週刊「印刷雑誌」
14巻
44号
2023年11月20日
Japan Printer weekly
vol.14,
no.44
毎週月曜日(休みの場合は翌日)10時発行
◆週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
◆紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日(休日の場合,火曜日)発行しています。
■印刷をたのしむ
高速オフセット,アニメの画像を選んで作れるカレンダーなどを発売
高速オフセットは,アニメ「五等分の花嫁∽」のWebグッズショップを2024年3月31日まで開いている。ショップでは好きなシーン画像を選び印刷できる卓上カレンダーとポストカードを発売している。カレンダーは2700円(税抜き),ポストカードは7枚入りでパール紙,耐水紙,ラフ紙が選べ1800円(税抜き)から。
グラフィック,石灰石原料用紙の対応商品拡大
グラフィックは11月14日,石灰石を原料とした用紙「LIMEX」への印刷に,チラシ・フライヤー,ポスター,折パンフレットを追加したと発表した。チラシはA4サイズ,片面カラー,9日納期,100枚で1万4070円。
■プロの世界
モリサワ,書体見本帳発行
モリサワは11月16日,『表現・特徴で見つけるフォントBOOK モリサワ総合書体見本帳 2023–2024』を発行した。全書体見本のほか,「つくりたい表現」「特徴」などのカテゴリで書体が見つけられ,新書体を使ったグラフィック作例も収録する。B5判,240ページ,1320円。同社のサブスクリプション書体の契約者に配布するほか,公式SNSで抽選プレゼントキャンペーンを行っている。
キーポイントインテリジェンス,ドキュメントイメージスキャナー市場動向を発表
キーポイントインテリジェンスは11月14日,「国内ドキュメントイメージスキャナー市場動向と予測」を発表した。販売台数,販売金額に関し,ともに減少の見込みと予想した。
キヤノン,写真と文書の視認性を両立したスキャナーを発売
キヤノンマーケティングジャパンは11月16日,ドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-S250N」を発売した。「写真入り文書モード」を追加し,写真の色味と文書の視認性を両立したスキャンが可能なほか,グレーでのスキャンでは淡いマーカー線などの色を自動で強調できる。10万500円。
■印刷・デザイン・出版・イメージング関連イベント案内
11月14・29日,電子出版制作・流通協議会がオンラインでアワード受賞者セミナー
電子出版制作・流通協議会は11月14・29日,「電流協アワード受賞記念セミナー」をオンラインで開く。11月24日はセルシスが「“CLIP STUDIO PAINT”とグローバルでのクリエイターサポート事情」をテーマに,アニメーション制作アプリの概要や海外,国内の状況などを解説。11月29日はオトバンクが「オーディオブックの可能性と出版の未来」をテーマにオーディオブックビジネス動向などの解説やパネルディスカッションを行う。参加無料。
https://aebs.or.jp/seminar20231124.html
https://aebs.or.jp/seminar20231129.html
11月21日,日本印刷技術協会がオンラインとリアルで印刷白書2023発刊記念セミナー
日本印刷技術協会は11月21日,オンラインと東京・杉並区の同協会で「『印刷白書2023』発刊記念セミナー」を開く。DXやSDGs,共創といった新たな概念を印刷とどのように結び付けて近未来の体制を整えていくべきかを白書から考える。参加費は一般1万5400円,会員5500円,印刷総合研究会メンバー無料。
https://www.jagat.or.jp/pri231121
11月24日,日本印刷技術協会が大阪で大会
日本印刷技術協会は11月24日,中央区のホテルモントレ ラ・スール大阪で「JAGAT近畿大会2023」を開く。想隆社の山本幸太郎社長が「どこまで仕事で使えるのか!AI・デジタル技術最前線」をテーマに特別講演を行う。参加費1万3200円。
https://www.jagat.or.jp/archives/470607
11月27日~12月24日,多摩美術大学が六本木でデザイン講義と展示イベント
多摩美術大学は11月27日~12月24日,六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで,デザイン講義と展示イベント「Tama Design High School」を開く。第⼀線で活躍するクリエイター,教育関係者,デザイン研究者,実務家らが「初学者向けのデザインのお話」をテーマに講義を行うほか,美術大学で使われるツールや制作風景,最新の授業内容に関する展示を行う。講義はオンラインでライブ配信も行う。受講・入場料無料。
https://www.designhub.jp/exhibitions/cxgl26rkudno
11月28日,日本印刷技術協会がオンラインでSPビジネスと大判プリンターのセミナー
日本印刷技術協会は11月28日,「SPビジネスと大判プリンターの動向」をテーマにオンラインセミナーを開く。参加費は一般1万5400円,会員1万1000円。
https://www.jagat.or.jp/pri231128
11月29日~12月1日,福岡で「ものづくりワールド」展
第1回「ものづくりワールド 九州」が11月29日~12月1日,博多区のマリンメッセ福岡で開かれる。製造業DX展や工場設備・備品展ほか8つの展示会で構成。主催はRX Japan。事前登録で入場無料。その中でTooは,組版レベルでのデータ照合ができる校正支援システムと,図面管理に適したPDFファイルの比較システムを出展する。
https://www.manufacturing-world.jp/kyushu/ja-jp.html
12月12日,日本出版学会がオンラインで新書出版のセミナー
日本出版学会は12月12日,「新書の窓から“出版”を考える:編集者の視点から」をテーマにオンラインセミナーを開く。新書の価値や魅力,企画立案の経緯や編集方法,編集環境の変化などを解説する。定員100人,参加無料。
https://www.shuppan.jp/notification/2023/11/13/2816/
12月15日,日本画像学会がオンラインとリアルでイメージング技術のシンポジウム
日本画像学会は12月15日,オンラインと東京・水道橋の東京学院ビルで「イメージング技術の最新動向と未来:この10年の飛躍的な技術革新から将来を読む」をテーマにシンポジウムを開く。技術や製品について過去10年間の進化を振り返り,将来を討議するパネルディスカッションを行う。参加費は,会員1万円,非会員1万7000円,学生2000円。
https://www.imaging-society-japan.org/www/jp/2023_symp_tokyo/
12月19日,ミツエーリンクスがオンラインでWebデザイントレンドセミナー
ミツエーリンクスは12月19日,「2024年のWebデザイントレンド解説セミナー」をテーマにオンラインセミナーを開く。エンジニア視点とデザイナー視点から注目トレンドや将来予測,トピックを解説する。参加無料。
https://www.mitsue.co.jp/seminar/design_trends_2024.html
◆月刊『印刷雑誌』最新号のご案内
2023年12月号【 特集:絵本の工夫とビジネス 】(11月20日発行)
今月号は、触る図鑑に関しての取り組みや、貼箱製造技術を絵本に応用した企業、オリジナル絵本作品の通販サイト運営、世界からの良質な絵本を選び日本に届ける取り組み、絵本をテーマにしたイベントについての解説。また、レギュラー執筆陣のデザイナーの田渕健一さんからも絵本の話題を書いていただきました。
週刊「印刷雑誌」
編集 古性基樹
編集・発行人 中村幹
発行所 株式会社印刷学会出版部
◆印刷学会出版部WEBショップ
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