」を開く。インキを使わず静電気で回路などを印刷する技術の原理や特長,製品を紹介する。
https://eprint.co.jp/news/info20260413/
SHITARA,5月15・16日に高崎で印刷機材展
SHITARAは5月15・16日,群馬のビエント高崎ビッグキューブで,印刷機材展とセミナーの「シタラフェア2026」を開く。
https://www.shitara.co.jp/information/information-247/
小森コーポレーション,5月29日に内覧会
小森コーポレーションは5月29日,茨城県のつくばプラント内小森グラフィックテクノロジーセンターで,枚葉UVインクジェット印刷機の内覧会を開く。同機の生産性,品質,オペーレーションなどを実機展示と実演で紹介する。
https://go.komori.com/l/741743/2026-04-01/cw3kzr
■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内
4月22日,BESWがオンラインでSNSの集客セミナー
SNSマーケティングのコンサルティングや研修サービスを行う(株)BESWは4月22日,「リピート化の仕組みづくり」をテーマにオンラインセミナーを開く。実店舗のためのSNS認知拡大術を同社が解説するほか,福博印刷(佐賀市)がスマホアプリ作成サービス使った顧客満足度と来店率アップにつながる顧客マーケティングについて解説する。参加無料。
https://snsschool.net/seminar/noqzslskd
4月23日,タイヘイがオンラインで生成AI活用クリエイティブのセミナー
タイヘイ(千葉県)は4月23日,「生成AI×クリエイティブの次の一手」をテーマにオンラインセミナーを開く。著作権への不安が残る生成AIの活用について,どこまで使えるのか,何に気をつけるべきか,を実務目線で整理し,生成AIで増え続ける画像から何を選ぶかという課題にも踏み込む。定員500人。参加無料。
https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjo3MjM2MzV9&detailFlg=1&pNo=1
4月23日,TBMがAI業務改革のセミナー
TBMは4月23日,「紙・FAX・Excel から解放されるAI活用術:TBMが実践するAI業務改革の全貌」をテーマにオンラインセミナーを開く。理論や事例紹介にとどまらず,実際の業務変化を含めてAI活用の仕組みを解説する。参加無料。
https://tbm-wello20260423.peatix.com/
4月27日,化学工業日報がオンラインでナフサと石油化学マーケットのセミナー
化学工業日報は4月27日,「ナフサと石油化学マーケットの現状と今後の動向」をテーマにオンラインセミナーを開く。ナフサや石油化学製品市場で実際に何が起きているか,その変化の読み解き方,日々の業務への落とし込み方,今後注目すべきポイントなどを解説する。参加無料。申込は4月24日まで。本セミナーは4月24日に開かれる同セミナー(定員のため申込締め切り)のアーカイブ配信となる。
https://www.chemicaldaily.co.jp/seminar/online_seminar_260424
5月11日,AlphaDriveが東京・京橋で技術職のAI活用セミナー
AlphaDriveは5月11日,東京・京橋のIncubation CANVAS TOKYOで「R&D×ビジネスの視点で考える,技術の素養がある人間がAIで本当に化けるとき」をテーマにセミナーを開く。純粋なビジネス職とは違う,研究者・技術者・エンジニアだからこそ辿り着けるAIの使い方,その可能性と実践知を,パネルディスカッション形式で深掘りする。参加無料。
https://peatix.com/event/4962858
5月26日,日本画像学会が電子写真・インクジェット技術のシンポジウム
日本画像学会は5月26日,オンラインと大阪市のI-siteなんばで「これからもプリントして×5まいります!!:環境を制する者がプリンティング業界を制す」をテーマにシンポジウムを開く。電子写真とインクジェット方式の特性比較を踏まえ,環境対応技術や省エネ技術の最新動向,生産性向上など,サステナビリティを切り口に市場動向を整理するとともに,持続可能なプリンティング産業の将来像に関する理解を深める。定員は現地会場のみ50人。参加費は会員9000円,非会員1万7050円,学生2000円。
https://www.imaging-society-japan.org/www/jp/event_menu/symposium/2026_symp_kansai/
6月24~26日,ビッグサイトで国際文具・紙製品展
国際文具・紙製品展(ISOT)が6月24~26日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催はRX Japan。入場料5000円(事前登録で無料)。
https://www.lifestyle-expo.jp/summer/ja-jp/about/isot.html
◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2026年5月号【 特集:箔と包装 】(4月20日発行)
今月号は、箔、そしてパッケージデザインと、珍しいところでシュリンク包装も取り上げました。
箔の展示会の企画とその展示会から見えてきたことや、材料、版、圧着、転写のさまざまな種類、産業の未来、シュリンク包装の概要や直近の話題。Japan Packaging Competitionの経済産業大臣賞の受賞製品を紹介します。
週刊「印刷雑誌」
編集 古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所 株式会社印刷学会出版部
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