商品名 | 電子書籍は本の夢を見るか–本の未来と印刷の行方– | 編著者 | 中西秀彦 著 |
発行元 | 印刷学会出版部 | ||
定価 | 1,600 円+税 | ||
内容紹介 | 20年前には夢物語だった。 SF・近未来の世界がついにやってきた。 スマートフォン、タブレットPC、TV会議、バーチャルアイドル、電子書籍…。 高速インターネットで、便利に豊かに回る社会。 その一方で、二千年以上人間とともにあり、その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。 本の歴史とICT技術の発展の、双方を見つめ続けてきた著者が、老舗印刷会社の経営者として、研究者として、パソコンマニアとして、父親として、愛読書家として、「本」と印刷、そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。 | ||
目次/他 | 第一章 人間と本 「本」ってなに 大震災の少年ジャンプ 三代の文学全集 二年目の電子書籍抵抗勢力 本を処分する 本の解剖学 紙の復権 第二章 コンピュータで情報を読む デジタル時代の本のかたち CD–ROMの登場 すべてはインターネットへ そして電子書籍 電子書籍の作り方 電子書籍で『我、電子書籍の抵抗勢力たらんと欲す』を出す iPadブーム iPadの実用性 画面は横長、紙面は縦長 電子書籍と明朝体 電子マンガの次巻はまだか 日本語オンラインジャーナルを目指して PDFではなぜだめか 若旦那の電子書籍二年 電子出版EXPOに見る印刷屋の未来 第三章 インターネットと人間 ICTで便利な世の中 日曜研究者はネットで 今日からスマホ 次はフェイスブック 四年目のパソコン ベッドサイドのタブレット交替 どこでもコンピュータ 大人になったIT少年 スカイプでTV会議 かみたのみの終焉 電子式年遷宮挙行 方眼紙エクセル 初音ミクを知っていますか 第四章 本の未来をめぐる攻防 本づくりの歴史 私は印刷業を生業とする家に生まれた 活版の時代 写植とモノタイプ 月面着陸と電子組版 私の個人的体験 電算写植からさらにDTP、電子書籍へ 活版博物館から モノタイプを知っていますか 寅さんとタコ社長 マッキントッシュ三〇年 IVSで漢字コード問題は終わるか CTP三代目 オフセットの搬出 ドルッパへ行こう 印刷機メーカーさんへ 本はまず機械が読む たかが名刺されど名刺 「紙の」校正 卵の殻 業態変革という名の空中戦 私が前進しているのである | ||
体裁 | IT・デジタル 四六判 216ページ | ||
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