週刊「印刷雑誌」

17巻 1号 2026年1月13日
Japan Printer weekly vol.17, no.1

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。

 

あけましておめでとうございます。
月刊『印刷雑誌』ともども本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

 

■印刷をたのしむ

日大グラビア,筆の凹凸を再現できるアートスキャンサービス開始

日大グラビアは1月6日,絵画やイラスト原画の質感を忠実にデジタル化する「Creative Wall 高精細アートスキャン」サービスを始めた。デンマークContex社製のスキャナ「HD Apeiron/42」を使い,油彩画の盛り上がりや和紙の繊維といった材質感を,原画に触れることなく3Dレベルの立体感でデータ化する。対応サイズは最大1000mm角(40号相当)。参考価格は,40号の600dpiが7500円,1200dpiが1万5000円。

TOPPAN,熊本城で自動同時通訳システムの実証実験

TOPPANは2025年11月23日~12月22日,熊本城ミュージアムわくわく座で大規模言語モデルを活用した次世代自動同時通訳システムの実証実験を行った。熊本城を解説する芝居のセリフやナレーションを自動同時通訳し,来場する外国来場者構成をもとに,複数言語で舞台のスクリーンに字幕表示した。

サクラパックス,富山で防災CMを放送

サクラパックスは1月1~4日,富山県内で放送されたテレビCM「Bosaiさんの備えて守って防災講座」を企画・制作した。クイズ形式で防災を学べ,楽しみながら知識を身につけ,日常の中での行動につなげてもらうことを狙いとした。同社は東日本大震災以降,防災に積極的に取り組んでおり,避難所で役立つ段ボールツールの開発・提供や,県内各市町村との災害協定の締結などの取り組みを行っている。

高速オフセット,サステナブル紙グッズのサイト開設

高速オフセットは2025年12月19日,サステナブル紙を使ったグッズやワークショップキットを販売するECサイト「KAMIKEN SUSTAINABLE GOODS SHOP」を開設したと発表した。バナナペーパーのカレンダーや紙ファイル,シールなどを取り扱っている。全商品でカスタマイズができる。
https://kamiken.hitokoma.net/

グラフィック,電子ブック作成サービスを拡充

グラフィックは2025年12月23日,電子ブック作成サービスを拡充したと発表した。印刷とのセットだけでなく,電子ブック単体での注文が可能になったほか,無料オプションのPDFダウンロード機能と印刷許可機能,有料オプションの目次のリンク設定や,外部リンク設定,Googleアナリティクスのタグの埋め込み,閲覧URLの延長設定を追加した。

キンコーズ・ジャパン,サステナブルTシャツサービスを拡充

キンコーズ・ジャパンは2025年12月23日,アパレル企業のタキヒヨーと共同開発した「サステナブルTシャツ」サービスに,法人向けのオリジナルタグ対応やキッズサイズなどを追加した。Tシャツは素材の再利用や循環を通じて廃棄物ゼロを目指して製造され,オンデマンドプリントで必要な分だけを製造するサステナブルなTシャツとして展開している。

ユー・ディー,音声付きオンライン写真アルバムサービス開始

ユー・ディー(大阪市)は2025年12月23日,音声も再生できる「オンラインアルバム TSUNAGU」のサービスを始めた。アルバムはインターネット環境があるスマートフォン・PCなどで閲覧でき,ページをめくる操作に合わせ,家族の声や赤ちゃんの泣き声などの音声が再生される。リンクを共有するだけでも閲覧でき,SNSなどを通じたシェアも可能。

ジオテクノロジーズ,地図検索サイトに印刷,書き込み機能追加

ジオテクノロジーズは2025年12月23日,地図検索サイト「MapFan」に,地図を外部向けの業務用途で印刷・配布できる「社外利用印刷β版」と,地図上に直接書き込みができる「お絵描きマップβ版」機能を追加した。地図には印刷複製許諾番号が付与され,個別の契約不要で印刷・配布の利用ができる。また,お絵描きマップ機能で地図上に文字や矢印などを書き込み,店舗チラシやなどに活用することができる。3960円/年のMapFanプレミアム会員が利用可能。

グラフィック,2月16日まで割引きキャンペーン

グラフィックは2月16日まで,印刷商品の割引きキャンペーンを行っている。対象は,チラシ・フライヤー,名刺,ポストカード,A・B判カード,A4判DMカード,スクラム製本冊子。また,中綴じ・無線綴じ冊子が4・B5判が対象で最大35%OFFになる。

ブックフロント,製本サービスにPayPay決済導入

ブックフロントは2月に,印刷・製本・配送までを一括で行える製本サービス「製本直送.com」で,電子マネー決済のPayPayを導入する。

ステップアップ,就労継続支援事業所を開業

東名印刷(愛知県豊田市)を運営母体とする(株)ステップアップは1月1日,就労継続支援A型事業所「ほまれの家 豊田店」を開業した。就労継続支援A型事業所は,一般企業への就職が困難な障がい者が,事業所と雇用契約を結んだ上で働くことができるサービスで,地域密着の印刷業を展開する東名印刷の経験と技術を活かし,印刷物の制作や加工を通じて実践的な就労支援を提供する。

ブックフロント,フォトブックコミュニティで製本サービスを紹介

ブックフロントは写真整理とフォトブック・アルバム作りを楽しむオンラインサークル「めくルーム」と協業している。2025年12月12日には,めくルームのオンラインミーティングに参加し,オンデマンド製本サービス「製本直送.com」の特徴や具体的な使い方,印刷に関する疑問点などを紹介した。

■プロの世界

日本印刷技術協会,page展のセミナーと来場の登録開始

日本印刷技術協会は2025年12月22日,「page2026」の基調講演・カンファレンス・セミナーの受講と,展示会の来場者登録受け付けを始めた。基調講演は2月18日に展示会のセミナー会場で参加無料で開く。カンファレンス・セミナーは2月5~13日に計24本をオンラインで開く。参加費は1枠1万3000円,6~10枠で1枠あたり1万1000円,11枠以上で1枠あたり1万円。展示会は2月18~20日,東京・池袋のサンシャインシティで開く。入場料1000円(事前登録で無料)。
https://page.jagat.or.jp/index.html

全日本印刷工業組合連合会,CSR認定企業発表

全日本印刷工業組合連合会は2025年12月24日,第51回「全印工連CSR認定」を決めた。認定新規はスリースターが,ソウブン・ドットコム(東京都荒川区),ニシキコネクト(広島),ツースターが,トキワ印刷(大阪),ワンスターが,秀飯舎(埼玉)。認定更新はワンスター10社,ツースター1社,スリースター1社。CSR認定企業は計146社。第52期ワンスター認定を1月30日まで募集している。また,第53期ワンスター認定を4月30日まで募集している。

SCREEN ホールディングス,立命館と連携協力

SCREEN ホールディングスは2025年12月24日,立命館と連携・協力に関する協定を結んだ。両社は,テクノロジーにかかる研究プロジェクトや,人材育成を企図した実践教育プログラムの実施,キャリア形成に資するリスキリングやリカレント教育,地域貢献活動の実施などで協力する。

ゲッティイメージズ ジャパン,ストックフォトサイトの2026年マーケティングトレンド発表

ゲッティイメージズ ジャパンは2025年12月22日,中小企業や小規模事業者向けのストックフォトサイト「iStock」での調査による2026年マーケティングトレンドを発表した。生成AIツールが浸透し,ビジュアルの量が急増する現状で,コンテンツの均質化や生成画像の不自然さなどによる広告への信頼性が縮小している中で,完璧さよりもプロセスを見せること,演出よりも率直さを優先することが重要とした。また,日本人の集団的な意識の変化により成長,修復,バランス,再生を感じさせるイメージが求められるとした。

ラクスル,ダンボールワンの会員数90万突破

ラクスルは2025年12月22日,同社が運営する梱包材通販「ダンボールワン」の会員数が90万を突破したと発表した。これを記念して2月1日まで,ダンボールワンで最大50%の割引きセールを行っている。

全日本印刷工業組合連合会,1月14・21日にサステナビリティレポートアドバイザー養成講座

全日本印刷工業組合連合会は1月14・21日,オンラインで全2回の「サステナビリティレポートアドバイザー養成セミナー」を開く。CSRに取り組んむ全印工連CSR認定企業を対象に,サステナビリティレポートを作成するために必要な知識や,レポートを評価・アドバイスするための実務能力の習得を目指す。修了者には修了証と,ホームページや名刺に表示できるオリジナルマークの使用許可が付与される。受講料は1万6500円。
https://www.aj-pia.or.jp/wp-content/uploads/2025/12/Japan-Federation-of-Printing-Industries-Sustainability-Report-Seminar-Announcement-2025.pdf

日本印刷産業連合会,1月23日にグリーンプリンティング工場交流会

日本印刷産業連合会は1月23日,第64回「GP工場交流会」をオンラインで開く。次世代型印刷乾燥設備による省エネについて,村田製作所と大気社が解説する。参加無料。
https://www.jfpi.or.jp/inquiry_detail/id=201

DICグラフィックス,1月23日に色再現のセミナー

DICグラフィックスは1月23日,「印刷と色管理の基本と実践で“狙った色”を再現する」をテーマにオンラインセミナーを開く。印刷で狙った色を再現するために押さえておきたい基礎知識を,実務に役立つ視点で解説する。定員100人。参加無料。
https://www.go.dic-graphics.co.jp/m/event/202601Webinar

日本印刷産業連合会,2月6日に化学物質管理規制のオンラインセミナー

日本印刷産業連合会は2月6日,「労働安全衛生法令の“新たな化学物質管理規制について”」をテーマにオンラインセミナーを開く。新たな化学物質管理規制の概要および労働安全衛生法の改正内容と対策や,ラベルとSDSについて解説する。定員90人。参加無料。
https://www.jfpi.or.jp/topics/detail/id=8272

東京都印刷工業組合,2月10日に東京地区印刷協議会

東京都印刷工業組合は2月10日,東京・新富の日本印刷会館で東京地区印刷協議会を行う。

エックスライト社,2月21日に色管理のセミナー

エックスライト社は2月21日,色管理の基本に関するオンラインセミナーを開く。分光測色計と品質管理ソフトウェアを活用した色管理の基本的なアプローチを解説する。、
https://www.cocripo.co.jp/webinar/d5541ab9-bdc4-4fc7-9f3a-f59f79a7c509/detail

日本印刷学会,2月27日にデジタル印刷活用シンポジウム

日本印刷学会は2月27日,オンラインでP&I研究会シンポジウム「デジタル印刷の活用事例」を開く。付加価値やPETの活用,小ロット,テキスタイルなど,デジタル印刷を有効に活用している事例を紹介する。定員200人。参加費は,会員5000円,一般8000円,学生・教職員1000円。
https://www.jspst.org/event/260227.html

日本印刷学会,3月6日に大阪で見学会

日本印刷学会西部支部は3月6日,大阪市の大阪シーリング印刷とラベル史料館の見学会を開く。定員15人。参加費3000円。
https://www.jspst.org/event/260306.html

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

1月13日・27日,理想科学工業がオンラインで見やすさ判定ツールのセミナー

理想科学工業は1月13日・27日,「お客さまにとってわかりやすい情報発信とは」をテーマにオンラインセミナーを開く。文書や説明資料などの見やすさを自動判定するクラウドサービス「ヨミヤス」の特長や活用事例などを紹介する。参加無料。
https://risokagaku.web-tools.biz/yomiyasu20260113/
https://risokagaku.web-tools.biz/yomiyasu20260127/

1月15日,クリーク・アンド・リバー社がオンラインでデザインとブランディングの講座

クリーク・アンド・リバー社は1月15日,オンライン講座「クリエイターが知っておきたいデザインとブランディング:デザインプロセスとペルソナ」を開く。ブランディングがしっかりしたデザイン,ペルソナの設定が明確なデザインを理解できるようになることをゴールに,デザインプロセス中でのブランディングの位置づけ,ユーザー像の描き方を解説する。定員60人。参加無料。
https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/168853/?rls

1月16日,クラウドサーカスがオンラインでSEO・AIO対策講座

クラウドサーカスは1月16日,「SEO×AIO対策講座“検索で見つけてもらう”から“AIに引用してもらう”時代へ」をオンラインで開く。AI Modeや,Googleが目指すプラットフォームの「エージェント化」に触れつつ,検索体験の今とこれからと,これらの外的環境をビジネスチャンスに変える施策について解説し,Webサイトで取り組むべきことを整理する。定員100人。参加無料。
https://cloudcircus.jp/media/event/20260116

1月21~22日,1月28日~2月17日,千修イラストレーションコンテスト作品展

プロモーション会社の(株)千修は,「第22回千修イラストレーションコンテスト」の受賞作品や歴代最優秀作品の作品展を,1月21~22日に東京・後楽園の文京シビックセンターで,1月28日~2月17日に市ヶ谷駅プロムナードギャラリーで開く。入場無料。
https://www.senshu-g.co.jp/archives/3452/

1月22日~2月18日,竹尾が3会場で「クリエイター100人からの年賀状」展

竹尾は「クリエイター100人からの年賀状」展を1月22日~2月18日,東京・神田錦町の見本帖本店,大阪の淀屋橋見本帖,博多区の福岡見本帖で同時開催する。
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20260122.html

2月9日,電子出版制作・流通協議会が電子出版ビジネスのセミナー

電子出版制作・流通協議会は2月9日,オンラインと東京・半蔵門のJCIIビルで「2026年の電子出版ビジネス展望」をテーマにセミナーを開く。コンテンツジャパンの堀鉄彦社長が,2025年の出版・コンテンツ業界の動向を振り返りながら,少しずつ見えてきたAI時代の新ビジネスモデルやAI時代の取引秩序形成の動向を紹介し,これからのビジネス動向を展望する。定員は現地会場のみ20人。参加無料。
https://aebs.or.jp/Seminar/Seminar20260209.html

2月10~27日,新聞通信調査会が東京・汐留で食の戦後史写真展

新聞通信調査会は2月10~27日,東京の汐留シオサイト地下歩道特設スペースで報道写真展「食の戦後史-飢餓,飽食,美食-」を開く。通信社が撮影・収集してきた膨大な写真から101枚を厳選し,食の戦後史をたどり,この国の世相や生活の変化,食にまつわる事件・事故を振り返る。入場無料。
https://www.chosakai.gr.jp/oshirase/%E5%A0%B1%E9%81%93%E5%86%99%E7%9C%9F%E5%B1%95%E3%80%8C%E9%A3%9F%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%BE%8C%E5%8F%B2%EF%BC%8D%E9%A3%A2%E9%A4%93%E3%80%81%E9%A3%BD%E9%A3%9F%E3%80%81%E7%BE%8E%E9%A3%9F%EF%BC%8D%E3%80%8D/

2月12・13日,ビッグサイトでロジスティクスソリューションフェア

物流最適化の製品・サービスの「ロジスティクスソリューションフェア」が2月12・13日,有明の東京ビッグサイトで開かれる。主催は日本ロジスティクスシステム協会。入場料1000円(事前登録で無料)。
https://jils-lsfair.jp/

2月21日,出版クラブホールで京極夏彦と祖父江慎のエディトリアルデザイン対談

印刷博物館は2月21日,東京・神保町の出版クラブホールで印刷文化学会議「極私的エディトリアルデザイン考」を開く。印刷博物館館長でもある京極夏彦氏と,ブックデザイナーの祖父江慎氏が問答を通し,明治期に活版印刷が日本に定着して以来,写植,CTS,DTPと変化してきた日本語組版のあり方を考える。定員220人(抽選)。参加費3000円。
https://www.printing-museum.org/experience/event/e2026022101.php

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2026年1月号【 特集:印刷の価値と未来 】(12月19日発行)
毎年1月号は、印刷の未来を考える特集です。これまでの印刷産業は、設備投資を考えることはしたでしょうが、今は、お客さんのことを考えて、仕事を提案する、創り出すことが重要視されてきています。この1月号も多くの未来への考えを紹介いたします。

2026年1月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

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