週刊「印刷雑誌」

14巻 46号 2023年12月4日
Japan Printer weekly vol.14, no.46

毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行しています。

 

■印刷をたのしむ

グラフィック,無線綴じ冊子にB4サイズ追加

グラフィックは11月27日,無線綴じ冊子の取扱いサイズにB4を追加したと発表した。168ページまで対応し,25部から注文可能。16ページ,カラー,コート135kg,11日納期,5000部で1部あたり52.3円。

グラフィック社,色彩と書体の書籍発行

グラフィック社は11月,ミニマルな色彩と書体で魅せる,スイス・タイポグラフィの流れを汲んだデザインムーブメントの書籍『New Utilitarian ミニマルな色彩とタイポグラフィで魅せるブランディングデザイン』を発行した。B5変形判,並製,304ページ。4620円。

■プロの世界

日本新聞製作技術懇話会,「新聞製作技術の軌跡」発行

日本新聞製作技術懇話会は10月,「新聞製作技術の軌跡」発行を発行した。2014年7月号から始まった同会の会報「CONPT」の長期連載企画をまとめたもの。日本初の日刊紙が1871年に誕生して以降,新聞発行部数が頂点を迎える2000年前後まで約130年間の製作技術の変遷を,新聞社OBらが詳述。執筆・考証は,立花敏明,深田一弘,三宅順,石橋正一郎,村松哲。B5判,138ページ。2200円。

日本フォーム印刷工業連合会,フォーム業界の調査報告書発行

日本フォーム印刷工業連合会は毎年,会員にアンケート調査を行っている。同連合会は11月,「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書」を発行した。2022年度実績について2021年度と比較している。コロナが落ち着いたせいか,おおむね業績は回復傾向にあるようだ。回答は41社。A4判,74ページ。非売品。

印刷関係各団体2024年新年会

日本印刷産業連合会は1月10日,虎ノ門のホテルオークラ東京で新年交歓会を開催する。
日本印刷産業機械工業会は1月18日,芝公園の東京プリンスホテルで年始会を開く。
日本フォーム印刷工業連合会は1月25日,オンラインとホテル椿山荘東京で講演会も催す。「“未来に勝ち残る企業になるために”~AI 時代を生き抜くための“仮説脳”~」をテーマにサイエンス作家の竹内薫氏がクリエイティブな発想力を鍛えビジネスに活かす方法を語る。

■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内

12月25日まで,アドミュージアム東京で体験型テクノロジーの展示会

東京・汐留のアドミュージアム東京は12月25日まで,「愛と出会えたテクノロジー」展を開いている。「愛」と「テクノロジー」をテーマに選定した作品資料や目の動きだけで演奏できるライブ演奏ツール,実際に触れることができる体験型作品を展示する。入場無料。
https://www.admt.jp/exhibition/program/

2024年3月31日まで,日本グラフィックサービス工業会が自費出版文化賞作品募集

日本グラフィックサービス工業会は,日本自費出版ネットワークの主管で「第27回日本自費出版文化賞」の作品を2024年3月31日まで募集している。応募手数料は3000円,ホームページへ登録を希望する場合は別途5000円。大賞賞金20万円。
https://www.jsjapan.net/pdf/231124/001.pdf

12月5~11日,エプソンがオンラインセミナー

エプソンは辻・本郷税理士法人と共催で12月5~11日,「選ばれる企業になるために! 中小企業が取り組むべき脱炭素経営の秘訣」をテーマにオンラインセミナーを開く。企業価値を向上させる脱炭素経営のポイントを解説する。参加無料。
https://form.k3r.jp/ht_tax/231205

12月13~15日,製品評価技術基盤機構がオンラインで化学物質管理講座

製品評価技術基盤機構は12月13~15日,「NITE講座2023 化学物質管理」をオンラインで開く。化学物質管理業務の初学者向けに,関連法規制や法律に準じた届け出,排出量報告など実務に直結する3講義を行う。定員は各講義1000人。参加無料。
https://www.nite.go.jp/chem/news/chem_nite_seminar_00001.html

12月13・19日,エックスライト社がオンラインで測色入門セミナー

エックスライト社は12月13・19日,「測色入門ウェビナー第2回」をオンラインで開く。測色計の基本や色差,デジタルスタンダードに移行するためのヒントを解説する。定員100人。参加無料。
https://www.xrite.com/ja-jp/about-us/news-events/press-releases/japan-colorimetry-introductory-webinar02

12月14日,リコージャパンがオンラインで枚葉インクジェットのセミナー

リコージャパンは12月14日,「印刷ビジネスの次世代モデル,“O with D(オフセットwithデジタル)”とは」をテーマにオンラインセミナーを開く。低ランニングコスト,自動両面印刷などに対応した枚葉インクジェットプリンター「RICOH Pro Z75」を実演とともに解説する。参加無料。
https://printing.ricoh.co.jp/useful_info/seminar_s00090.html

12月15日,電子出版制作・流通協議会がオンラインでアワード受賞者セミナー

電子出版制作・流通協議会は12月15日,「電流協アワード受賞記念セミナー:MDAMが切り拓く新たな雑誌ビジネスの可能性~競争と協働~」をオンラインで開く。集英社が開発した総合誌面制作プラットフォーム「MDAM」が果たす役割や,これからの雑誌ビジネスの可能性について解説する。参加無料。
https://aebs.or.jp/seminar20231215.html

2024年1月31日~2月2日,ホリゾン・ジャパンが製本機の内覧会

ホリゾン・ジャパンは2024年1月31日~2月2日,東京・江戸川区の同社で製本関連機器の紹介やセミナーを行う「Horizon Smart Solution Fair 2024 in 船堀」を開く。要事前予約。
https://www.horizon.co.jp/ja/exhibition/2024/event2024_01.html

2024年2月9日,日本印刷学会がオンラインでデジタル印刷機活用のシンポジウム

日本印刷学会は2024年2月9日,「ユーザー様が語るデジタル印刷機の活用法」をテーマにシンポジウムを開く。グッズ製作や転写シール,パッケージなどでデジタル印刷機を使用している印刷会社が活用方法を解説する。定員200人。参加費は,会員5000円,非会員8000円。
http://www.jspst.org/event/240209.html

 

 

月刊『印刷雑誌』最新号のご案内

2023年12月号【 特集:絵本の工夫とビジネス 】(11月20日発行)
今月号は、触る図鑑に関しての取り組みや、貼箱製造技術を絵本に応用した企業、オリジナル絵本作品の通販サイト運営、世界からの良質な絵本を選び日本に届ける取り組み、絵本をテーマにしたイベントについての解説。また、レギュラー執筆陣のデザイナーの田渕健一さんからも絵本の話題を書いていただきました。

2023年12月号

 

週刊「印刷雑誌」

編集     古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所    株式会社印刷学会出版部

 

 

 

 

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