週刊『印刷雑誌』

週刊『印刷雑誌』2巻3号 2011年1月24日
Japan Printer weekly vol.2, no.3
毎週月曜日10時発行(発行日が祝祭日のときは翌日発行)

週刊『印刷雑誌』は,印刷会社に限らず,印刷物を購入する人,印刷に興味がある人を対象にした無料のWebメディアです。
紙メディアである技術専門誌の月刊『印刷雑誌』と連携し,印刷に関係した情報を中心に毎週月曜日発行します。

凸版印刷,子会社とインテルとともに電子書籍で新会社
 凸版印刷と同社の子会社であるビットウェイ,およびインテルは1月20日,電子書籍市場の拡大で協力することで合意したと発表した。ビットウェイは,凸版印刷,およびインテル社投資部門のインテルキャピタルから第三者割当増資を通じた投資を受け,この調達資金を基にビットウェイは電子書籍事業を強化するため「(株)ブックライブ」(淡野正社長)を新たに設立し,クラウド型電子書籍ストア「BookLive!」を2月上旬から始める。
 凸版印刷は,ビットウェイを中心とした電子書籍事業の強化を図り,さらに本事業で蓄積したビジネスプラットフォームをほかの市場(流通,通販,教育など)へも展開していく。ブックライブは,さらに雑誌コンテンツの配信で出版社との協業で動画やCG,広告との連動など,新しい表現手法や販売方法の確率を目指す。また日経BPとの協業により,同社の持つ編集ノウハウを活かした新しい電子雑誌の開発を行う予定。

石田大成社,デジタルサイネージ事業に本格参入
 石田大成社は1月17日,2010年10月より韓国のベンチャー企業としてソウルの国立デジタル図書館,釜山のロッテ百貨店等の韓国の大型施設にも高品質のハイビジョン映像の配信サービスを提供しているシステム開発会社,T1システムズ(韓国)と提携し,デジタルサイネージ事業に本格的に参入したと発表した。
 石田大成社は,デジタルサイネージの広告コンテンツを制作し大丸東京店および東京駅八重洲地下街に配信サービスを行っている。今回の事業は,静止画および動画で作られた同じコンテンツを一列に数台並べたシリアルディスプレイに流すマルチキャストから,4面(2×2)や16面(4×4)またはそれ以上の大型マルチ画面に同期したハイビジョンのコンテンツをシンクロして流すマルチディスプレイまで独自のコンテンツ・マネージメント・システムを廉価で配信する。

東京文久堂,Web上で資料をまとめるサービス開始
 東京文久堂は1月18日,レポートや報告書,論文,卒業文集,会議資料などのPDFデータをWeb上でまとめて1つのデータにする「レポート(PDF)結合サービス」を始めた。無料で資料投稿用Webサイトを作成でき,収集したPDFデータを1ページあたり20円で結合する。資料の分類別の結合や,自由な掲載順の変更ができるほか,ページ番号の振り直しや目次の生成も自動で行う。結合後は表紙と目次,本文を合わせたPDFデータをダウンロードできる。

文藝春秋,凸版印刷と電子書籍を共同制作
 文藝春秋は1月21日,凸版印刷と共同制作したiPadおよびiPhone向け電子書籍『原色美人キャスター大図鑑 cent.FORCE Perfect File』の販売を始めた。100枚以上の写真画像および連続写真や動画を使い,エンターテインメント性を追求した内容。1000円。

BCCKS,モリサワの支援でiPhone用電子書籍を出版
 BCCKS(ブックス)は2010年3月より,Web上に作成した書籍を紙の本で出版する「天然文庫100冊」を発行している。同文庫はモリサワフォントを使用しているほか,印刷も同社のデジタル印刷機で行っている。さらに1月14日,同社はモリサワが提供する電子書籍ソリューションにより,同文庫のiPhone向け電子書籍を制作した。制作したのは『ピンポン』(浅葉克己著)や『コンテンポラリー落語』(長谷川踏太著)など15作品。

スターティアラボ,電子書籍の活用法でセミナー
 スターティアラボは1月20日,東京の新宿モノリスビルで「電子書籍のソーシャルリーディングの可能性」をテーマにセミナーを開いた。ITジャーナリストの佐々木俊尚氏は,電子書籍の本質は「知の公開」にあるとし,今後は情報量が増加する中で読者がSNSなどを利用して自分に必要な本の選別者を選ぶ方向に進むだろうと話した。博報堂DYメディアパートナーズの半田勝彦氏は,同じジャンルに興味のある人たちのコミュニティに電子媒体を通じて話題や情報を提供することで,口コミ宣伝効果を高めることができ,読者間のつながりが新しい広告価値を生むと話した。(月刊『印刷雑誌』4月号〈3月22日発行〉参照)

日本印刷産業連合会,『個人情報保護Q&A』の第3版発行
 日本印刷産業連合会は,『印刷現場における個人情報保護Q&A』の第3版を発行した。牧山嘉道(弁護士)・新保史生(慶応義塾大学准教授)監修,日本印刷産業連合会編。印刷事業者からの具体的な疑問,質問をもとに全編を編集したほか,第2版として発行したWeb版を増補して全117問を収録。関連法令など資料や参照情報も豊富に盛り込んだ。A4判,102ページ,定価1800円(会員価格1000円)。

MCS,海外配送へ対応
 MCSは1月18日,同社が行うTシャツのオンデマンド印刷通販サービスにおいて,海外向けの配送に対応した。同サービスは,Webサイト「Hoimi」でデザイナーのデザインを公開し,Tシャツの注文から決済,印刷,配送までを一貫する。今回システムを改善し,顧客が海外の住所を登録するだけで配送金額を計算して送り状などの資料を自動生成できるようにした。

富士フイルムグラフィックシステムズ,PAGE展で新製品
 富士フイルムグラフィックシステムズは1月14日,次の新製品を発表。2月2日〜4日,池袋サンシャインシティで開かれるPAGE展で出展する。
 サーマル無処理CTPプレート「XZ-R」(仮称)は,現像もガム洗浄も不要で耐刷性を6割向上させ,またUVインキ適性も付与した。検版装置「XPC-940」(仮称)は刷版を装置に通して版面画像をスキャンしてゴミ付きや文字欠け,キズなどを検査する。直描タイプフレキソ版は,彫刻機とともに開発中。ワークフロー「XMF」は,Webページ管理,Adobe PDF Print Engine 2,JDF,ネット入出稿,1 bit TIFF出力などを付加した。カラープリンタ「DocuColor 1450 GA」は環境対応のトナーやAPPE2.5対応,紙の丸まり補正,出力のグロス調整や2400dpi・1 bit TIFF出力での網点再現などの特長がある。

コダック,PAGEでインクジェットを実演
 コダックは,PAGE展で次のソリューションを出展する。
 生産工程全体の最適化と自動化を図る「Kodak Prinergy」ワークフローシステムを中核とする「Kodak Unified Workflow」ソリューション,環境配慮型のサーマルCTPシステム,オフセットで事前刷りされたチラシにモノクロのバリアブル情報を印字するインクジェットプリントヘッドの「Kodak Prosper S10」の実演,スクリーン印刷などに適する製版システムとしてサーマルフィルム出力が可能な「Kodak Trendsetter NXイメージャ」と「Kodak DITR4401フィルム」を組み合わせたサーマルフィルムシステム,営業効率の向上と顧客サービスの向上を図るWeb to Printソリューション,カーブやICCプロファイルなどのカラー管理に関する要素を一元管理するカラーマネジメントツール「Kodak ColorFlow」ソフトウェア,など。

モリサワ,PAGE展で電子書籍と組版ソフト
 モリサワはPAGE展に次の製品を出展する。電子書籍ソリューション「MCBook」,組版編集システム「MC-B2」「MDS-B2」「MC-Smart」(参考出品),フォント製品「MORISAWA PASSPORT更新専用パック」,カラーデジタルプリンタ「RISAPRESS Color700」。

三菱製紙,PAGE展でプリプレス工程製品
 三菱製紙とダイヤミックはPAGE展に次の製品を出展する。プリプレスワークフローシステム「DIALIBRE・」,Web受注システム(参考出品),サーマルディジプレートシステム「TDP-459」,面付けソフト「FACILIS EZ」「FACILIS Supremo」「FACILIS Obari」。

ビジュアル・プロセッシング・ジャパン,PAGE展にITソリューション
 ビジュアル・プロセッシング・ジャパンはPAGE2011展に次のソリューション製品を出展する。印刷業・製造業・流通業向け「カタログ・チラシのITプロダクションワークフロー」,出版業・印刷業向け「出版物の次世代・IT編集ワークスタイル」,製造業・流通業・出版業・印刷業向け「メディア配信に向けたITブランドマネジメント」,印刷業・写真業・製本業向け「フォトプリントビジネスのITワークフロー」。

GMGジャパン,PAGE展にインクジェット色校正を提案
 ドイツGMG社の日本法人,GMGジャパンはPAGE展に次のソフトウェアを中心に出展する。平均色差1.0以下の色再現と,10・12色インク搭載インクジェットプリンタによるデジタル色校正を処理するソフトのバージョン5.2,カラーマネージメントを行う「ColorServer 4.6」,自動インキ削減機能により印刷プロセス全体の最適化やインキ削減を図る「GMG InkOptimizer 4.6」。
 またGMG社は,世界規模のリモート色校正ネットワークの運用を始めたと発表した。たとえばロンドン-東京の遠距離にある顧客に国際宅配便などを使わず校了プルーフを短時間で届けることができる。

Quark,iPad向けパブリッシングを発表
 Quark社は1月21日,iPad向け出版に関わる「Quark Publishing System」のモジュールとして,大手・中堅企業向け編集ワークフロー向けシステム「App Studio for Quark Publishing System」の提供を始めると発表した。社内出版部門が独自のiPadアプリをコスト効率よく作成および公開できる。またデジタル出版物の制作をデザイナーが管理できる。

MDDクリエイティブ,3DCGソフト群を拡充
 MDDクリエイティブはこのたび,2010年4月に発売した3DCG製作ソフト「モノサツ3D」を利用者の目的別に合わせて提供する。無償入門版やパッケージデザイナー向け,3DCGでの物撮り向け,プロ向けなど6種類で,価格帯もそれぞれに応じて設定した。また,オリジナル形状の商品を3Dモデルにしたり,デザイン画像から3DCGの商品カットを作成するサービスも始める。

総北海ベストプライスプレス,「全日本学校ポスターコンテスト」受賞作を発表
 総北海ベストプライスプレスは1月20日,同社が主催する「第6回全日本学校ポスターコンテスト」の受賞作品を発表した。応募作103点から13点が入賞し,グランプリは東京製菓学校,準グランプリは宇都宮アート&スポーツ専門学校が受賞した。
 そのほか,きもと賞を東京学館浦安高校,富士フイルムGS賞を宮城県柴田農林高校,日本紙通商賞を北海道檜山北高校,サカタインクス賞を新潟デザイン専門学校,フジゼロックス賞を熊本大学,DIC賞を北海道芦別高校,光文堂賞を倉敷市立短期大学,ハイデルベルグ賞を島根県立三刀屋高校が受賞した。

光文堂,恒例の機材展開催
 光文堂は1月21日・22日,名古屋市吹上ホールで恒例の機材展を開催した。69社のメーカー・ディーラー,および「コレボレーション展」として28社の印刷会社が出展し,自社の独自技術や魅力製品を提案した。光文堂は,シール・ラベル用デジタル印刷機をはじめ5点の新製品を中心に自社独自の製品を実演・展示した。(週刊『印刷雑誌』1月11日号,月刊『印刷雑誌』3月号〈2月21日発行〉参照)

全国青年印刷人協議会,2月5日に横浜で全国協議会
 全国青年印刷人協議会は2月5日,「第24回全国協議会」をパシフィコ横浜で開く。CSRに関する討論などを予定。

日本印刷技術協会,印刷経営の夢を語る
 日本印刷技術協会は地域会員の活性化を図る活動を行っており,1月21日にホテル名古屋で「“夢”が企業を進化させる!」をテーマに講演会を開いた。「印刷メディアは私のキャンパスだ!:地域メディアが日本を元気にする」のテーマで共栄印刷の堀井清孝社長から,東京での営業は大変好調だったが後に価格の叩きあいになり止めたこと,38歳で父親から会社を引き継いだときの苦労,地域雑誌『やまとびと』発行,地域に根をはりいろいろな人と関わっていく姿勢を聞いた。また「夢の実現に向けて今何をすべきか:30〜40歳代のパワーが企業を変える」のテーマで,丸和印刷 鳥原久資社長,プリ・テックグループ高井昭弘代表,アサプリホールディングス松岡祐司社長,金羊社 浅野健社長,共栄印刷 堀井清孝社長による討論会も行った。

日本印刷技術協会,公益法人へ
 日本印刷技術協会は1月20日,臨時総会を行い,「公益社団法人」になることを決めた。

印刷工業会商業印刷部会,新年交歓会開催
 印刷工業会商業印刷部会は1月20日,東京・青山の明治記念館で120人の参加で講演会とともに新年交歓会を開いた。「私とゴルフ」と題しゴルフ解説者の村口史子氏からプロゴルファーのエピソードを聞き,またレッスンも受けた。柳井健部会長は「今年の我々の部会のスローガン「たゆまぬ変格で,未来をつくる商業印刷」のもと,昨年に劣らず活動していきたい」と挨拶した。

全国グラビアなど,新年交歓会開催
 全国グラビア協同組合連合会,関東グラビア協同組合,関東プラスチック印刷協同組合は1月21日,東京・紀尾井町のホテルニューオータニで新年賀詞交歓会を催した。出席者200人。田口薫会長は,現在の不況を10年に1度のチャンスと捉え,価格破壊のない利益あるビジネスを行っていきたいと挨拶した。また全国グラビア協同組合連合会45周年の記念式典が6月29日に開催されることも話した。

日本印刷産業機械工業会,年始会を開催
 日本印刷産業機械工業会は1月21日,芝公園の東京プリンスホテルで355人の参加で年始会を催した。小森善治会長は「ISO/TC130,JapanColor認証制度,調査研究の3事業を中心に4月から一般社団法人として活動していく予定である」と話したほか,9月に開かれるIGAS展ではグローバルプリントの会長国として,会議を行っていくと述べた。

印刷インキ工業会,新年会開催
 印刷インキ工業会は1月17日,上野精養軒で130人の参加で新年会を催した。同工業会の佐久間国雄会長は「我々はコア技術をベースに新しい市場も作り,製品開発に活路を見出そう。会員各社にCO2排出量の実態調査を行う。NL規制改訂版を夏に予定している」と挨拶した。

ネプコンジャパン,印刷会社も出展
 電子機器分野での微細加工技術の複合展「ネプコンジャパン」が1月19日〜21日,東京ビッグサイトで開かれた。印刷会社では大日本印刷のほか共同印刷が吸湿・吸着機能フィルムやコバルト未使用の湿度表示材料,竹田印刷がガラス・金属の各マスクやスクリーンマスクを展示した。また,桜井グラフィックシステムズは,見当合わせ用のカメラも搭載したシリンダ型スクリーン印刷機による微細加工を提案した。

東洋インキ製造,各分野の新製品を発表
 東洋インキ製造は1月20日,有楽町の東京国際フォーラムで製品発表会を催した。「くらし・ヘルスケア」「情報・通信」「高精鮮・印刷」「エネルギー・環境調和」の4つの分野で展示し,製品事例や印刷見本などとともに紹介した。印刷インキでは従来より約20%使用量を低減できる高濃度新聞インキ「ヴァンテアンエコー リオ」や高感度UVシステム対応「カレイド」インキのほか,バイオエタノールを利用したインキ製品開発への方向性について提案した。

東洋インキ製造,持株会社制をスタート
 東洋インキ製造(株)(佐久間国雄社長)は4月1日に商号を「東洋インキSCホールディングス(株)」に変更する。1月17日の取締役会で代表取締役会長に佐久間国雄,同社長に北川克己の両氏が内定した。同社は持株会社となり,「東洋インキ(株)」(佐久間国雄会長,山崎克己社長)と「トーヨーケム(株)」(佐久間国雄会長,柏岡元彦社長)の2社を新設する。

三菱製紙,面付けソフトの特価キャンペーン
 三菱製紙とダイヤミックは,2月1日〜3月25日受注分の期間で面付けソフト2種を特価販売する。それぞれ新規購入の場合で「FACILIS Supremo」(120万円)を68万円,大貼りソフト「FACILIS Obari」(100万円)を77万7000円で販売する。

明日,エコ印刷セミナー開催
 サステイナブル・デザイン研究所とコムデザインは,1月25日に東京・水道橋のコムデザインで,環境に配慮した印刷に関心のある中小印刷企業の営業担当者や環境管理責任者,印刷物発注担当者やデザイナー,企画・制作会社,広告代理店などを対象に環境に関してのセミナーを開く。参加費1万5000円。
http://www.csd-e.com/index.php?go=oZaA8v

1月26日,出版ビジネススクールが電子書籍セミナー
 出版ビジネススクールは1月26日に,東京・神保町の岩波セミナールームで電子書籍の展望についてセミナーを開く。ボイジャーの萩野正昭社長とグーグルの佐藤陽一氏を講師に,電子出版の歴史やグーグルの電子書籍展開について話す。参加費7000円。
http://skc.index.ne.jp

1月28日,CD勉強会で新しい面測色技術の勉強会
 千葉大学の旧印刷関係の学科のOBを中心に活動しているCD勉強会は1月28日,東京の八丁堀区民館で勉強会を催す。「世界初・印刷物の絵柄画像の面測色技術」についてCCエンジニアリングの木島明良氏が技術解説する。参加費1000円。問合せは印刷学会出版部(電話03-3555-7911)。

2月9日,日本出版学会が電子出版の動向と出版者の権利の報告
 日本出版学会は2月9日,東京・水道橋の日本大学法学部で出版流通研究部会・著作権研究部会の合同部会を開く。電子出版の動向と出版者の権利・新しい出版契約について,日本書籍出版協会の「」樋口清一事務局長が報告する。参加費は,会員と学生は無料,会員外500円。
http://www.shuppan.jp/yotei/368--2918302030.html

2月9日〜12日,カメラと写真映像の情報発信イベントCP+開催
 総合カメラ映像展「CP+」(シーピープラス)が2月9日〜12日,パシフィコ横浜で催される。主催はカメラ映像機器工業会。入場料は,Web事前登録入場無料,当日1000円,学生無料。
http://www.cpplus.jp/

2月22日〜3月25日,G8で「亀倉雄策賞の作家たち1999-2010」展
 東京・銀座のクリエイションギャラリーG8は2月22日〜3月25日,「亀倉雄策賞の作家たち1999-2010」展を開く。1999〜2010年にグラフィックデザイン賞の「亀倉雄策賞」を受賞した11人の受賞作と近作,「亀倉雄策国際賞」を受賞した海外作家4人の作品を紹介する。3月4日と11日には,予約制で入場無料のトークショーも行う。
http://rcc.recruit.co.jp/g8/index.html

2月25日,日本印刷学会西部支部がデジタル印刷とオフセット印刷のセミナー
 日本印刷学会西部支部は2月25日,大阪・大国町のモリサワで「時代が求める印刷技術講習会その2:ディジタルプレスとオフセット印刷の将来を探る」を開く。鈴木美術印刷,東洋紙業高速印刷,西川コミュニケーションズの専門家が講演予定。参加費は,会員4000円,非会員7000円。
http://www.jspst.org/seibu.jspst.org/index.html

2月28日〜3月24日,ガーディアン・ガーデンが「1_WALL」展を開催
 東京・銀座のガーディアン・ガーデンは6人のグラフィック作家が個展開催の権利をかけて作品を発表する「1_WALL」展を開く。3月10日には,グランプリを決定する最終審査も公開する。
http://rcc.recruit.co.jp/gg/index.html

プレミアムインセンティブショー,4月6日〜8日にビッグサイトで
 「第43回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー春2011」が4月6日〜8日,東京ビッグサイトで開催される。主催はビジネスガイド社。入場無料(事前登録制)。
http://www.pishow.com/43pi/

日本出版学会,5月14日に明治学院大学で春季研究発表会開催
 日本出版学会は5月14日,明治学院大学白金キャンパスで春季研究発表会を行う。

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月刊『印刷雑誌』2月号が1月20日に発売。今月号の特集は「紙器印刷の基礎と応用」で,内容は「意匠性を高める資材,利益確保につながる環境経営,加工技術・UVで差別化を図る,厚紙にも対応する省電力UVシステム,言葉にならない価値を伝える」。そのほか,「国内外新聞ビジネスの今と将来像」,「食材表示で食のUDを目指す」など。B5判カラー,80ページ。定価1470円。書店でも購入できます。

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週刊『印刷雑誌』2巻3号
2011年1月24日発行
編集長兼発行人:中村幹
発行所:株式会社印刷学会出版部

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